DPReviewが「NIKKOR Z 28mm f/2.8 SE」の作例を公開

2021年7月8日

DPReviewがニコン「NIKKOR Z 28mm f/2.8（Special Edition）」とZ 7を組み合わせて撮影した作例を公開。色収差は少し残っていますが、解像性能や逆光耐性、そしてボケはなかなか良さそうに見えます。

DPReview：Nikon NIKKOR Z 28mm F2.8 (SE) sample gallery

NIKKOR Z 28mm F2.8 (SE)は、ニコンのZシステム用のコンパクトな広角単焦点レンズだ。

ニコンが「速い、楽しい、手頃な価格」と謳うこの新しい28mmは、フルサイズFXレンズであり、高解像度のニコンZ 7およびZ 7IIに装着して、その性能を確認した。また、APS-Cフォーマットの新機種「Z fc」では42mm相当の画角となる（この組み合わせでのサンプルはこちら）。

光学系は7群8枚、フォーカスは二つのステッピングモーターを採用している。本レンズは、光学的に同一のレンズ（SEではない）が今年の後半に発売される予定だ。

小型軽量な28mm広角単焦点レンズですね。Z fcのキットレンズですが、フルサイズ対応のため、Z 7やZ 6、Z 5と組み合わせて利用することも出来ます。4500万画素の高解像なZ 7と組み合わせても良好な解像性能を発揮しているように見えますが、周辺部は倍率色収差などの影響で少しソフトな描写。（ただし、解像性能は良好に見えます。コントラストがやや低い）
コーティングについて公式は特に言及していませんが、逆光耐性は良好みたいですね。強い逆光シーンでもフレアやゴーストが少ない。
ボケが大きくなるスペックでは無いものの、接写した際の後ボケは滑らかで、玉ボケは綺麗な描写。ただし、接写時のピント面は球面収差が強くなるのか少しソフトで低コントラスト。

ニコン「NIKKOR Z 28mm f/2.8」交換レンズデータベース