2024年12月5日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開。特殊な形状のレンズを使用したフルサーズミラーレス向けの「85mm F1.8」を想定した光学系を複数掲載しています。かなりコンパクトな85mm F1.8ですね。
概要
- 【公開番号】P2024168979
- 【公開日】2024-12-05
- 【発明の名称】光学系およびそれを有する撮像装置
- 【出願日】2023-05-25
- 【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社- 【課題】 小型かつ大口径でありながら高い光学性能を有する光学系を提供する。
- 【背景技術】
【0002】
近年、CCDやCMOSセンサ等の固体撮像素子の多画素化により、デジタルスチルカメラやビデオカメラに用いられる光学系には高い光学性能を有することが望まれている。また、ボケ味を活かした撮影を行うために大口径な光学系が求められている。さらに、撮像装置の小型化のために光学全長を短縮した光学系が求められている。- 【0006】
そこで本発明は、高い光学性能を有する光学系であって、小型で大口径な光学系を提供することを目的とする。実施例1
- 焦点距離:85.00
- F値:1.85
- 半画角:14.28
- 像高:21.64
- 全長:78.50
- バックフォーカス:16.65
キヤノンRFマウントには既に「RF85mm F2 Macro IS STM」が存在しますが、より一般的な「85mm F1.8」を検討しているのでしょうか。特許出願では、比較的シンプルな光学系の後群に特殊な形状(いわゆるカモメレンズ)を使用した85mm F1.8の実施例を複数掲載。
バックフォーカスが短いミラーレス向けの光学系で、かつ光学系の全長を抑えたコンパクトなレンズとなりそうです。手頃な価格の「RF50mm F1.8 STM」「RF16mm F2.8 STM」に連なるレンズとなるのかもしれませんね。もちろん、特許出願だけで将来のレンズが確定するわけではありません。過度な期待は禁物。
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