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タムロン 20-40mm F/2.8 Di III VXD レビューVol.6 周辺減光・逆光編

タムロン「20-40mm F/2.8 Di III VXD」のレビュー第六弾を公開。今回はピント位置による周辺減光の影響や光源の配置で逆光耐性がどのように変化するのかチェックしています。

20-40mm F/2.8 Di III VXDのレビュー一覧

周辺減光

周辺減光とは?

周辺減光とは読んで字のごとく。フレーム周辺部で発生する不自然な光量落ちを指す。中央領域と比べて光量が少なく、フレーム四隅で露出不足となる傾向。主に大口径レンズや広角レンズで強めの減光が発生する。

ソフトウェアで簡単に補正できる現象だが、露出不足を後処理の補正(増感)でカバーするため、ノイズ発生の原因となる点には注意が必要。特に夜景で高感度を使う場合はノイズが強く現れる可能性あり。

20mm

最短撮影距離

一般的に最短撮影距離は無限遠と比べて周辺減光が緩和する傾向がありますが、このレンズは最短撮影距離でもF2.8で目立つ周辺減光が発生します。絞ると改善しますが、完璧には解消せず、F4以降は絞ってもほとんど変化がありません。気になる場合はソフトウェアによる補正が必須となります。小型軽量な広角大口径ズームの代償と言える部分かもしれません。

無限遠

最短撮影距離と同程度の目立つ周辺減光が発生します。面白いことに、絞るった際は最短撮影距離よりも周辺減光の影響が少なくなっています。

28mm

最短撮影距離

広角端20mmと比べると周辺減光の影響が穏やかとなります。F4まで絞るとわずかに改善しますが、それ以降はほとんど同じ。

無限遠

最短撮影距離と比べると周辺減光が僅かに強くなります。

40mm

最短撮影距離

望遠端40mmは周辺減光が強くなるかと思いきや、このズームレンズでは減光が最も穏やかな焦点距離となります。F4まで絞ると影響はほぼ解消可能。

無限遠

最短撮影距離と同程度で、特に大きな変化はありません。

逆光耐性・光条

20mm

強い光源を正面から受けると、フレアはよく抑えられているものの、いくつものゴーストが発生します。極端に悪目立ちするゴーストではありませんが、状況によっては被写体を邪魔する不自然な描写となってしまう可能性あり。さらに、絞るとゴーストが収束してやや目立つ描写となります。

光源をフレーム隅まで移動した場合にも複数のゴーストが発生します。これらを回避したいのであれば、光源をフレームから外れるように調整しなければなりません。さらに、絞ると目立つゴーストが発生するので絞りすぎに注意。

40mm

20mmとは打って変わって40mmではゴースト・フレアともによく抑えられています。影響が皆無とは言いませんが、フレアやゴーストが目立ちやすい環境でも良好な結果。

フレーム隅の光源も完璧とは言えないものの、良好な結果を期待できます。

光条

F11付近からシャープな光条へと変化します。回折とのバランスを考慮するのであればF16あたりがベスト。

今回のまとめ

広角端~中間では周辺減光が少し目立つものの、40mmを常用するのであれば周辺減光はあまり気になりません。カメラや現像ソフトでの補正も比較的簡単な問題であるため、過度に心配する必要はなさそう。

逆光はテスト環境だとゴーストがやや目立つ傾向が見られたものの、実写でゴーストやフレアが問題と感じるシーンはそう多くありません。ただし、広角側でゴーストが大量に発生する可能性があり、強い光源が多いライブ会場などで使用すると影響を受けやすいかもしれません。

購入早見表

20-40mm F/2.8 Di III VXD
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作例

オリジナルデータはFlickrにて公開

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