シグマのフルサイズミラーレス用交換レンズ「24-70mm F2.8 DG DN」レビューページにフォーカステストの結果を追加しました。
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オートフォーカス
フォーカス速度
非常に高速で、大部分の用途で満足のいくフォーカス速度。
広角24mmは接写性能が高く、ピント移動距離が長いにも関わらず無限遠まで快適なスピードを実現しているようです。70mm時は合焦まで少し遅くなるものの依然として良好なフォーカススピードを維持しています。
レスポンス・スピード共に良好なので、シグマの一眼レフ用レンズと比べて「かなり速くなった」と感じるはず。C-AF時の反応も良く、目に付く遅延はありません。
作動音は非常に静かで、ほぼノイズフリー。動き始めに極僅かな音がするくらい。また、フォーカスブリージング(ピント移動に伴う画角の変化)も極僅かで目立ちません。
顔検出
リアルタイム顔・瞳検出は良好に動作します。眼鏡や帽子を装着すると反応が鈍るものの、これはレンズと言うよりカメラ側の問題。
実写でも屋内で動き回る子供に快適なフォーカスが可能でした。
低照度
正直なところ、イルミネーションのような環境で開放F値「F2.8」がそもそも厳しい。とは思うものの、まずまず快適に動作します。AF-Sはピントが迷いがちとなるものの、AF-Cの場合は思いのほか素早く合焦可能。
実写
α7 IIIとの組み合わせで実写でも軽快なオートフォーカスと感じます。極まれにピントを外すことがあるものの、カメラ側の性能の問題という印象。初速が速く、レスポンスも良いのでピントを外しても復帰は高速。
雑感
一眼レフのシグマ製レンズは「ピントが・AF速度が」と言われていた時期もありました。しかし、このミラーレス用レンズは純正レンズと遜色なく、これと言って非難すべきポイントがありません。
既にタムロン「28-75mm F/2.8 Di III RXD」を手放しているので実際に比較は出来ませんが、タムロンよりフォーカススピードは速いように感じます。
敢えて言えば、マクロ距離で四隅・周辺部のフォーカスエリアを使ったオートフォーカスは再現性が低下し、ピント精度が不安定となります。これは四隅の残存収差が多く、コントラストがハッキリとしていないためと推測。接写時に四隅へピントを合わせたい時はマニュアルフォーカスやDMFで対応するのがおススメです。
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