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シグマ 30mm F1.4 DC DN|Contemporary 交換レンズデータベース

このページでは一眼カメラ用交換レンズ「30mm F1.4 DC DN|Contemporary」の情報を収集しています。

更新情報

データベース

購入早見表

30mm F1.4 DC DN Sony E
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30mm F1.4 DC DN Nikon Z
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30mm F1.4 DC DN MFT
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30mm F1.4 DC DN EF-M
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30mm F1.4 DC DN Leica L
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30mm F1.4 DC DN Fuji X
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FRONT CAP LCF III 52mm
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レンズフード LH586-01
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フィルター購入早見表
プロテクト C-PL ND ソフト
X-CAP

レンズデータ

レンズ仕様

レンズ構成 7群9枚
最小絞り F16
フィルターサイズ φ52?
画角 (DC) 50.7°
最短撮影距離 30cm
最大径 × 全長 φ64.8mm × 73.3mm
絞り羽根枚数 9枚 (円形絞り)
最大倍率 1:7
重さ 265g

MTFチャート

sigma-30-f14-dn-mft

レンズ構成図

sigma-30-f14-dn-lens

紹介

開放F値がF1.4と大口径な割に初値価格からお手頃な値段で登場したシグマのComtenporaryラインのレンズ。19mm・30mm・60mmのDNシリーズに続いて4つ目となるミラーレス用『DNシリーズ』。

マイクロフォーサーズでは純正からお手頃な価格で出ている中望遠『45mmF1.8』『42.5mmF1.7』や標準『25mmF1.8』『25mmF1.7』の間隙を縫うようにして現れた絶妙なスペック。さらにソニーEマウントでは競合レンズがフルサイズという事もあり、αEマウントユーザーの大口径標準レンズの第1選択肢になり得る存在だ。

ComtenporaryラインはAPS-Cサイズのレンズに多く、価格も手頃で画質にも定評のあるレンズが多いシリーズ。このレンズも例に漏れず「Artラインに匹敵する高画質」とシグマさんご自身が豪語しています。

シグマは4,600万画素のFoveonダイレクトイメージセンサーを用いたMTF測定器「A1」を使った独自の高周波成分の検査を行っている。現在マイクロフォーサーズの有効画素は多くても2000万画素クラスで、普及機で1600万画素クラス。解像度は十分に見込めると思って間違いないだろう。ソニー機においても現在の最高画素は2400万画素。
(ちなみにA1の「A」は「会津=シグマ本社の所在地」の意。さすがメイドインジャパンのシグマ)

関連レンズ

関連記事

海外の評価

CAMERA LABS

  • このレンズはAPS-Cミラーレス用に設計された標準単焦点レンズだ。ソニーE・キヤノンEF-M・マイクロフォーサーズマウントに対応している。追加料金でマウントを変更することも可能だ。
  • 他にも「16mm F1.4 DC DN」「56mm F1.4 DC DN」が存在する。
  • キヤノンには「EF-M32mm F1.4 STM」が存在する。シグマより高価だが少し小さい選択肢だ。
  • キヤノンEF-Mマウント用はマウント部に簡易防滴用のシーリングが施されていない(*訳注: 30mm F1.4はどのマウントも無かったはず)。
  • 「DC DN F1.4」シリーズに光学手ぶれ補正は搭載されていない。ボディ内手ぶれ補正を持たないEOS Mシリーズで手ぶれ補正を利用することは出来ない。十分に速いシャッタースピードを維持する必要がある。
  • キヤノン「EF-M32mm F1.4 STM」の開放における四隅はシグマよりも少しシャープだ。像面湾曲もより小さい。ただし、実写で大きな違いは無いだろう。F1.4のシャープネスを重視しない限り、コストパフォーマンスはシグマが良好である。
  • ソニーには「E 35mm F1.8 OSS」「E 30mm F3.5 Macro」が存在する。35mm F1.8は少し暗くなるが、光学手ぶれ補正を備えているので動画撮影に適している。ただし価格はシグマより50%高い。
  • マイクロフォーサーズには多くの競合レンズが存在する。このマウントで30mmは少々使い辛い。明るく手頃な価格の「LUMIX G 25mm/F1.7 ASPH.」がおススメだ。
  • 作例はEOS M6 Mark IIと組み合わせて撮影した。

APS-Cミラーレスユーザーにとってハイクオリティで比較的手ごろな価格の選択肢だ。マイクロフォーサーズユーザーは「LUMIX G 25mm/F1.7 ASPH.」など他に間違いなく説得力のあるレンズが多いものの、ソニーEマウントやキヤノンEF-Mマウントユーザーにはとても魅力的な選択肢となるだろう。

どのマウントに装着しても、フレーム全体でシャープな結果を期待でき、F1.4の浅い被写界深度や静かなオートフォーカスを利用できる。そして多くのF1.4レンズより手頃な価格だ。

キットレンズからのステップアップにおススメできるレンズだ。

CAMERA LABS:Sigma 30mm f1.4 DC DN review - Verdict

Digital Camera World

高性能ながらバーゲンプライス

  • 一眼レフ用「30mm F1.4 DC HSM」に相当するレンズだが、フィルター径が小さく、重量は半分以下だ。キヤノンEOS M・ソニーα6xxx・オリンパスPEN,OM-Dと非常に相性が良い。
  • 最近のシグマレンズで良く採用されている「TSC」素材を外装や内部コンポーネントに使用している。温度変化に強く頑丈な鏡筒だ。
  • キヤノン「EF-M32mm F1.4 STM」と異なり、滑り止め加工の施されたハイクオリティなレンズフードが付属する。
  • ステッピングモーター駆動のため、オートフォーカスはほぼ無音だ。
  • フォーカスリングはバイワイヤ構造のため、フォーカス操作はカメラの電源を入れておく必要がある。とても滑らかな操作で優れた精度である。
  • 耐候性を備えていない。
  • 絞り開放から見事なシャープネスのレンズだ。ボケは滑らかで心地よい。9枚の絞り羽根により、少し絞っても描写を維持している。
  • 絞り開放付近ではボケの色づき、軸上色収差が目に付く。このレンズで唯一の欠点だ。コントラストの高い領域でピント面前後に緑や紫に色ずれが発生する。1段絞るとこの問題は解決する。他の大口径レンズと比べて見劣りする訳では無い。
  • 倍率色収差や樽型の歪曲収差は目立たない。
  • シャープネスは全体的に良好だが、大口径レンズらしく絞り開放付近の四隅が低下している。
  • フレーム端でのみ僅かな倍率色収差を確認することができる。
  • 歪曲収差-2.39%と小さな数値だ。必要に応じてデジタル補正が可能である。

小型軽量で優れたビルドクオリティと汎用性の高い光学性能を備えた高性能単焦点レンズだ。オートフォーカスは高速で画質は全体的に優れている。
唯一の欠点は開放で発生する顕著な軸上色収差である。この価格帯としては素晴らしい価値がある。

キヤノン「EF-M32mm F1.4 STM」の半値で手に入るバーゲンプライスなレンズだ。

Digital Camera World:Sigma 30mm f/1.4 DC DN | C review

Sony Alpha Blog

  • フルサイズ換算で45mmに相当する画角だ。
  • フォーカスリングは大きく使用するのがとても楽しい。
  • レンズは程よいサイズでとても軽量だ。ストリート写真に適している。
  • オートフォーカスは高速で静かである。
  • 30mm F2.8 DNと比較してサイズと重量、価格が2倍で明るさは2段分有利だ。
  • シャープネス:α6000
    ・中央:F1.4でvery good、F2~F8までexcellent、回折はF11から始まる。
    ・隅:F1.4-F2でvery good、F2.8~F8でexcellent、回折はF11から始まる。
    ・結果は優れており、中央から四隅までとても一貫性のある画質だ。30mm F2.8 DNと比べて1グレード高い。
  • 絞り開放では周辺減光が強い。
  • 歪曲はとても強く、動画では目に見える。30mm F2.8 DNよりも遥かに大きい。
  • F1.4で色収差は発生するが、F2.8付近で解消する。
  • フレアは発生しない。
  • ボケはとても良好で30mm F2.8 DNのように騒がしくない。玉ボケは良好で玉ねぎボケの傾向は無い。
  • 発色は良好だ。
  • 動画撮影では素晴らしいボケを得ることが出来るが、建築物の歪曲を補正しきれない。
  • 動画撮影中のAFを最適化するためにはファームウェアVer3へアップデートする必要がある。

30mm F1.4 DC DNは380ユーロで堅実なパフォーマンスのレンズだ。静止画には強いが動画では弱点が露呈する。

長所:一貫性のある優れたシャープネス・コンパクトで比較的軽量・良好な価格設定・高速AF・とても良好なボケ

短所:特に動画で歪曲が目立つ・絞り開放は色収差と周辺減光が目立つ

もしも本レンズの代替を提案するならば…

  • 30mm F2.8 DN:180ユーロでとても良好な性能だがF2.8でボケ量が少ない
  • E 35mm F1.8 OSS:フルサイズで50mmに相当する画角、動画でより良好なパフォーマンスを発揮。
  • Touit 1.8/32:優れたレンズだが高価。

個人的に45mm相当の画角より50mmの画角を重視し、定期的に動画撮影を行うことからE 35mm F1.8 OSSをチョイスする。

Lenstips

MTF50(lpmm) F1.4 F2 F2.8 F4 F5.6 F8 F11 F16
MFT用 中央 54 75 83 84 71 65 54 43
MFT用 四隅 45 53 59 64 56 55 49 39

Photography Brog

  • F1.4の大口径レンズにしては非常にコンパクト。
  • 金属とTSC(ポリカーボネート)製のレンズは手頃な値段にして素晴らしいクオリティだ。
  • フォーカスリングは幅広く、MF操作を容易にしている。フルタイムマニュアルが可能だ。しかし、無限遠に設定する場合に設定する場合にはやや難しくなっている。
  • フィルター枠は52mmでフォーカシングにより回転しない為、C-PLフィルターが使いやすい。
  • フォーカシング速度は早く信頼出来るものだ。α7RIIに取り付けた所被写体を捕捉するのに0.2秒ほど。
  • ステッピングモーターによる駆動は静音性が高く、動画にも使用出来る。
  • 我々の作例でいくつもの紫や青のカラーフリンジを確認出来る。これはこのレンズにおける弱点の一つだ。ただし、F2まで絞ると解消する。
  • 周辺減光はF4まで絞る事で解消する。
  • マクロレンズでは無いものの、十分な接写能力を持っている。
  • ボケは綺麗で素晴らしい。
  • 解像度についてはコチラを参照
  • F2で中央は素晴らしくシャープであり、周辺部を含めF4まで絞る事で許容範囲となる。
  • 積極的にF1.4を使うにはやや画質面で不安が残るものの、全体的に見ると十分考慮する事が出来るレンズだ

更新履歴

  • 2016.12.5:Flickr作例を追加
  • 2016.10.13:dpreview MFT reviewを追加
  • 2016.6.27更新:DxOMarkスコアレビュー・デジカメinfoによる抄訳追加

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