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噂されているキヤノンの新しいRFレンズについて考える

Canon rumorsが「CR1」と低い格付けながら、2020年に登場しそうなキヤノンRFレンズの噂情報を発信していますね。そこで今回は噂情報を過去の特許出願などを考慮しながら的中率を予想してみたいと思います。

事実

開発発表・発表済みの情報

  • RF24-105mm F4-7.1 IS STM
  • RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
  • エクステンダー RF1.4×
  • エクステンダー RF2×
  • 他5本

キヤノンは「EOS R5」の開発発表と共に、「2020年に計9本のレンズ」を計画していると発表しています。そのうち「RF24-105mm F4-7.1 IS STM」は既に予約販売が開始され、4月発売予定。そして超望遠ズームとエクステンダー2つを公開していますね。残る5本のレンズは正体を明かしていません。

ちなみにキヤノンは海外の認証機関に計8本の未発表レンズを登録しています。

  • SKU:3450C005:交換レンズ
  • SKU:3792C005:交換レンズ
  • SKU:3986C005:交換レンズ
  • SKU:3987C005:交換レンズ
  • SKU:4111C005:交換レンズ
  • SKU:4112C005:交換レンズ
  • SKU:4113C005:交換レンズ
  • SKU:4114C005:交換レンズ

この中に「RF24-105mm F4-7.1 IS STM」が含まれているのか不明ですが、2020年内の発売を目指して水面下で動いているのは確かな模様。

参考:現行のRFマウントレンズ

24mmより広い画角をカバーするレンズが「RF15-35mm F2.8L IS USM」しか存在しないことを考慮すると、広角ズーム・広角単焦点の拡充は急務。
標準域のズームレンズが充実したので、次は広角か望遠のはず。
既にF2.8ズームは完成しているので、出来れば手頃な価格のF4ズームをお願いしたいところ…。

安い単焦点レンズが「RF35mm F1.8 Macro IS STM」しか無いので、手ごろな28mmや50mmは早めに投入して欲しいですねえ。とは言え、RF35mm F1.8で割と満足出来てしまうのも事実。最初に35mm F1.8を投入したキヤノンは流石としか言いようがない。

今回噂されたRFレンズ

Canon rumors:Are these the 7 RF lenses Canon will be announcing in 2020? [CR1]

2020年登場のRFレンズについてロードマップを受け取った。これらは裏付けが取れていないが、近いうちに追加情報を得たいと思っている。

  • RF 24-105mm F4-7.1 IS STM (発表済)
  • RF 100-500mm F4.5-7.1L IS USM (発表済)
  • RF 10-24mm F4L USM
  • RF 35mm F1.2L USM
  • RF 50mm F1.8 MACRO IS STM
  • RF 85mm F1.8 IS STM
  • RF 70-135mm f/2L USM
  • RF 1.4x Extender (発表済)
  • RF 2.0x Extender (発表済)

このリストには以前から噂されているDO超望遠レンズやパンケーキレンズが含まれていない。このため、裏付けが取れるまで格付けの低い情報と割り引いて考えて欲しい。

とのこと。
ちなみに今回の噂でロードマップに入らなかったレンズとして「安価なパンケーキレンズ(2020年前半)」「RF500mm F4 IS USM」が存在。このパンケーキレンズは「CR3」と非常に高い格付けの情報として発信しており、登場する確率が高いと言われています。

他にも「RF24mm F1.4」「RF135mm F1.8」と言った噂も過去にありました。

考察

RF 10-24mm F4L USM

ニコン「NIKKOR Z 14-30mm f/4 S」やソニー「FE 12-24mm F4 G」の存在を考えると、キヤノンが何らかの対抗レンズを考えていたとしてもおかしくありません。特に広角レンズはミラーレス化で設計の自由度が高くなっているので期待したいところ。

広角10mmをカバーするズームレンズは既にVenus Opticsが「Laowa 10-18mm F4.5-5.6 FE ZOOM」としてリリースしています。Eマウントより大口径のRFマウントで出来ないことは無いでしょう。

実際に「10-24mm F4」の実施例を含めたキヤノンの特許出願が公開されています。噂されたレンズロードマップがこの特許出願をネタにしている可能性あり。

他にも「RF15-35mm F4」「RF17-34mm F4-5.6」など現実的なズームレンジの特許出願も存在します。個人的に「10-24mm」より先に「15-35mm F4」を投入するのが先だと思うのです。それにF2ズーム繋がりで「RF14-28mm F2」の実施例を持つ特許出願もあります。「10-24mm」が登場するとしてもまだ先のことかなと…。

しかしまあ、RFマウントの可能性を示すのであれば、「10-24mm」登場も理解できます。物凄く高価なレンズとなりそうですが…。

RF 35mm F1.2L USM

「35mm F1.4」の特許出願は過去にありましたが、「F1.2」は見たことがありません。しかし、50mm・85mmのF1.2Lを既に投入しているので可能性は否定できません。むしろ可能性が高いように感じます。

RF50mm F1.2L USM」が2018年、「RF85mm F1.2L USM」が2019年、と考えると1年に1本「F1.2L」の投入を考えていたりして。

RF 50mm F1.8 MACRO IS STM

個人的にこのレンズは可能性が高いと予想。Canon rumorsは「CR3」の情報として「2020年後半に登場」と発信しています。ただし、「IS MACRO」となるのかは不明。

RF35mm F1.8 Macro IS STM」と同じコンセプトで50mmの実施例が過去の特許出願に含まれています。レンズ繰り出し式でフォーカス速度は期待できないものの、接写でも高い光学性能を期待できそうです。

他にもよりシンプルなレンズ構成の「50mm F1.8」を含めた特許出願が存在。個人的にはハーフマクロの50mm F1.8を見てみたい気もしますが、「EF50mm F1.8 STM」に相当する戦略的な撒き餌レンズの登場も捨てきれません。キヤノンならどちらだ?

RF 85mm F1.8 IS STM

今のところ特許出願で似たようなレンズの実施例はありません。

ありそうだけど、無い。
85mmの実施例は「F1.2L」を目指したと思われる大口径レンズばかりであり、ほどよい口径の実施例は見たことが無いのです。
100mm F1.4・135mm F1.8の特許出願は過去に存在します。

RF 70-135mm f/2L USM

2018年に「90-130mm F2」「70-120mm F2」の特許出願が公開されています。「RF28-70mm F2L USM」の繋がりを考えると「70-120mm F2」が現実的かもしれませんね。噂の「70-135mm F2」に相当する特許は見たことがありません。

パンケーキレンズ

パンケーキと言えるほど薄くはありませんが「35mm F2・35mm F2.8・45mm F2.8」を含めた実施例が存在します。サイズ的にはシグマ「45mm F2.8 DG DN」程度のコンパクトなレンズになりそうですね。この特許出願通りだと、フォーカスは「レンズ繰り出し式」となるので速度は期待できないかも。

コンパクトなミラーレス「EOS RP」と組み合わせる最適なレンズが「RF35mm F1.8」しかないので、小型軽量レンズは急務。(アダプター経由で「EF40mmF2.8 STM」使えば良いのですけども…)

超望遠

既に「RF 100-500mm F4.5-7.1L IS USM」が開発発表されているので、被るような望遠ズームレンズの登場は期待薄。「RF70-400mm F4-5.6」を想定したと思われる実施例が過去にありましたが…無いでしょうねえ…。

単焦点レンズは過去に「300mm F2.8」「400mm F2.8」「600mm F4」「800mm F5.6」でDOレンズを使ったミラーレス向けの実施例が存在します。小型軽量なミラーレス向けの望遠レンズ登場を期待したいですねえ。逆光耐性が気になるところですが、今もキヤノンはDOレンズの改良を模索している模様。ここ最近では逆光耐性を改善する技術を出願しています。

EOS R5登場に合わせて本格的なレンズを投入してくるのか?それとも1D相当と言われているEOS Rが登場する2021年に投入されるのかは不明。

そんなことより、もっと手頃な「RF70-300mm F4-5.6」あたりを商品化して欲しいところ。

まとめ

噂のレンズについて

  • RF 10-24mm F4L USM
    →可能性はゼロじゃないけど、他にも現実的な候補がある
  • RF 35mm F1.2L USM
    →存在を示す証拠は何も無いけど、ありそう
  • RF 50mm F1.8 MACRO IS STM
    →「IS MACRO」は置いておくとして可能性は高い
  • RF 85mm F1.8 IS STM
    →存在を示す証拠は何も無い
  • RF 70-135mm f/2L USM
    →可能性はゼロじゃない
  • パンケーキレンズ
    →小型軽量レンズの可能性は高い
  • 超望遠レンズ
    →登場するとしてもR5以降の可能性高し

「広角ズーム」「50mm F1.8」「小型軽量レンズ(24~50mmの単焦点)」あたりの可能性が高いのじゃないかと予想。
欲を言えば、もっと10万円以下の手頃なレンズを充実して欲しいところ。

参考:ここ最近の気になるキヤノン特許出願

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