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弱点を克服して競争力が高まった|35mm F1.4 DG II

Dustin Abbottが「35mm F1.4 DG II」のレビューを公開。小型軽量化、フォーカスブリージング抑制、近距離でも良好な結果、F1.4から全体的に高解像など高く評価。弱点を克服して完成度が高いレンズとのこと。

Dustin Abbott:Sigma 35mm F1.4 DG II | ART Review

  • 外観:クリーンでエレガントなデザイン。2025年モデルらしい細かな意匠変更が施されている。評価は概ね良好。
  • 構造:フィルター径67mm。マウント部ガスケット、内部シール、前玉コーティングを備え、防塵防滴構造。
  • フード:フードとケースが付属。花型デザインで、ゴム部やリブ付きで着脱しやすい。ロックボタン付き。ただし装着時は円偏光・可変NDフィルターの操作が困難。
  • 携帯性:直径約73mm、長さ約94mm。従来比で大幅な小型化・軽量化を実現し、重量約530gである。同クラスでは軽量な部類。
  • 操作性:絞りリング搭載。クリック切替対応で動画用途にも適する。アイリスロック付き。AF/MFスイッチと2つのカスタムボタンを備え、操作系は非常に充実している。
  • AF:デュアルHLAモーター搭載。合焦は高速かつ正確で、音や違和感はない。Eマウントでは連写制限あり。Lマウントでは高水準の性能。
  • MF:幅広のフォーカスリングで操作性良好。フルタイムMF対応。フォーカスブリージングは35mmレンズの多くより抑制され、動画用途でも優秀。
  • マクロ:最短撮影距離約28cm、最大倍率約0.19倍。近接性能は実用的で、近距離でも高画質である。
  • 手ぶれ補正:記載なし。
  • 解像性能:開放F1.4から中央・周辺ともに高解像。F2.8でさらに向上。コントラストも高く、同クラス最高水準。
  • 像面湾曲:記載なし。
  • ボケ:F2付近で玉ボケはほぼ円形。柔らかく自然な描写で、前後ボケのつながりも良好。
  • 軸上色収差:軽微。
  • 倍率色収差:全く問題ない。
  • 球面収差:記載なし。
  • 歪曲収差:従来よりも僅かな樽型歪曲。軽微な補正で対応可能。
  • 周辺減光:やや強め。補正量は大きいが、プロファイル対応により実用上の問題は少ない。
  • コマ収差:少ない。星像は比較的シャープで、天体撮影にも適する。
  • 逆光耐性:新AACコーティングにより優秀。フレア・ゴーストは少なく、コントラストも高い。
  • 光条:記載なし。
  • 作例集:多数掲載
  • 総評:小型軽量化と高い光学性能を両立した第二世代らしい完成度。AF性能、解像力、操作性はいずれも洗練され、第一世代の弱点を克服。価格面でも競争力が高く、Eマウント・Lマウント双方で主力35mmとして安心して使える一本である。
  • 競合について:ソニーの35mm F1.4 GMは高性能だが高価である。Viltrox LAB 35mm F1.2は大柄で重い。サイズ・性能・価格のバランスでは、本レンズが有利である。シグマの中でも代表的な高完成度モデルである。
  • 備考:パッケージは環境配慮型に変更された。従来の保護性の高いケースは廃止され、簡易ポーチに変更された点は不満である。

Dustin Abbottのレビューによると、第一世代で弱点となっていた部分の多くを克服した完成度の高いレンズとのこと。携帯性はソニーGMに匹敵し、解像性能が高く、近距離での画質低下が抑えられているのは魅力的。前モデルはサイズが大きく、近距離での画質低下が顕著だったので、前モデルからのアップデートとしては魅力的な製品と言えそうです。

欠点として挙げているのは周辺減光とEマウントにおける連写制限のみ。国内での販売価格は「I型」と比べて高くなってしまいましたが、魅力的な35mm F1.4に違いなし。

レンズの情報

シグマ 35mm F1.4 DG II|Art 最新情報まとめ

  • 発売日:2026年4月16日
  • 予約開始日:4月2日(木)10時
  • 希望小売価格:オープンプライス
  • シグマオンラインショップ:169,400円

2026年4月発売のシグマ 35mm F1.4 DG の第二世代。
2021年発売の35mm F1.4 DG DN|Artの後継モデルであり、さらに小型軽量化が図られています。全長は約14%短縮され、重量は約20%削減。2013年発売の一眼レフ用モデルから続く伝統を受け継ぎつつ、ミラーレス時代に適応した改良モデルとして進化。

AFにはデュアルHLA方式を採用し、高速かつ静音で正確なピント合わせを実現。動画撮影時のフォーカスブリージングも抑制されており、静止画・動画の両面で高い実用性を備えています。フローティング方式を採用しているので、近距離でのパフォーマンスが向上している可能性あり。

光学設計は15枚12群構成に刷新され、高精度非球面レンズ、SLDガラスを採用。これにより、軸上色収差などの諸収差を効果的に抑制し、開放F1.4から画面全域で高い解像性能を実現。新たにAAC(Advanced Amorphous Coating)を採用し、ゴーストやフレアの原因となる内部反射を大幅に低減しています。

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レンズの仕様

レンズマウント E / L
対応センサー フルサイズ
焦点距離 35mm
レンズ構成 12群15枚
開放絞り F1.4
最小絞り F16
絞り羽根 11枚
最短撮影距離 0.28m
最大撮影倍率 1:5.4
フィルター径 67mm
手振れ補正 -
テレコン -
コーティング 防汚コート
AAC
サイズ φ73.0mm x 94.0mm
重量 530g
防塵防滴 対応
AF HLA
絞りリング 搭載
その他のコントロール AF/MF
クリック切替
Fnボタン×2
付属品 レンズフード

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