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TTArtisan AF 17mm F1.8 C レンズレビューVol.3 遠景解像編

「TTArtisan AF 17mm F1.8 C」のレビュー第三回 遠景解像編を公開。

おことわり

PERGEARより無償貸与の製品を使用しています。
レビューにあたり金銭の授受や内容への指示は全くないことを冒頭に明記させていただきます。

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簡易的なまとめ

周辺部から隅の間で発生する強めの非点収差には注意が必要。しかし、F8やF11までしっかり絞ることで影響を緩和することができます。F2.8やF4.0では部分的にソフトとなる(中央や隅は良好だが、周辺部の一部だけ描写が甘い)のでおススメしません。

絞り開放付近を使ったAFは周辺エリアのピント合わせが不安定となります(非点収差で像がぼやけているため)。絞った状態でAFを動作させるか、中央でピント合わせをした後に構図を調整したほうが良いかもしれません。

Care should be taken with the pronounced astigmatism that occurs between the periphery and the corners. However, this can be mitigated by stopping down to F8 or F11. I do not recommend using F2.8 or F4.0, as the image becomes soft in places (the centre and corners are sharp, but the rendering is soft in parts of the periphery).
Using autofocus (AF) at or near the maximum aperture results in unstable focusing in the peripheral areas (due to the image being blurred by astigmatism). It may be better to use AF with the aperture stopped down, or to focus on the centre first and then adjust the composition.

*当ブログのレビューは冒頭に断りが無い限り、自費購入となっています。

TTArtisan AF 17mm F1.8 Cのレビュー一覧

遠景解像力

テスト環境

  • 撮影日:2026.05.25 晴れ 無風
  • カメラ:FUJIFILM X-E5
  • 雲台:SIRUI AM324
  • 三脚:アルカスイス Z1+
  • 露出:ISO 160 絞り優先AE
  • RAW:Adobe Camera RAW
  • シャープネスオフ
  • ノイズリダクションオフ
  • レンズ補正オフ

中央

F1.8の細部は少しソフトですが、近距離テストほど球面収差は強くありません。F2.8-4.0で徐々に改善し、F5.6付近でピークの結果。この際は4000万画素のX-E5を使用してもシャープな結果が得られています。(高級レンズほどではありませんが)

周辺

基本的に中央と同じ傾向が続きます。F4.0くらいまで絞ると、細部まで良好な結果。

四隅

部分的に非点収差がかなり強い領域があります。中程度(F4-5.6)の絞りでは改善しないため、F8くらいまで絞ってしまうのがおススメです。

像面湾曲

像面湾曲とは?

ピント面が分かりやすいように加工しています。

中央から四隅かけて、ピントが合う撮影距離が異なることを指しています。例えば、1mの撮影距離において、中央にピントが合っていたとしてもフレームの端では1mの前後に移動している場合に像面湾曲の可能性あり。

最近のレンズで目立つ像面湾曲を残したレンズは少ないものの、近距離では収差が増大して目立つ場合があります。と言っても、近距離でフラット平面の被写体を撮影する機会は少ないと思われ、像面湾曲が残っていたとしても心配する必要はありません。

ただし、無限遠でも影響がある場合は注意が必要。風景など、パンフォーカスを狙いたい場合に、意図せずピンボケが発生してしまう可能性あり。この収差は改善する方法が無いため、F値を大きくして被写界深度を広げるしか問題の回避手段がありません。

参考:ニコン 収差とは

実写で確認

部分的に非点収差の影響は強いものの、遠景における像面湾曲は目立ちません。ただし、近距離では強めの像面湾曲が発生するので注意が必要です。

まとめ

周辺部から隅の間で発生する強めの非点収差には注意が必要。しかし、F8やF11までしっかり絞ることで影響を緩和することができます。F2.8やF4.0では部分的にソフトとなる(中央や隅は良好だが、周辺部の一部だけ描写が甘い)のでおススメしません。

絞り開放付近を使ったAFは周辺エリアのピント合わせが不安定となります(非点収差で像がぼやけているため)。絞った状態でAFを動作させるか、中央でピント合わせをした後に構図を調整したほうが良いかもしれません。

購入早見表

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作例

オリジナルデータはFlickrにて公開

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