このページではキヤノンのフルサイズミラーレス「EOS R」とフルサイズ一眼レフ「EOS 5D Mark IV・6D Mark II」の比較を掲載しています。
Index
更新履歴
- 2018-09-05:正式発表を受けてページを更新中です。
- 2018-09-01:「EOS R」の登場が濃厚となってきたので同社フルサイズ一眼レフとの比較ページを作成しました。EOS Rは現在リークされている情報のみ記載しています。正式発表、もしくは期待できるスペック情報が登場した場合に追記予定。
関連記事
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外観比較
サイズ

| EOS R | 5D4 | 6D2 | |
| 横幅 | 136mm | 150.7mm | 144.0mm |
| 高さ | 98mm | 116.4mm | 110.5mm |
正面
*EOS Rの画像は暫定的なものです
- R
- 5D4
- 6D2
EOS一眼レフに存在する「絞りプレビュー」ボタンはありません。中指と薬指で操作できるボタンが無いのは少し残念と感じる人もいることでしょう。
かく言う私も80Dや6D Mark IIで「サーボ-ワンショット一時切り替え」機能を登録して便利と感じていたので、ボタンが存在しないのは残念です。
背面
- R
- 5D4
- 6D2
背面レイアウトは一眼レフと大きく異なるポイント。EOS 5D Mark IVのようなマルチコントローラーは存在せず、背面のサブ電子ダイヤルは存在しない。
一方でカメラ右肩にクイックコントロールダイヤルが配置され、ファインダー横にはマルチファンクションバーと言う新機構が導入されています。
マルチファンクションバー

左右にスライド、中央をタップと2種類の操作が可能な新しい操作部材が備わっています。
ホワイトバランスやISOなどを素早く設定することが可能となっています。(適用可能な機能は下部の”マルチファンクションバーに登録可能な機能一覧”を参照)
上面
- R
- 5D4
- 6D2
操作性で注目すべきポイントはモードダイヤルが存在しないこと。一眼レフではEOS-1D X系のカメラで似たような操作体系でしたが、他のカメラはダイヤルタイプを採用しています。
クイックコントロールダイヤルはEOS一眼レフではお目にかからないダイヤルですが、EOS M5のダイヤルファンクション+サブ電子ダイヤルと似たデザインとなっています。
MODEボタンとサブモニタ

EOS Rにはモードダイヤルが存在しません。その代わりにMODEボタンが配置され、サブ液晶モニタに表示できるようになっています。右手のみで素早くMODE変更操作が出来るのことは素晴らしいですね。
ニコンの”四葉ボタン”と似ている操作性ですが、液晶モニタ活用することでより視覚的な機能となっているようです。この機能性はNikon Zカメラでこも実現して欲しかったポイント。
スペック比較
センサー・レンズマウント
| R | 5D4 | 6D2 | |
| センサー | 表面照射型 | 表面照射型 | 表面照射型 |
| 有効画素数 | 3030万 | 約3040万画素 | 約2620万画素 |
| ローパスフィルター | ー | あり | あり |
| 手振れ補正 | ー | ー | ー |
| 備考 | DPCMOS | DPCMOS | DPCMOS |
| マウント | RF | EF | EF |
| 内径 | 54mm | 54mm | 54mm |
| フランジバック | 20mm | 44mm | 44mm |
ボディ内手振れ補正無し
ここ最近のトレンドとなっているボディ内手振れ補正は未実装。回転ブレやシフトブレに対応出来るセンサーシフト式の手振れ補正は是非載せるべきだと思うのですが…。
ただし、キヤノンは画像処理エンジンを有効活用しレンズの光学手振れ補正の精度を高めています。ピッチ・ヨーなど光学手振れ補正で対応できる部分のブレはしっかり低減してくれそうですね。
大口径ミラーレスRFマウント
RFシステムはニコンZシステムと同じく54mmと大口径のレンズマウントを採用しています。マウント内径は一眼レフのEFマウントと同じ内径ですが、フランジバックが短いためレンズ設計の自由度は大きく向上していると見て間違いないでしょう。
それを象徴するかのごとく…
などの個性的なスペックのレンズをリリースするようです。「RFマウントではこんなレンズが次々と出てくるのだよ!」とキヤノンが言っているかのようです。
3030万画素センサー

初値40万円超えのEOS 5D Mark IVと同程度のセンサーを搭載しています。
IMAGING RESOURCEは「EOS? 5D Mark IVと同じセンサーを使っている」とまで述べています。従来のEOSシステムよりも高ダイナミックレンジ・高感度ISO耐性を持っていると期待できます。
処理エンジン・記録形式
| R | 5D4 | 6D2 | |
| 画像処理エンジン | DIGIC 8 | DIGIC 6+ | DIGIC 7 |
| RAW出力 | 14bit RAW C-RAW DPRAW |
14bit M-RAW S-RAW DPRAW |
14bit M-RAW S-RAW |
| 記録メディア | SD/HC/XC UHS-II |
CF (UDMA 7) SD/HC/XC (UHS-I) |
SD/HC/XC (UHS-I) |
| 記録メディアスロット | 1 | 2 | 1 |
| 備考 |
最新の画像処理エンジン DIGIC 8

EOS Kiss Mで初導入された最新エンジンがEOS Rにも導入されています。従来の処理エンジンと比べて高画質化・高機能化されています。
特にファイルサイズを圧縮できるC-RAWや処理エンジンの演算能力でレンズの手振れ補正効果を高めるデュアルセンシングISなどが特徴的ですね。
C-RAW・DPRAW対応
EOS 5D Mark IVで初登場したDPRAWとEOS Kiss Mで初登場したC-RAWどちらにも対応。
DPRAWはデュアルピクセルセンサーの特性を活かした個性的なRAWファイルであり、ピント微調整など通常のRAWでは出来ないような後処理が可能となっています。
一方でC-RAWは他社で言うところの圧縮RAW(従来のCR2 RAWはロスレス圧縮)。目新しい機能ではありませんが、ファイルサイズを抑え撮影枚数を増やすことが可能です。
RAWを圧縮することによる画質低下は僅か、もしくは知覚できないようなレベル。実際に私もEOS Kiss MでRAWとC-RAWを撮り比べてみましたが、明確な違いを見出すことは出来ませんでした。特に画質を追求しない限りファイルサイズがコンパクトなC-RAWで問題無いでしょう。
露出制御
| R | 5D4 | 6D2 | |
| 測光方式 | 384分割 | 約15万画素RGB +IR測光 |
7560画素RGB +IR測光 |
| 測光方式 | 評価 部分 スポット 中央部重点平均 |
評価 部分 スポット 中央部重点平均 |
評価 部分 スポット 中央部重点平均 |
| 測光方式 (LV) |
384分割 | 315分割 | 315分割 |
| 測光範囲 | -3?20 | 0?20 | 1?20 |
| ISO感度 | 100-40000 | 100?32000 | 100?40000 |
| 拡張ISO感度 | 50/51200/102400 | 50/51200/102400 | 50/51200/102400 |
| 露出補正 | ±5 | ±5 | ±5 |
| フリッカー低減 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 備考 |
フレキシブルAE EOS R

シャッター速度、絞り、ISOを任意の数値、またはオートに設定できるモード。
言ってしまえばMモードの拡張版みたいなものでしょうか。設定次第でモードを切り替えずに絞り優先AEやシャッター優先AE、ISO優先AEなどに切り替えることが出来るようです。
オートフォーカス
| R | 5D4 | 6D2 | |
| ファインダーAF方式 | DPCMOS AF | 位相差 | 位相差 |
| ライブビューAF方式 | DPCMOS AF | DPCMOS AF | |
| 測距点(位相差) | 5,655配置 | 61点 | 45点 |
| 測距点(コントラスト) | 不明 | 不明 | |
| クロス測距点 | ー | 41点 | 45点 |
| F8対応点 | F11対応 | 61点 | 27点 |
| 測距輝度範囲 ファインダー | -6~18EV (F1.2 レンズ) |
−3?18 | −3?18 |
| 測距輝度範囲 ライブビュー | -6~18EV (F1.2 レンズ) |
-4?18 | -2.5?18 |
| 測距エリア選択モード ファインダー |
顔認識・追従 ・1点 ・領域拡大(十字) ・領域拡大(周囲) ・ゾーン ・ラージゾーン (縦/横) ・瞳AF (AF-S限定) |
スポット 1点 領域拡大(十字) 領域拡大(周囲) ゾーン ラージゾーン 自動選択 |
スポット 1点 ゾーン ラージゾーン 自動選択 |
| 測距エリア選択モード ライブビュー |
顔認識・追従 ・1点 ・領域拡大(十字) ・領域拡大(周囲) ・ゾーン ・ラージゾーン (縦/横) ・瞳AF (AF-S限定) |
顔+追尾優先 ライブ多点 ライブ1点 |
顔+追尾優先 スムーズゾーン ライブ1点 |
| 追従特性 | 被写体追従 速度変化追従 測距点乗り移り |
被写体追従 速度変化追従 測距点乗り移り |
被写体追従 速度変化追従 測距点乗り移り |
| 備考 | タッチパッドAF | EOS iTR AF |
進化した像面位相差AF(デュアルピクセルCMOS AF)

横87×縦65の5655ポジションとなるオートフォーカスシステムを実装。初めは「誤表記か?」と疑ったほど。(ただし、オートでは143分割となる模様。)
さらに低照度AFはF1.2レンズ装着時にEV-6対応となり、肉眼では見えづらい被写体にもオートフォーカスが作動するようです。
基本的に測距エリアは一眼レフを踏襲していますが、新たに「ラージゾーン 横」が追加されています。カバーエリアの広いミラーレスならではのモードと言えるでしょう。
5,655ポジションについて
測距点ではなく「ポジション」であることに注意。
これは他社の像面位相差がイメージセンサーに部分的に埋め込まれているのに対し、1つの画素がそれぞれ位相差センサーの役割を持っている「デュアルピクセルセンサー」だからこそ実現した性能。
全てが位相差センサーとなるため、小刻みに測距エリアを移動させることが可能となっているため、まるでコントラストAFのような柔軟性のあるAFフレーム。まだこの特性を活かしきれている感はありませんが、いずれパナソニックLUMIXのように多彩なAFフレームを使えるようになるかもしれません(LUMIXはコントラスト検出方式のため位相差センサーの概念が無く自由なフレーミングが可能)。
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測距エリア全域でF11対応

なんとEOS Rは広い測距エリア全域でF11光束でもAFに対応しています。これは一眼レフと比べて大きなアドバンテージと言えるでしょう。
暗所に強い像面位相差AF
他社の仕様表と比べて「-6EV対応」と傑出しているように見えますが、使用レンズが「F1.2」であることに注意。他社とレンズの明るさを揃えると、およそ4段強と言ったところでしょうか?
-6EVは少し盛りすぎな気もしますが、十分良好な低照度パフォーマンスを持っていると見て間違いないでしょう。ちなみに一眼レフでデュアルピクセルセンサーを搭載しているEOS 5D Mark IVもー4EV対応のDPAFです。
オートフォーカスエリア比較
- R(イメージ)
- 5D4
- 6D2
シャッター・ドライブ
| R | 5D4 | 6D2 | |
| シャッター速度 | 1/8000?30秒 | 1/8000?30秒 | 1/4000?30秒 |
| 電子シャッター速度 | 1/8000?30秒 | ー | |
| フラッシュ同調速度 | 1/200 | 1/200秒 | 1/180秒 |
| 高速連続撮影 AF-S | ~8コマ/秒 | 7コマ秒 | 6.5コマ秒 |
| 高速連続撮影 AF-C | ~5コマ/秒 | 7コマ秒 | 6.5コマ秒 |
| 連続撮影可能枚数 | ・RAW:34 ・C-RAW:61 |
JPEG:FULL RAW:21枚 RAW+J:16枚 |
JPEG:150枚 RAW:21枚 RAW+J:19枚 |
| 低速限界設定 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 備考 |
連写性能はソニーに劣るものの
サーボAF時の連写速度は5コマ秒と決して速く無い。5D Mark IVは7コマ秒だし、6D Mark IIでも6.5コマ秒で撮影可能。
さらにソニーα7第3世代はメカシャッターで追従10コマ秒連写ができる。ミラーレスで連写を重視しているのであればソニー、もしくはAPS-Cやマイクロフォーサーズを選択肢した方が良いかもしれません。
しかし「5コマ秒で十分」という人ならばバッファ量に問題は無く、快適な連写撮影が楽しめるはず。
ファインダー
| R | 5D4 | 6D2 | |
| 方式 | 0.5型 OLED | プリズム | プリズム |
| 解像度 | 369万dot | 光学式 | 光学式 |
| 視野率 | 100% | 約100% | 約98% |
| アイポイント | 23mm | 約21mm | 約21mm |
| 倍率 | 0.76倍 | 約0.71倍 | 約0.71倍 |
| フォーカシングスクリーン | 固定式 | 固定式 | |
| フレームレート | ー | ー |
モニタ
| R | 5D4 | 6D2 | |
| 形式 | TFTカラー | TFTカラー | TFTカラー |
| 解像度 | 210万ドット | 約162万ドット | 約104万ドット |
| サイズ | 3.15型 | 3.2型 | 3.0型 |
| 可動方式 | バリアングル | ー | バリアングル |
| タッチパネル | 対応 | 対応 | 対応 |
| 備考 |
使いやすいバリアグルモニタ+タッチパネル
EOS Rはフルサイズミラーレス初のバリアングルモニタ搭載モデル。
さらにキヤノンのタッチUIはカメラメーカーの中でも優れているため、バリアングルモニタの使い勝手は想像以上に良好。背面モニタを使った撮影であればソニーやニコンを圧倒する使いやすさとなることでしょう。
動画
| R | 5D4 | 6D2 | |
| 映像記録方式 | MPEG-4 AVC/H.264 | Motion JPEG MPEG-4 AVC/H.264 |
MPEG-4 AVC/H.264 |
| 音声記録方式 | リニアPCM AAC |
リニアPCM AAC |
AAC |
| 記録形式 | MP4 | MOV/MP4 | MP4 |
| 4K | ?29.97p ALL-I 480Mbps |
?29.97p Motion Jpeg 500Mbps |
ー |
| FHD | ?59.94p ALL-I 180Mbps |
?59.94p ALL-I 180Mbps |
?59.94p IPB 60Mbps |
| ハイスピード | HD ?119.9p ALL-I 160Mbps |
HD ?119.9p ALL-I 160Mbps |
ー |
| 外部出力 | 4K 4:2:2 10bit | FHD 4:2:2 8bit | FHD 4:2:2 8bit |
| タイムラプス | 4K | 対応 | 4K対応 |
| 手振れ補正 | ・電子式 | ー | 対応 |
| 連続撮影時間 | 29分59秒 | 29分59秒 | 29分59秒 |
| 備考 | ・C-Log ・HDR |
HDR動画 | HDR動画 |
作画機能
| R | 5D4 | 6D2 | |
| HDR撮影 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 多重露光 | 対応 | 2~9枚 加算 加算平均 比較明合成 比較暗合成 |
2~9枚 加算 加算平均 |
| インターバル撮影 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 高解像撮影 | DPRAW | DPRAW | ー |
| ブラケット | AE/WB | AE/WB | AE/WB |
| ボディ内RAW現像 | 対応 | 対応 | 対応 |
| レンズ補正 | 周辺光量補正 色収差補正 歪曲収差補正 回折補正 DLO |
周辺光量補正 色収差補正 歪曲収差補正 回折補正 DLO |
周辺光量補正 色収差補正 歪曲収差補正 回折補正 |
| 仕上がり設定 | 8種 | 8種 | 8種 |
| ホワイトバランス | 9種 | 9種 | 9種 |
| DR補正 | ALO | ALO | ALO |
| デジタルフィルター | 5種 | 5種 |
インターフェース・搭載機能
| R | 5D4 | 6D2 | |
| 映像/音声出力・デジタル端子 | USB 3.1 Type-C |
USB3.0 | USB2.0 |
| 特殊端子 | ー | ー | ー |
| シンクロ端子 | ー | 対応 | ー |
| HDMI | タイプC | タイプC | タイプC |
| 外部マイク入力端子 | 3.5mm | 3.5mm | 3.5mm |
| ヘッドフォン端子 | 3.5mm | 3.5mm | ー |
| リモコン端子 | N3 | N3 | N3 |
| ワイヤレスリモコン | BR-E1 | RC-6 | RC-6 |
| WiFi | 802.11b/g/n | 802.11b/g/n | 802.11b/g/n |
| Bluetooth | 4.1 | ー | 4.1 |
| NFC | ー | 対応 | 対応 |
| GPS | ー | GPS/GLONASS/みちびき | GPS/GLONASS/みちびき |
| 電子水準器 | 2軸 | 2軸 | 2軸 |
| 防塵防滴 | 対応 | 対応 | 対応 |
| カスタム機能 | 17種 | 28種 | |
| マイメニュー | 対応 | 対応 | |
| 著作権情報 | 対応 | 対応 | |
| IPTC | 対応 | ー |
遠隔起動可能なキヤノンの通信接続
ソニーのBluetooth機能は単純にWiFiの”繋ぎ”となるだけの存在であり、ニコンはBluetoothを利用して転送予約や小さな画像をシェアすることが出来る程度。
それと比べてキヤノンは電源オフのカメラを遠隔起動して画像転送まで実行することが出来るシステムです。Bluetoothを搭載している他のカメラメーカーで同じような芸当が可能なのはパナソニックくらいなもの。
ボディ・電源
| R | 5D4 | 6D2 | |
| バッテリー | LP-E6N | LP-E6N | LP-E6N |
| USB充電 | 対応 | ー | ー |
| USB給電 | ー | ー | ー |
| 撮影可能枚数 | 370コマ | 約900枚 | 約1200枚 |
| 大きさ | 135.8x98.3x84.4mm | 150.7×116.4×75.9mm | 144.0×110.5×74.8mm |
| 質量 (CIPAガイドライン) | 660g | 約890g | 約765g |
| 質量 ボディのみ | 580g | 約800g | 約685g |
| 質量+24-105 | 1,360g | 1,685g | 1,560g |
| 動作環境 | 0℃?40℃ | 0℃?40℃ | 0℃?40℃ |
どのカメラを買うべきか?
EOS R:軽快なフルサイズシステム
EOS Rの強み
- フランジバックの短いマウントによるレンズ設計の将来性
- ファイルサイズの小さいC-RAW
- 広範囲なオートフォーカスエリア
- ファインダーで顔検出AF対応
- レンズリングを使った操作性
- 静音性の高い電子シャッター使用可能
- 高解像なバリアングル液晶モニタ
- USB充電対応
- 一眼レフと比べて小型軽量
注意点
- 対応レンズが少ない
- 連写性能がイマイチ
- メディアスロットが一つ
- バッテリー1個あたりの撮影枚数が少ない
RF 24-70mm F2L USMの存在からも分かるように短いフランジバックの大口径マウントを使ったレンズ設計の自由度は無視できない。
まだまだレンズは少ないものの、一眼レフと比べて個性的なレンズの登場は自明の理。先行投資としてRFシステムを楽しみたい人はありだと思います。
さらに静音電子シャッター・小型軽量・C-RAWを活用することで汎用性が高い軽快なフルサイズを楽しむことが出来るでしょう。
一方で連写速度やバッテリーライフは一眼レフと比べて大きく差を付けられています。レンズバリエーションを含めてスポーツや野生動物で使うには心もとないパフォーマンスと感じるかもしれません。
また、シングルメディアスロットのため連写やバックアップが必要な撮影シーンには向いていません。
EOS R+対応アクセサリー
2018年9月12日 10時予約開始
最大45,000円のキャッシュバックキャンペーンが同時発表されています。お見逃しなく
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RFレンズ
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EOS 5D Mark IV:”一眼レフ”を選ぶならコレ
5D Mark IVの強み
- デュアルメディアスロット
- 高パフォーマンスなファインダーAF
- ミラーレス並のライブビューAF
- フリッカー低減機能
- 連写性能全般
- 外付け機器の拡張性
- 充実のEFマウントレンズ
注意点
- やや重たい
- 固定式背面モニタ
- 2世代古い画像処理エンジン
連写性能やデュアルメディアスロットなどプロユースやスポーツ・野生動物のシチュエーションで求めれている仕様を満たすカメラはコレ。
やや重く、背面モニタは固定式など融通が利かない部分があるものの、それは「信頼性が高い」と言い換えることもできる。
撮りたいものが既に決まっていて、それに必要なパフォーマンスがEOS 5D Mark IVでのみ達成できるなら購入するカメラは決まったようなもの。
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EOS 6D Mark II:ハイリッドでリーズナブルなフルサイズ
6D Mark IIの強み
- バリアングルモニタ
- ミラーレス並のライブビューAF
- バッテリーライフ
- WiFi/NFC/Bluetooth/GPSと充実の通信機能
- 比較的安価
注意点
- シングルメディアスロット
- シャッタースピードの限界値が1段低い
- ファインダーAFエリアが狭い
- ファインダー視野率が100%ではない
- 4K非対応
一眼レフとミラーレスのハイブリッドのような存在がコチラ。
EOS Rとパフォーマンスが被る項目が多いものの、連写性能やバッテリーライフ、通信機能の充実と言った面で優れている。
おまけに10万円台で入手できるためコストパフォーマンスが高い。
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