このページでは一眼カメラ用交換レンズ「AF-S NIKKOR 180-400mm F4E TC1.4 FL ED VR」の情報を収集しています。
Index
更新情報
- 2019-07-04:PhotographyBlogがレビューを掲載しています。
- 2019-07-03:PhotographyBlogがレビューを掲載しています。
- 2018-05-27:Nikon Rumorsがゲストレビューを掲載しています。
- 2018-05-25:Lenstipがレビューを掲載してます。
- 2018-05-10:Dpreviewが野生動物写真家のレビューを掲載しています。
データベース
レビュー
- 価格.com
レビュー/口コミ - Dpreview
(抄訳記事) - Nikon Rumors
参考サイト
購入早見表
AF-S NIKKOR 180-400mm F4E TC1.4 FL ED VR | ||||
楽天市場 | Amazon | キタムラ | Yahoo | Map |
レンズフード HK-41 | ||||
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レンズキャップ LC-K103 | ||||
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フィルター購入早見表
プロテクト | C-PL | ND | ソフト |
X-CAP |
レンズデータ
レンズの特徴
- 内蔵×1.4テレコンバーターで560mmまでの幅広い焦点距離をカバー
- テレコン切替はグリップを握ったまま簡単に操作可能
- 追加で×1.4(+内蔵×1.4でもF8対応AF可)・×2.0(+内蔵×1.4はAF不可)テレコンを装着可能。
- 蛍石、マグネシウム合金の採用でテレコンバーターを内蔵しながらも約3500gの軽量ボディーを実現
- 優れた防塵・防滴・防汚性能
- フッ素コーティング
- セキュリティスロット
- 内蔵テレコンバーター使用時も効果が変わらない、進化したVR
レンズ仕様
型式 | ニコンFマウントCPU内蔵Eタイプ、AF-Sレンズ(1.4×テレコンバーター内蔵) |
---|---|
焦点距離 | 内蔵テレコンバーター非使用時:180-400mm 内蔵テレコンバーター使用時:252-560mm |
最大口径比 | 内蔵テレコンバーター非使用時:1:4 内蔵テレコンバーター使用時:1:5.6 |
レンズ構成 | 19 群27 枚(EDレンズ8 枚、蛍石レンズ1 枚、ナノクリスタルコートあり)、他保護ガラス1 枚(フッ素コートあり)、内蔵テレコンバーター5 群8 枚 |
画角 | 内蔵テレコンバーター非使用時:13°40′-6°10′(FXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ) 内蔵テレコンバーター使用時:9°50′-4°30′(FXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ) 内蔵テレコンバーター非使用時:9°-4°(DXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ) 内蔵テレコンバーター使用時:6°20′-2°50′(DXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ) |
焦点距離目盛 | 180、200、250、300、350、400mm |
ズーミング | ズームリングによる回転式 |
ピント合わせ | IF(ニコン内焦)方式、超音波モーターによるオートフォーカス、マニュアルフォーカス可能 |
手ブレ補正 | ボイスコイルモーター(VCM)によるレンズシフト方式 手ブレ補正効果:4.0段※CIPA規格準拠 VRモード:NORMAL、SPORT 三脚使用時ブレ補正:有り |
撮影距離目盛 | ∞?2.0m |
最短撮影距離 | 2.0m(ズーム全域) |
最大撮影倍率 | 0.25倍 |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
絞り方式 | 電磁絞りによる自動絞り |
最大絞り | ・内蔵テレコンバーター非使用時:f/4 ・内蔵テレコンバーター使用時:f/5.6 |
最小絞り | ・内蔵テレコンバーター非使用時:f/32 ・内蔵テレコンバーター使用時:f/45 |
測光方式 | 開放測光 |
フォーカス制限切り換えスイッチ | FULL(∞? 2.0m)と∞?6.0m の2段切り換え |
アタッチメントサイズ(フィルターサイズ) | 40.5mm |
マウントアダプターFT1適否 | AF駆動可 |
三脚座 | 位置指標(90°)付きの360°回転三脚座リング、三脚座のみ着脱可能 |
寸法 | 約128.0mm(最大径)×362.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで) |
質量 | 約3500g |
付属品 | ? かぶせ式レンズキャップLC-K103 ? 裏ぶたLF-4 ? かぶせ式フードHK-41 ? 組み込み式フィルターホルダー(専用※) ? 40.5 mmネジ込み式ニュートラルカラーNC フィルター ? ストラップLN-2 ? レンズケースCL-L2 ※専用の付属アクセサリーは、一般販売は行っておりません。破損や紛失の場合には、ニコンサービス機関へお申し出ください。 |
MTFチャート
レンズ構成図
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- AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR
- AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
- 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM
- 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM
- 120-300mm F2.8 DG OS HSM|Sports
- 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM|Sports
- 500mm F4 DG OS HSM|Sports
- 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD
- SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD
- SP150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2(Model A022)
競合モデルとの比較
180-400 TC VR | 200-400 VR II | 120-300 DG | |
焦点距離 mm |
180-400 252-560 |
200-400 | 120-300 |
最大口径比 | 1:4 1:5.6 |
1:4 | 1:2.8 |
レンズ構成 | ?19群27枚 5群8枚 ×1.4 |
17群24枚 | 18群23枚 |
手ブレ補正 | ?4.0段 | 3.0段 | 不明 |
最短撮影距離 | ?2.0m | 2m AF時 | 150 -250cm |
最大撮影倍率 | 0.25倍 | 0.26倍 AF時 | 0.12倍 |
絞り羽根枚数 | ?9枚 (円形絞り) |
9枚 (円形絞り) |
9枚 (円形絞り) |
最大絞り | f/4-f/5.6 | f/4 | f/2.8 |
最小絞り | ?f/32-f/45 | f/32 | f/22 |
フォーカス制限切り換えスイッチ | FULL ∞?6.0m |
FULL ∞-6m |
|
フィルター | 組み込み式 40.5mm |
組み込み式 52mm |
105mm |
寸法 | 約128.0mm ×362.5mm |
約124mm ×365.5mm |
121.4mm ×291mm |
質量 | 約3500g | 約3,360g (保護ガラス有) |
3,390g |
備考 | ×1.4内蔵 | ×1.4対応 ×2.0対応 |
×1.4対応 ×2.0対応 |
海外の評価
PhotographyBlog
ほぼ文句ナシのレンズ
- なんと3.5Kgもあり、このクラスのレンズとしては最も重いレンズの一つである。間違いなく頑丈な三脚や一脚が必要となってくるだろう。D850と組み合わせても大きなレンズだ。
- 他のプログレードな望遠レンズと同等の非常に優れたビルドクオリティだ。防塵防滴仕様のマグネシウム合金外装である。
- オートフォーカスは非常に高速で正確だ。さらにフォーカスリミッターで合焦までの時間を短縮することが可能だ。
- フォーカスリングは幅広く至近距離から無限遠までの回転角が大きいため正確なMF操作ができる。
- インナーズーム機構のためズーミングによる鏡筒の長さに変化は無い。従来のレンズと異なりズームリングとフォーカスリングの位置が逆となっている点には注意が必要だ。慣れるまで少し時間が必要だろう。
- 三脚座は取り外し可能だ。
- 手前にはドロップインフィルターと×1.4テレコン切替スイッチがある。テレコンは内蔵されているため完璧な防塵防滴を維持できる。
- 色収差は極めて良好に補正されている。
- 180mm F4では周辺減光が僅かに目に付き、望遠側ではより顕著となる。
- ボケの評価は個人差があると思うが、我々の見解としては非常に良好だ。
- シャープネス:
・180mm:中央はF4で非常に良好、F8で際立った水準となる。端はF4で僅かに甘いが、F5.6まで絞るとシャープになる。F8まで絞ればピークのパフォーマンスだ。
・300mm:中央はF4で非常に良好、F8で際立った水準となる。端はF4で僅かに甘いが、F5.6まで絞るとシャープになる。F8まで絞ればピークのパフォーマンスだ。
・400mm:中央はF4で非常に良好、F8で際立った水準となる。端はF4で僅かに甘いが、F5.6まで絞るとシャープになる。F8まで絞ればピークのパフォーマンスだ。
・560mm:中央はF5.6で良好、F11でピークのパフォーマンスとなる。端は中央ほどシャープでは無く、F11でピークのパフォーマンスとなる。
単焦点レンズに匹敵するビルドクオリティと内蔵テレコンを備え、軽度の周辺減光とレンズサイズ・重量を除けば文句ナシだ。画質はズームレンジ全域・絞り値全域で非常に優れた中央シャープネスとなる。
また、×1.4テレコン使用時でも大部分の焦点距離で角までシャープだ。色収差はこれまで見てきたレンズの中でも最も良好に補正されている。そしてボケは滑らかで魅力的だ。そして手ぶれ補正とオートフォーカスは機能的である。
非常に高価なレンズだが、プロフェッショナルならこのレンズの長所のほうが優っているはずだ。
ePHOTOzine:高水準なレンズだが非常に高価
- ビルドクオリティが非常に高いことは歴然としている。
- 3,500gは軽量とは言えないが、コンパクトでNikon D850とバランスは取れている。手持ち撮影でも使えるだろうが、一脚や三脚を使った方が快適だろう。
- ズームリングは滑らかで均質だ。
- フォーカスリングはとても滑らかだ。
- 三脚座の回転動作にクリックストップは無い。
- 盗難防止の器具を装着する箇所が二つある。
- レンズボタンは「AF-L/メモリリコール/AF-ON」の3種類から設定可能だ。
- テレコンを使用して確実なAF動作を得るためにはF8対応機種を使う必要がある。
- シャープネス:
200mm 中央: F4~F8 outstandingーF11 excellentーF16~F22 very goodーF32 soft
200mm 四隅: F4 excellentーF5.6~F8 outstandingーF11 excellentーF16 very goodーF22 goodーF32 soft
300mm 中央: F4~F8 outstandingーF11 excellentーF16 very goodーF22 goodーF32 soft
300mm 四隅:F4?F8 excellentーF11?F16 very goodーF22 goodーF32 soft
400mm 中央:F4 goodーF5.6 excellentーF8?F16 very goodーF22 goodーF32 soft
400mm 四隅:F4?F16 very goodーF22?F32 soft
250mmTC 中央:F5.6~F11 excellentーF16 very goodーF22 goodーF32?45 soft
250mmTC 四隅:F5.6?F11 excellentーF16 very goodーF22 goodーF32-F45 soft
280mmTC 中央:F5.6?F11 excellentーF16 very goodーF22 goodーF32-F45 soft
280mmTC 四隅:F5.6?F8 excellentーF11?F16 very goodーF22 goodーF32-45 soft
420mmTC 中央:F5.6 very goodーF8 excellentーF11 very goodーF16 goodーF22-45 soft
420mmTC 四隅:F5.6?F16 goodーF22-F45 soft
560mmTC 中央:F5.6 goodーF8-F16 very goodーF22~F45 soft
560mmTC 四隅:F5.6 goodーF8-F11 very goodーF22-F45 soft - テレコン無の状態は見事な色収差補正だ。色づきが問題となることはまずないだろう。テレコンを作動させたとしても依然として色収差はともて少ない。
- 歪曲は180mmで-0.45%の樽型、200mmで-0.26%の樽型、300mmで0.69%の糸巻き型、420mmで1.12%の糸巻き型だ。素晴らしい結果で後処理の必要性は無い。
- テレコン装着時の歪曲は、252mmで0.94%、280mmで1.01%、420mmで1.51%、560mmで1.75%の糸巻き型だ。
- フレアは発生しない。光源を入れるとゴーストが発生する。
- ボケは全体的に美しく滑らかだ。
AF-S NIKKOR 180-400mm F4E TC1.4 FL ED VRは大きく重いレンズだが、とても高水準な一本である。さらに高機能で明るく、AFは高速だ。しかし、非常に高価である。
我々のほとんどは他の選択肢を選ぶことになるが、クオリティとスペックを要求するプロのフォトグラファーなら価値を見いだせるかもしれない。裕福なアマチュア層も居るだろうが数は少ないはずだ。どちらにせよ強くおススメできるレンズには違いない。
AF-S NIKKOR 180-400mm F4E TC1.4 FL ED VRの長所
- 優れたシャープネス
- 低色収差
- フレアが発生しない
- 高速AF
- 高いビルドクオリティ
- 効果的な手振れ補正
- 低歪曲
- F4
- テレコン内蔵
AF-S NIKKOR 180-400mm F4E TC1.4 FL ED VRの短所
- 重い
- 非常に高価
機能性:5・操作性:4.5・性能:5・価格:3.5・総合:4.5
Dpreview:理想のレンズ
- 4月上旬の-20°で素晴らしく暗い環境と、4月末の白夜で高いコントラストな環境の遠征でこのレンズを使用した。
- 野生動物写真のプロフェッショナルとして、可能な限りシャープでしっかりと動作する機材を頼りにしなければならない。
- 氷点下の過酷な環境で酷使したが、故障せず完全に動作しとてもシャープな結果を生み出した。
- このレンズは以前と比べて減量しており、手持ち撮影がグッと楽になっている。
- 個人的な意見としては少しフロントヘビーだが、レンズは堅牢でバランスは良好と感じる。
- 私がとても愛した200-400mmよりも軽く、ましてや300mm F2.8よりも軽いのだ。
- 幅広いズームリングとフォーカスリング、そしてテレコンバージョンレンズは氷点下の中において厚手のグローブで簡単に操作できる。
- 撮影期間中、スノーモービルで数百キロ輸送する際に雪と風を浴びていたが何の問題も無かった。
- ズームリングの端から端までの回転角は90°と小さく、200-500mmと比べて遥かに素早く操作できる。
- 180-400mmのズームレンジは撮影者が比較的接近しても警戒しない中?大型の哺乳類に使えるが、ホッキョクグマのような捕食動物の素晴らしい写真を撮るには不十分な撮影距離だ。このような場合、×1.4テレコンバージョンレンズでF値を1段犠牲にして250-550mm F5.6のレンズに変化させて対応する。
- オートフォーカス速度は期待通り電光石火である。古い200-400mmや600mm F4より早く感じる。オートフォーカスの迷いは感じられなかった。
- F4の画質は本当にグレートだ。実用的と言う訳では無く、ズームレンジ全域で本当にシャープなのである。Nikon D850の解像性能を限界まで引き出している。
- フレアやゴースト、目立つ色収差を見ることは無かった。
- 手振れ補正はおよそ4.5段分の補正効果を得ることが出来た。私の手持ち撮影で大いに役立った。
- 非常に高価だが、それだけの価値があるレンズだ。光学性能と操作性の両面で多くの長所を持つ夢のようなレンズである。
- より安価で手に入れやすい選択肢は20-500mm F5.6だ。これはほんの1500ドルで手に入る。180-400mm F4を手にれるお金があれば、このレンズを8本は買えるだろう。
NIKKOR 180-400mm F4は理想的なレンズだが、理想は安くない。
予算が無ければ200-500mm F5.6は魅力的な選択肢だが、180-400mmのスピードやシャープネス、柔軟性に匹敵するものでは無い。明るさ(F4)や高速フォーカス、良好なシャープネス、良好な操作性、そして指先一つで550mmを使うことができる点から、私は迷わず180-400mmを選ぶ。
Lenstip
- 前モデルより重くなってしまったが、それでもキヤノンの同クラスよりは軽量だ。
- レンズ鏡筒は金属製だ。
- 38mm幅のマニュアルフォーカスリングは心地よい質感で滑らかに動作する。ピント距離全域の回転角は約310°である。
- 8cmと幅広いズームリングには180mm・200mm・250mm・300mm・400mmが印字されている。滑らかに動作するが、我々の見解としては少し緩すぎる。
- 手振れ補正は我々のテストで4.3段分と素晴らしく賞賛すべきパフォーマンスだ。
- 解像性能:
中央:180-400mmのズームレンジは率直に言ってズームレンズとして素晴らしい性能だ。絞り開放からすでに45lpmmでF5.6まで絞ると僅かに改善する。テレコンバージョンレンズを作動させると目に見えて解像性能は低下する。もう少し低下は抑えられているかと思っていた。
APS-C枠:やはり180-400mmにおけるパフォーマンスは優れている。絞り開放から40lpmmを超え、絞ると45lpmmに達する。テレコンバージョンレンズを装着すると10lpmmほど低下しているがまだ実用的な画質だ。
フレーム端:180mmはピーク時に43lpmmと非常に良好で、300-400mmは少し低下するがまだ良好である。テレコンバージョンレンズ使用時はちょうど良像の基準値をかろうじて超える数値だ。
総評:180-400mmは欠点の無い素晴らしいレンズだが、専用設計のテレコンバージョンレンズはがっかりだ。 - 軸上色収差はテレコンバージョンレンズ使用時を含めて問題無く補正されている。
- 倍率色収差は300mmで最も大きくなるが、それでも中程度と抑えられている。全体的に低レベルに抑えられ賞賛すべき性能だ。
- 球面収差の影響はない。180mmで僅かに縁取りが強くなる。
- 歪曲収差はAPS-C枠で問題無く、フルサイズ枠で550mmが1.77%の糸巻き型、400mmで1%の糸巻き型だ。
- コマ収差の補正はとても良好だ。
- 非点収差は我々の測定で2.4%と非常に低レベルに抑えられている。テレコンバージョンレンズを使用すると7.1%まで上昇する。
- ボケはとても心地よいものだ。
- 周辺減光はAPS-C枠で最大-0.71EVと少ないが、フルサイズ枠ではズームレンジ全域の四隅で-1.45EV程度である。
- 逆光耐性はレンズ構成枚数が多い本レンズにとって難しい課題だ。テレコンバージョンレンズを装着するとさらに枚数が増加する。巨大なフレアはズームレンジ全域・絞り値全域で発生する。フレーム外にあったとしてもフレアが発生することがある。
- オートフォーカスは静かだが速度には感銘を受けなかった。ピント距離全域を移動するには0.8-1秒ほどかかる。Nikon D500のようなボディでも同様だ。無限遠から近接側へ移動する際も遅いままであるのは気になるポイントだ。オートフォーカスの精度に関する問題は少しもない。
長所:とても頑丈で防塵防滴の鏡筒・全域でセンセーショナルな中央画質・全域で優れたAPS-C枠の画質・全域でとても良好な四隅の画質・無視できる軸上色収差・僅かな倍率色収差・極僅かな球面収差・歪曲の問題無し・とても良好な非点収差補正・無視できるAPS-C枠の周辺減光・静かで正確なAF・心地よいボケ・効果的な手振れ補正
短所:テレコンバージョンレンズ作動時のパフォーマンスが弱すぎる・逆光耐性がとても低い・フルサイズ装着時の周辺減光が目立つ
テレコンバージョンレンズ内蔵は歓迎できるものだが、最新かつ180-400mm専用設計であるにも関わらず画質低下が予想よりも大きい。12,000ドル以上するレンズとしては期待外れで、サンプルチャート以外のテストショットでも画質低下に気が付くほどだ。
低画素機ならまだしも高画素機で使用すると満足できないかもしれない。
180-400mmのズームレンジで使用する分にはたいへん素晴らしパフォーマンスだが、テレコンバージョンレンズを使用して550mmとして使うのは最後の手段として取っておくべきだろう。
更新履歴
- 2018-04-28:IMAGING RESOURCEがフィールドテストを公開しました。
- 2018-04-22:DPREVIEWが作例を掲載しました。とても評価が高いレンズに仕上がっているようです。
- 2018-03-28:フォトヨドバシが作例を掲載しました。
- 2018-03-26:デジカメwatchがレビューを掲載しました。
- 2018-03-21:ePHOTOzineを参考サイトに追加しました。
- 2018-05-25:Lenstipがレビューを掲載しています。
- 2018-03-15:作例にKASYAPAを追加しました。
- 2018.1.9:公式発表されました。購入早見表をJANコードに対応
- 2018.1.7:発売予定日は3月9日とのこと。国内では120?30万円となるようです。
- 2018.1.6:登場が濃厚となってきたのでページを作成しました。公式発表は来週とのこと。
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