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パナソニックが「LEICA DG SUMMILUX 9mm/F1.7 ASPH.」を正式発表

パナソニックが「LEICA DG SUMMILUX 9mm/F1.7 ASPH.」を正式発表しました。2022年7月下旬発売予定で499.99ドルにて予約販売を確認済み。国内での発表は18日以降か?(更新:国内でも発表されました)

LEICA DG SUMMILUX 9mm/F1.7 ASPH.
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DPReview:

  • パナソニックは、マイクロフォーサーズカメラシステム用レンズ「ライカ DG Summilux 9mm F1.7」を発表した。
  • 非球面レンズ2枚、超低分散(ED)レンズ2枚、超高屈折率(UHR)レンズ1枚を含む9群12枚構成のフルサイズ対応の18mm超広角レンズだ。
  • パナソニックは、このレンズのオートフォーカスは「スムーズで静かな動作が可能で、カメラの高速・高精度なコントラストAFシステムをセンサー駆動で補完し、(最大)240fpsで動作する」と述べている。
  • マニュアルフォーカス時には、フォーカスリングの回転で一定速度でピントを合わせるリニアモードと、フォーカスリングの回転速度に応じて速くピントを移動させるノンリニア設定が可能だ。このノンリニア設定は、90度から360度(30度刻み)まで調整可能だ。
  • また、動画撮影では、フォーカスブリージングを低減するとともに、絞り調整時に1/3EVの大きなジャンプが発生しないよう、「マイクロステップ」絞り制御でアイリスの調整をスムーズに行えるようにしたという。
  • 7枚羽根の絞り、最短撮影距離9.5cm、最大撮影倍率0.25倍、前面フィルターネジ55mmだ。
  • レンズのサイズは、長さ52mm、直径61mmで、重さは130gである。
  • レンズは、「7月下旬(2022年)」に正規販売店で499.99ドルで発売される予定だ。

主な仕様

  • 焦点距離:9mm
  • 絞り値:F1.7-F16
  • 絞り羽根:7枚(円形絞り)
  • レンズ構成:9群12枚
    (非球面レンズ2枚、EDレンズ2枚、UHRレンズ1枚)
  • 最短撮影距離:9.5cm
  • 最大撮影倍率:0.25倍(35mm換算 0.5倍)
  • フィルター径:55mm
  • サイズ:φ60.8 x 52mm
  • 重量:130g
  • 防塵防滴:防塵防滴・耐寒
  • AF:
  • 手ぶれ補正:-
  • その他機能:
    ・-

ついにパナソニックの新しいマイクロフォーサーズ用レンズが登場しましたね。同システム用のレンズとしては最も焦点距離の短い非魚眼のAF単焦点レンズで、35mm判換算で18mmの画角をカバーしています。このようなレンズを待ち焦がれていたMFTユーザーは多いのではないでしょうか?ちなみに私もその中の一人です。

フルサイズ用の18mm / 20mmレンズもかなり小さくなってきましたが、それでも9mm F1.7ほどコンパクトではありません。ボディ側でさらにサイズ差が広がることを考えると、マイクロフォーサーズで9mm F1.7の存在感は強いと思われます。広い画角を大口径カバーしつつも、小型軽量を実現しており携帯性は抜群。絞りリングはありませんが、防塵防滴に対応しているのは嬉しいですねえ。MTFを見る限り絞り開放の周辺解像はあまり期待しないほうが良さそうですが、絞った際にどれほど向上するのか気になるところ。

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