VILTROXがキヤノンRFマウント用レンズ「VILTROX AF 85mm F1.8 RF」を正式発表しました。これで3社目となるRFレンズ非純正メーカーとなりましたね。ファームウェアアップデートにも対応している模様。(更新:Amazonにて販売が開始されました)
主な特徴
- AF対応・瞳AF動作
- フルサイズ対応
- F1.8の大口径
- EXIF情報に対応
- USBポート経由でのファームウェアアップデート
- 軽量
- マルチコーティング
- 真鍮製バヨネット
- EOS R3・R5・R6・R・RP・C70に対応
主な仕様
- マウント:キヤノンRF
- フォーマット:35mmフルサイズ
- 焦点距離:85mm
- 絞り値:F1.8-16
- 絞り羽根:9枚
- レンズ構成:7群10枚(EDレンズ1枚・高透過レンズ3枚)
- 最短撮影距離:0.8m
- 最大撮影倍率:0.125倍
- フィルター径:72mm
- サイズ:φ80mm×98mm
- 重量:530g
- 防塵防滴:-
- AF:STM
- 手ぶれ補正:-
- その他機能:
・フッ素コーティング
・USB-Cポート
・ボディ側の5軸手ぶれ補正対応
既存の「VILTROX 85mm F1.8 STM」をキヤノンRFマウントに対応させたモデル。重量を考慮すると軽量化した「II型」でしょうか?日本代理店での取り扱い開始時期は今のところ不明。いつも通りであればPERGEARがいち早く予約販売を開始するはず。価格はソニーEやニコンZが4~4.5万円なので、同程度の値付けになると予想。
恐らくリバースエンジニアリングによると思われるAF対応。カメラとの互換性がどれほど高いのか不明ですが、USB-Cポートを搭載しているので、自前でのファームウェアアップデートにも対応しています。光学系は他のマウントと同じとなっているので、既存レビューが参考となるはず。(詳しくはレンズのデータベースを参照)
私はトキナー版の使用経験あり。解像性能はRF85mm F2に及びませんが、ボケはより柔らかく、金属外装のしっかりとしたビルドクオリティは満足のいくものでした。主な用途がポートレートならば(描写に関しては)RF85mm F2よりも適していると思います。
これでキヤノンRFマウントに対応するAFレンズメーカーは「Samyang」「Yongnuo」「VILTROX」の3社となりました。どのメーカーも85mmばかりなのは悩ましいところ。VILTROXは他マウントで24mm F1.8・35mm F1.8・50mm F1.8のレンズラインアップが存在するので、将来的に対応する可能性はありそう。
また、シグマも2022年にRFマウント版を投入すると言った噂もあり、今後はRFシステムのラインアップが賑やかとなりそうですね。
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