このページではキヤノンのAPS-Cミラーレス「EOS Kiss M2」に関する情報を収集しています。
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- 2020-10-14:「EOS Kiss M2」が正式発表されました。
- 2020-10-13:どうもCanon Rumorsのスペック情報が誤りっぽいので「噂まとめ」を加筆修正しました。
- 2020-10-13:早ければ今週中にでも登場と噂されはじめたので専用の情報収集ページを作成しました。
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関連カメラ
EF-Mレンズラインアップ
- EF-M11-22mmF4-5.6IS STM
- EF-M15-45mm F3.5-6,3 IS STM
- EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM
- EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM
- EF-M22mmF2STM
- EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM
- EF-M32mm F1.4 STM
- EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM
- 16mm F1.4 DC DN
- 30mm F1.4 DC DN
- 56mm F1.4 DC DN
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海外の評価
PhotographyBlog
PhotographyBlog:Canon EOS M50 Mark II Review
カメラの紹介
- 2020年10月に発表したキヤノンの新しいエントリーミラーレスカメラだ。2410万画素のAPS-C CMOSセンサーと4K 25pに対応するDIGIC 8プロセッサを搭載している。
- ヨーロッパでの販売価格は前モデルよりも僅かに高いが、アメリカでは大幅に安くなっている。
ビルド・外観・サイズ
- 外観は左上のネームプレートを除いて前モデルと同じだ。サイズ・重量・操作性は全く同じである。
- 全てのアップグレードはカメラ内部にある(それほど多くなく、大部分は動画機能の向上)。
- Kiss Mのファンだが、大きなアップグレードを期待していた人は非常にがっかりする内容だ。
グリップ
- 記載なし。
操作性
- 記載なし。
手ぶれ補正
- 記載なし。
ファインダー
- 記載なし。
モニター
- 記載なし。
メニューシステム
- 記載なし。
オートフォーカス
- 静止画・動画の両方で追従AFが改善している。
- サーボAFでの瞳検出に対応している。EOS Kiss Mからアップグレードするとしたらこの点だろう。
連写性能
- 記載なし。
高感度ISOノイズ
- ISO 100からISO 3200までノイズレスのJPEG出力が可能だ。
- ISO 6400でノイズが見え始める。
- ISO 12800でも小さなプリントやウェブなら使用可能だ。
- ISO 25600の使用はおススメしない。
ダイナミックレンジ
- 記載なし。
仕上がり機能
- 記載なし。
動画
- 4K動画中のAFは依然としてコントラスト検出方式だ。
- 像面位相差AFはFullHDのみ機能する。
- SNS用の縦構図動画に対応している。
- YouTubeへのライブストリーミングが可能だが、これを行うには1000人以上のチャンネルチャンネル登録が必要だ。
- セルフィーユーザーにとって、2秒または10秒の動画セルフタイマーは便利だと思う。
- Canon EOS Webcam Utilityをダウンロードすることで、ウェブカメラとして使うことができる。
総評
写真産業で3年間は長い年月だが、キヤノンはEOS Kiss Mから3年後に、マイナーチェンジモデルのEOS Kiss M2をリリースした。これは主にVlogger向けの機能追加が目玉となっている。これで前モデルの不満点を解消していれば良かったのだが、そうでは無かった。4Kは依然として強めのクロップ倍率に悩まされ、コントラストAFしか使えない。4Kはおまけで、大部分のユーザーはFullHDを使うだろう。FullHDが必要な場合は真剣に検討する必要がある。
他の部分は従来どおり、優れたAFシステム、直感的なタッチインターフェース、多目的に使えるバリアングルモニタを搭載している。シームレスなWi-Fi接続やBluetooth接続などにも対応している。
全体的に見て、EOS Kiss M2の新機能に魅力を感じるのは、よほど熱心なビデオグラファーに限られるだろう。そうであっても、3年前のEOS Kiss Mを購入してお金を節約し、代わりにブログキットやまともなマイクにお金を使ったほうが良いかもしれない。
ePHOTOzine
ePHOTOzine:Canon EOS M50 Mark II Review
カメラの紹介:
- EOS Kiss M後継モデルで、2400万画素APS-C CMOSセンサーを搭載し、10コマ秒の連続撮影や4K動画、顔検出AFなどに対応している。
- アップデートの主な内容にはバッテリーライフの改善や縦位置動画への対応、瞳AF(動画対応)などが含まれている。
- エントリーモデルのミラーレスカメラであり、EOS M6 Mark IIの下位、EOS M200の上位となる。
ビルド・外観:
- Wi-Fi・Bluetooth・NFC全て揃っている。スマートフォンへの接続は簡単だ。
- 外装はしっかりとしたプラスチックパーツで適度に頑丈だ。
- 三脚ネジ穴はカメラ中央に配置されている。
- メモリーカードとバッテリースロットは底面にある。カバーは少し頼りない印象だが、裏側には金属パーツが使われている。三脚に搭載するとカバーを開けることが出来なくなる可能性がある。
- バッテリーライフは305枚だ。改善してはいるが、予備バッテリーを購入することをおススメする。
携帯性:
- 記載なし。
グリップ:
- とても良好で、このサイズのカメラとしては注目に値する。
- しっかりと親指を固定するサムレストがある。
- 小指をカバーするほどグリップは大きくない。
操作性:
- コマンドダイヤルとモードダイヤルはどちらも金属製で、滑りにくい加工が施されている。
- 露出補正を利用する際は専用ボタンから呼び出す必要がある。
- ボタンは適切なサイズだが、Qボタン付きの4方向ボタンは小さく使い辛い。
- タッチパネルを操作してAFエリアを指定可能だ。
手ぶれ補正:
- 記載なし。
ファインダー:
- 236万ドットで高速リフレッシュレートに対応している。
- 高解像で見栄えは良いが、高価なミラーレスと比べるとかなり小さい。
- モニターと比べて少し飽和した見栄えだ。
モニター:
- 画質や視野角は良好だ。
- 反転して画面を保護することも出来る。
- 色再現性が良く、ファインダーと明るさ・コントラストは一致している。
メニューシステム:
- ガイド付きのユーザーインターフェースを備えている。初心者でも簡単に使用可能だ。
- キヤノンの操作に慣れている人は通常のメニューを使用することも出来る。
- P/A/S/M・オート・シーン・クリエイティブ・動画モードに対応している。
オートフォーカス:
- フレームの大部分をAFエリアに指定可能だ。
- AFは良好に動作する。
- 実写でフォーカススピードはとても見事である。低照度では遅くなる。
連写性能:
- 記載なし。
高感度ISOノイズ:
- ISO 51200まで利用可能だ。
- ノイズを最小限に抑え、ディテールを維持するのであればISO 100?3200の使用がおススメだ。
- ISO 6400?12800も良好だが、ノイズは増加し、ディテールは減少する。
- ISO 25600はノイズが強くなるので避けたいところである。ただし、縮小したサイズであれば使える場合もある。
- ISO 51200はノイズが非常に強く、ディテールがとても低いので避けたほうが良い。
ダイナミックレンジ:
- 記載なし。
仕上がり:
- 色再現性は優れている。他のEOSと同じく彩度も良好だ。肌の色はいは良く、キットレンズでもディテールがとても印象的である。
- フラッシュは良好で赤目の兆候は見られない。
- パノラマモードは無い。
- AWBはタングステン灯で暖色傾向となる。白優先モードを使うことで、より正確な結果を得ることができる。混合照明下でも暖色傾向だ。
動画:
- 4K 25pに対応しているが、1.56倍のクロップが発生する。
- 電子手ぶれ補正を有効にすると4Kは1.75倍のクロップとなり、補正を強化すると2.26倍までクロップされる。
- 4Kタイムラプスを撮影可能だ。
- 720pの100fps撮影にも対応している。
- 瞳検出AFに対応している。
- フラットやC-logなどは使用できない。もっとも近いプロファイルはニュートラルだ。
総評
EOS Kiss M2は、前モデルと同様、コンパクトなデジタル一眼レフスタイルのミラーレスカメラだ。優れた色再現性を持つ高画質を実現。また、高速連写や143点のフォーカス、高解像度の電子ビューファインダーも搭載している。さらに、キヤノン製カメラの中で最も安価に4K動画を撮影できるカメラの一つであり、マイク端子を搭載しているので動画を撮影したい方には魅力的なカメラだ。ただし、デジタルISを有効にして4K動画を撮影すると大きなクロップが発生する。超広角ズームレンズを購入しないと、広角動画の撮影が難しくなるので注意が必要だ。
EF-M最後の新レンズは2020年、その前は2016年9月に発表されている。キヤノンはこれまで以上に新レンズを頻繁に発表してくれると嬉しいのだが…。EOS Mシステムが2012年に登場しているにも関わらず、EF-Mレンズがまだ8本しかない。レンズシステムを拡張するつもりなら、他社システムも考慮したほうが良い。15-45mmズームや18-150mmズームではソフトな描写となってしまうので、最良の結果を得るためにはプライムレンズを検討する必要がある。
新しいカメラシステムを購入する前に、そのカメラで何をしたいのか、そしてどんなレンズがあるのかを確認・検討することを強くお勧めする。もし、EF-Mレンズがあなたに合い、広角4K動画を撮影しないのであれば、EOS Kiss M2は素晴らしい選択肢となるだろう。
長所:
- 小型
- Wi-Fi・Bluetooth・NFC
- 高解像ファインダー
- 素晴らしい画質
- 瞳AFが動画で利用可能
- 4K動画
- 高速AF
- 高速シャッターレスポンス
- コストパフォーマンス
短所:
- EF-Mレンズが少ない
- 4Kで大きなクロップファクター
- ハイスピード動画は720pのみ
Mobile01
Mobile01:Canon EOS M50 Mark II 評測報告|眼部對焦大躍進 高性價比依舊!
- カメラの紹介:
・EOS Mシリーズは軽量で長時間の運用時に便利なカメラだ。
・EOS Kiss Mは7.4コマ秒の連写速度を備え、4K動画やC-RAWに初めて対応したキヤノン製ミラーレスだ。
・EOS Kiss M2は静止画と動画で瞳AFに対応している。
・噂サイトでEOS RのAPS-Cモデルの情報を見たが、個人的にその可能性は低いのではないかと思っている。現存するレンズを共有できないうえ、クラスが全く異なるためだ。 - ビルド・外観:
・ボディは初代と全く同じだ。バッテリー・メモリーカードのみならず、ボディサイズも維持(116.3×88.1×58.7mm)され、重量は387gだ。
・ブラックボディはマットな塗装だ。
・イメージセンサーは2410万画素のAPS-C CMOSセンサーを搭載し、画像処理エンジンはDIGIC 8を引き続き使用している。
・カメラには最大GN5のフラッシュを内蔵している。コマンダー機能は実装していない。
・左側面には3.5mmのマイクジャックがあり、右側にはMicro HDMIポートとMicro USBポートがある。
・カメラは日本製である。
・バッテリー当たり280枚の撮影が可能だ。これは前世代の235枚よりも優れている。同じ処理エンジンでどのように最適化したのかは不明である。
・別売りのシューティンググリップ「HG100-1BR」が存在する。このグリップにはBR-E1 Bluetoothリモコンが付属している。 - 携帯性:
- グリップ:
・エルゴノミクスに基づいた突き出たグリップである。
・表面は心地よいラバースキンだ。 - 操作性:
・下向きのコマンドダイヤルは操作しやすい。
・独立したM-Fnボタンを搭載している。
・側面のWi-Fiボタンをカスタムボタンとして利用することは出来ない。
・カメラ背面のコントロールレイアウトは前世代と同様だ。AFジョイスティックは無い。 - 手ぶれ補正:
- ファインダー:
・0.39型236万ドットのOLEDファインダーを搭載している。 - モニター:
・3.0型104万ドットのバリアングルモニタを搭載している。 - メニューシステム:
・記載なし。 - オートフォーカス:
・フォーカスシステムはデュアルピクセルCMOS AFだが、瞳検出能力が向上し、低照度性能も-2EVから-4EVに進化している。
・瞳の検出精度が向上しており、フレーム上に被写体が小さく写る状態でも検出可能だ。信頼性はかなり高い。
・モニターをタップすることで検出した顔を切り替えることが出来る。
・動物検出機能が無いのは残念だ。 - 連写性能:
・サーボ時は10コマ秒の連写速度が7.4コマ秒まで低下する。 - 高感度ISOノイズ:
・常用ISO感度は100?25600だ。拡張感度でISO51200相当を利用可能である。
・実用可能なISO感度はISO 1600?3200までだ。
・ディテールが少し低下するのでISO6400はあまりおススメしない。 - ダイナミックレンジ:
・-3EVのアンダーな結果を復元すると、等倍で僅かなノイズが見られる。
・+1EVのオーバーを復元してもハイライトのディテールは残っている。+2EV以降のオーバーでは明らかに諧調が失われてしまう。 - 仕上がり機能:
・自撮り時は美肌モードを利用することが出来る。最も強い設定では効果が強すぎ、最も弱い設定では効果がはっきりしない。 - 動画:
・静止画モード時の録画ボタンはFull HDのみ対応している。
・4K動画を利用するにはモードダイヤルを動画に設定する必要がある。
・4KでのDPAFにはまだ対応していない。瞳は検出できるが、動きのある被写体には適していない。
・4Kが必要なければFull HDを使うのが理想的だ。
・電子手ぶれ補正をオンにすると17.6mmに相当する画角が30mmまで狭くなる。
・このカメラは垂直動画に対応している。
・4K動画は24pのみ対応しており、30pは利用できない。
総評
EOS Mのミドルレンジモデルとして、EOS Kiss M2は電子ビューファインダー、バリアングルモニタ、3.5mmマイク、信頼性の高いデュアルピクセルCMOS AF、強化された瞳検出フォーカス機能などを備えている。
ハードウェアのスペックは多くが前世代と同じだが、そのほとんどがまだ新しく、実は先代よりも1,000ドルも安い価格設定となっている。
「瞳検出機能」が向上しただけで、このカメラの良さを実感できるお得なカメラだと思う。
長所:瞳検出機能の強化・バリアングルモニタ・レスポンスの良いタッチパネル・美肌モード・3.5mmマイクジャック・WiFI/Bluetooth・4K 24p・Full HD 120p・ライブ配信機能
短所:4K時のクロップが大きい・4K動画のローリングシャッターが顕著・4K時にDPAF非対応・バリアングルモニタの回転角が少し小さい・ダイナミックレンジは改善が必要・USB充電に対応して欲しい
参考動画:追従連写
参考動画:三脚グリップによる自撮り&マイクテスト
参考動画:ISオフ
参考動画:IS強
参考動画:IS
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