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キヤノンの視線検出を組み込んだ被写体認識AFの特許出願が公開される

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2019年8月1日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開されています。

  • 【公開番号】特開2019-129461(P2019-129461A)
  • 【公開日】令和1年8月1日(2019.8.1)
  • 【発明の名称】被写体認識装置
  • 【出願日】平成30年1月26日(2018.1.26)
  • 【出願人】
    【識別番号】000001007
    【氏名又は名称】キヤノン株式会社
  • 【課題】視線検出機能を有する被写体認識装置において、被写体を精度よく認識しつつ、かつ注視位置のキャリブレーション動作の自動化を図り、使用者の利便性を向上すること。

1992年に登場した「EOS 5 QD」は赤外線を利用した視線入力AFでしたが、今回も赤外発光ダイオードを用いて眼球用撮像センサーで視線を認識する仕組みとなっています。今回は手動キャリブレーションが不要みたいですね。

図を見る限りでは一眼レフというよりもミラーレスを想定したシステムとなっている模様。さらに視線入力のズレも補正する仕組みもあるっぽい。

ソニー・ニコン・パナソニックと異なり、マルチコントローラー(AFジョイスティック)を導入していないキヤノンEOS Rシリーズですが、マルコンの代わりに視線入力を本格的に実装したら面白そうですねえ。特許だけで実用化されるかどうかまだ分かりませんが…。

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