2020年12月3日付けで富士フイルムの気になる特許出願が公開されています。大型センサー向け「45-100mm F4」に関する特許のようです。レンズ構成を見る限りでは「GF45-100mmF4 R LM OIS WR」でしょうか。
「GF45-100mmF4 R LM OIS WR」
- 【公開番号】特開2020-194126(P2020-194126A)
- 【公開日】2020年12月3日
- 【発明の名称】ズームレンズおよび撮像装置
- 【出願日】2019年5月29日
- 【出願人】
【識別番号】306037311
【氏名又は名称】富士フイルム株式会社- 【課題】軽量化された防振レンズ群、像ぶれ補正の際の色収差の変動の抑制、小型化、高性能を実現可能なズームレンズ、およびこのズームレンズを備えた撮像装置を提供する。
実施例1 実施例2 実施例3 焦点距離 45.95-97.97 45.92-97.91 45.90-97.87 F値 4.10-4.11 4.10-4.11 4.10-4.11 画角 64.4-31.2 64.4-31.2 64.6-31.2
2020年に開催されたX-Summitロンドンに先駆けて1月に正式発表されたGFX用のズームレンズですね。光学手ぶれ補正を搭載しているため、ボディ側に手ぶれ補正のないGFX 50SやGFX 50Rで使いやすいレンズに仕上がっています。
この特許出願は手ぶれ補正を搭載しつつ、高い光学性能を目指したことをうかがい知ることが出来ます。補正用レンズを小型化しつつ。色収差の変動を抑制した模様。
ちなみにフォーカスレンズは「L25」の小さなレンズを動かすようです。駆動方式はリニアモーターを使用しており、高い応答性やフォーカス速度を期待できそうですね。
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