スポンサーリンク
2019年12月19日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開されています。
- 【公開番号】特開2019-215426(P2019-215426A)
- 【公開日】令和1年12月19日(2019.12.19)
- 【発明の名称】撮像装置およびその制御方法
- 【出願日】平成30年6月12日(2018.6.12)
- 【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社- 【課題】撮影予備動作時と露光時とにおける構図のずれを抑制しつつ、適切な防振効果が得られる像ブレ補正を行うことができる撮像装置を提供する。
これまでにキヤノンの様々なボディ内手ぶれ補正に関する特許出願を見てきましたが、今回はボディ内手ぶれ補正と光学手ぶれ補正を協調した応用技術となっている模様。どちらもシフトブレに対応する手ぶれ補正を搭載している際にフレーミングのズレを緩和しながら効果的な手ぶれ補正が得られるみたいですね。。単にボディ内手ぶれ補正を載せる時代は過ぎ去っており、「+α」で何かを実現したいように見えます。
少し気になるのが図面で示しているレンズ構成。
図面のカメラはミラーの無いミラーレスカメラに見えますが、RF・EF-Mでこのようなレンズ構成のIS搭載レンズが見当たらないのです。最もレンズ構成に近いのがAPS-C一眼レフ用レンズ「EF-S17-55mm F2.8 IS USM」。この際、レンズ構成は特にこだわりが無いのかもしれませんが、オリジナリティのあるレンズ構成を持ってくる意味が分かりません。このような機能を利用できるIS搭載レンズを新しく開発しているのでしょうか?
スポンサーリンク
サイト案内情報
特許関連記事
- キヤノン「24-130mm F4 IS」「24-80mm F2.8 IS」のような光学系の特許出願
- キヤノン ティルト効果をタッチ操作で簡単に調整する仕組みの特許出願
- 富士フイルム レンズ固定式GFX用と思われる「35mm F3.5」「40mm F3.5」「50mm F3.5」光学系の特許出願
- RF70-150mm F2 L のような特許内の光学系は実際に登場する可能性がある?
- キヤノン 50-250mm F4.5-5.6 を想定したようなAPS-C向け光学系の特許出願
- キヤノン 70-150mm F1.8 フルサイズミラーレス向け光学系の特許出願
- ニコン 35 / 50 / 85 mmのF1.4 / F1.8 光学系の特許出願
- キヤノン「400mm F4 TC DO」「600mm F4 TC DO」を想定したような光学系の特許出願
- キヤノン RF28-70mm F2.8 IS STM 用と思われる光学系の特許出願
- シグマ フルサイズミラーレス用「50-100mm F1.8」「45-90mm F1.8」光学系の特許出願
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。