2020年10月1日付けでシグマの気になる特許出願が公開されています。どうやら大口径望遠レンズに関するものとなっており「200mm F1.8」「250mm F2」となりそうな実施例を含んでいますね。
大口径望遠レンズ登場なるか?
- 【公開番号】特開2020-160100(P2020-160100A)
- 【公開日】2020年10月1日
- 【発明の名称】結像光学系
- 【出願日】2019年3月25日
- 【出願人】
【識別番号】000131326
【氏名又は名称】株式会社シグマ- 【課題】 小型軽量化を達成しながら、諸収差を良好に補正した大口径望遠レンズとして使用可能な結像光学系を提供する。
実施例1 実施例2 実施例3 焦点距離 195.60 178.98 225.46 F値 1.84 1.84 2.02 半画角 12.56 13.71 10.91 像高 21.63 21.63 21.63 全長 239.82 232.10 257.29 BF 54.111 54.3633 55.2054 実施例4 実施例5 実施例6 焦点距離 244.97 F値 2.02 半画角 10.04 像高 21.63 全長 264.35 BF 54.7628
フルサイズ対応の明るい望遠単焦点レンズに関する特許出願ですね。実際には「200mm F2」となる可能性あり。バックフォーカスを見る限りでは一眼レフ用としても使えそうですが、特に言及はされていません。
このクラスの純正レンズは非常に高価となる傾向があり、シグマが手頃な価格設定の200mm F2を投入すると人気が出そうな気がします。とは言え、このクラスはオートフォーカスも重要となるので駆動系がしっかりとしている必要がありますが…。
「250mm F2」の実施例があるのも興味深いですね。2倍テレコンで「500mm F4」として利用可能となるので面白い選択肢となりそう。この特許が実用化される可能性は不明ですが、個人的には見てみたいですねえ。
参考:関連レンズ一覧
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