2019年11月14日付けでシグマの気になる特許出願が公開されています。
- 【公開番号】特開2019-197125(P2019-197125A)
- 【公開日】2019年11月14日
- 【発明の名称】結像光学系
- 【出願日】2018年5月9日
- 【出願人】
【識別番号】000131326
【氏名又は名称】株式会社シグマ- 【課題】バックフォーカスを短くすることで光学系の全長を抑えつつ、軸上色収差が良好に補正され、F値がF1.2程度のミラーレスカメラに最適な結像光学系を提供する。
- 35mm F1.2
- 40mm F1.2
- 50mm F1.2
実施例1 実施例2 実施例3 焦点距離 50.99 50.99 50.98 F値 1.25 1.25 1.25 画角 45.97 45.92 45.95 像高 21.63 21.63 21.63 全長 154.20 155.04 155.54 実施例4 実施例5 実施例6 焦点距離 41.35 41.35 35.99 F値 1.26 1.26 1.26 画角 57.17 57.17 64.62 像高 21.63 21.63 21.63 全長 157.00 157.00 140.00 実施例7 実施例8 焦点距離 35.99 35.99 F値 1.26 1.26 画角 64.60 64.09 像高 21.63 21.63 全長 140.00 140.00
既に市場へ投入している「35mm F1.2 DG DN」を想定した特許のように見えますが、実施例では35mmの他に「50mm」「40mm」が示されています。ソニーEマウントの標準大口径は既に飽和気味ですが、開放F値が「1.2」のAFレンズはまだまだ競争力がありそうですね。当然、ライカLマウントのレンズラインアップを補完するモデルにもなりそうです。
参考:ソニーE・ライカLの標準単焦点レンズ
- FE 50mm F1.8
- FE 50mm F2.8 マクロ
- Planar T* FE 50mm F1.4 ZA
- Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
- 45mm F2.8 DG DN
- LUMIX S PRO 50mm F1.4
- Batis 2/40 CF
- Loxia 2/50
- AF45mm F1.8 FE
- AF50mm F1.4 FE
- Voigtländer NOKTON 40mm F1.2 Aspherical
- Voigtländer NOKTON 50mm F1.2 Aspherical E-mount
- Voigtländer APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical E-mount
- SPEEDMASTER 50mm F0.95
- SPEEDMASTER 50mm F0.95 III
- SUMMILUX-SL F1.4/50mm ASPH.
一眼レフ用の設計
スポンサーリンク
サイト案内情報
特許関連記事
- キヤノン「9-18mm F4 IS」「10-20mm F2.8-4 IS」「11-22mm F2.8 IS」光学系の特許出願
- タムロンの回折光学系を使用した「400-1000mm F10-11.5」「250-700mm F6.5-13」の特許出願
- キヤノンのパワーズームを想定した「12-30mm F4-6.3」「24-50mm F4-6.3」光学系の特許出願
- タムロン「35mm F4 Di III」「28mm F4 Di III」と思われる光学系の特許出願
- キヤノン 小型軽量でパワーズームも想定した動画向けのインナーズーム光学系
- キヤノン「15-30mm F4-6.3 PZ」「20-50mm F4-5.6 PZ」「12-30mm F4-6.3 PZ」のような光学系の特許出願
- キヤノン「20-40mm F4 IS」「26-40mm F4.5-6.3 IS」インナーズーム光学系の特許出願
- タムロンのフルサイズ向け「50-200mm F2.8」光学系の特許出願
- 「RF24-70mm F4-7.3 IS」を想定したかのようなキヤノンの特許出願【更新】
- キヤノン「35-600mm F4-7.1」「28-500mm F3.5-7.1」などを想定したような光学系の特許出願
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。