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タムロン28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD 純正レンズを圧倒する良好な高倍率ズーム

Lesnumeriquesがタムロンのミラーレス用交換レンズ「28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD」のレビューを掲載しています。広角?中望遠域までとても良好な画質を得られるレンズと評価しています。

  • ソニーEマウントで競合するレンズは2015年にソニーが投入した「FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS」だけだ。明るさを抑えつつ、広いズームレンジと光学手ぶれ補正を備えている。
  • 使い勝手はタムロンDi IIIシリーズらしいものだ。主にプラスチックパーツで構成され、比較的軽量でコンパクト、グリップは抜群だ。
  • スイッチは広角端でズームリングを固定する機能ものだけだ。
  • ズームリングはやや重く、焦点距離を変える際に多少の抵抗感がある。このため、ロックスイッチが本当に必要だったのか疑問に感じる。
  • 逆にフォーカスリングは滑らかな動作だ。
  • 非常にコンパクトなレンズであり、何より競合ソニーレンズと比べて200g以上軽量だ。これはソニーレンズの外装が金属製だったり、光学手ぶれ補正を搭載している点などで差がついたと思われる。
  • タムロンに光学手ぶれ補正は無いものの、これがハンディキャップとなるわけでは無い。ソニー製カメラにはボディ内手ぶれ補正が組み込まれている。
  • APS-Cでは換算42?300mmのレンズとして使うことができる。α6100などボディ内手ぶれ補正を搭載していないカメラでは望遠端が使い辛いと思われる。
  • シャープネス
    ・α7R IIを使用している。
    ・高倍率ズームとしては28mmのパフォーマンスが良好だ。ピークはF4で達成されるが、中央と四隅の画質差は残念だ。
    ・70mmまではとても良好な画質であり、28mmよりも均質性が高い。
    ・135mmや200mmへズームすると画質は低下する。
    ・F11まで絞るとシャープネスの低下が顕著だ。
  • 歪曲収差は70mmで最も大きくなる。
  • 色収差の影響は限られており、200mmでも僅かな色ずれしか発生しない。
  • 周辺減光は歪曲収差と同じく70mmで最も強くなる。絞ることで減光は大きく改善する。
  • 玉ボケが中央から外れると変形が始まる。同心円状のムラもあるのでボケが良好とは限らない。
  • オートフォーカスはα7 IIIとの組み合わせで高く評価できるものだ。

とてもコンパクトで軽量、そして防塵防滴仕様の便利な高倍率ズームレンズだ。唯一のライバルである。ソニー「FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS」を圧倒しており、全体的に良好なパフォーマンスを発揮する。

長所:防塵防滴・最短撮影距離19cm・小型軽量・28?70mmでとても良好な画質・高い汎用性

短所:物理的なコントロールが少ない・手ぶれ補正なし・70mmで顕著な歪曲・135mmから低下する画質

Lesnumeriques:Test Tamron 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD : un zoom en monture E Sony des plus polyvalents

とのこと。
望遠側で画質が低下するものの、使用頻度が高いと思われる広角?中望遠域の画質はとても良好みたいですね。実際、手持ちのレンズでもそう感じます。歪曲収差はやや目立つものの、レンズプロファイルを利用出来るので特に大きな問題とは感じないはず。ソニーEマウントで手ごろな価格の高倍率ズームを探しているのであればおススメの一本。

28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD交換レンズデータベース

28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD
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