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サムヤンAF45mm F1.8 FEは小型軽量で抜群の中央解像と素敵なボケを併せ持つ

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PhotographyBlogがサムヤンのミラーレス用交換レンズ「AF45mm F1.8 FE」のレビューを掲載しています。小型軽量ながらなかなか良好な光学性能を備えているようですね。個人的にも描写はおススメのレンズ。

  • ソニーEマウント用の標準単焦点レンズだ。APS-Cで利用すると67.5mmに相当する画角となる。
  • レンズ構成は6群7枚、うち2枚に非球面レンズ、1枚に超低分散レンズを使用している。
  • 絞り羽根は9枚円形絞りだ。
  • オートフォーカスはリードスクリュータイプのステッピングモーターを使用している。
  • 重量はわずか162g、全長は5.6cmだ。焦点距離を考慮するとコンパクトなレンズである。ソニー「FE 50mm F1.8」と比べて24g軽く、0.4cm短い。
  • 軽量なプラスチック製外装だが、ビルドクオリティは良好だ。レンズマウントは金属製である。防塵防滴には対応していない。
  • フォーカシングはインナーフォーカスタイプだ。MFやDMFに対応している。フォーカスリングはレンズサイズを考慮すると十分幅広い。
  • オートフォーカスはとても高速だ。α7 IIIとの組み合わせで被写体を約0.2秒で捕捉する。良い光環境でも悪い光環境でもピントの迷いはなかった。静かな駆動音なので動画にも最適だ。
  • レンズには優れたレンズケースとプラスチック製レンズフードが付属する。
  • 色収差は目立たず、高コントラストな領域にのみ現れる。
  • 周辺減光はF1.8で四隅にいくらか目立つ減光が発生する。解消するには少なくとも3段絞る必要がある。
  • 歪曲収差はほとんど無い。
  • ボケの評価には個人差があると思うが、とても魅力的なボケ描写に見える。
  • シャープネス
    ・中央:F1.8でも許容できるシャープさとなり、F2.8~F11で最高のパフォーマンスを発揮する。
    ・端:F1.8-2は少しソフトで、F2.8でシャープとなり、F4-F11で最適となる。

中央がとてもシャープでボケが美しい小型軽量レンズだ。「FE 50mm F1.8」よりオートフォーカスが高速かつ静かに動作し、より小型で軽量だが少し価格が高い。50mmより僅かに広い画角も好みだ。

絞り開放の中央はとてもシャープであり、F2.8以降は抜群だ。周辺はそれ程でもないが、F2.8-F11で最適な結果を得ることが出来る。色収差はほとんど見られず、周辺減光は目立つが許容範囲内だ。オートフォーカスは許容できる速さ、動画撮影にも十分適した静かさで動作する。
ビルドクオリティは優れたものでは無いが良好だ。

全体的に見て、混雑するソニーEマウント標準レンズの中で光るものを持っている携帯性がとても良いレンズだ。

PhotographyBlog:Samyang AF 45mm f/1.8 FE Review

とのこと。
私も使ったことがあり、なかなか良いレンズだと感じました。FE50mm F1.8と比べてAF速度が速く、開放付近の解像性能が安定している印象。
ただし、PhotographyBlogが述べているよりもレンズの作りは安っぽく感じます。光学性能はFE50mm以上、レンズの作りはFE50mm以下と言った感じ。珍しく初期不良に当たってしまったレンズでもあるので、購入後は早めに動作確認するのがおススメ。

作りに不安はあるものの、描写は確かに良好です。特にボケはFE50mm F1.8よりかなり良好で、軸上色収差を上手く抑えているように見えます。価格的に「45mm F2.8 DG DN」と悩むところですが、長くじっくり使うつもりならシグマ、F1.8のボケ量が必要であればサムヤンがおススメ。コストパフォーマンスを考慮するとFE50mm F1.8も良い選択肢と言えますが、周辺画質やAFには妥協が必要です。(ちなみにFE50mm F1.8・45mm F1.8 FE・45mm F2.8 DG DNは全て使った上での感想)

AF45mm F1.8 FEのレビュー・作例を集めているページはコチラ

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