Digital Camera Worldが「RX10 V DSC-RX10M5」のレビューを公開。高速連写や進化したAFシステム、動画機能などを高く評価。操作性もαシリーズに近いものとなっており、これまでで最高のブリッジカメラと評価。価格以外に不満点はほとんどないとのこと。
Digital Camera World:Sony RX10 V review: Sony’s superzoom bridge camera gets an Alpha upgrade
- 外観:RX10 IVからデザインを大きく刷新。αシリーズのデザインや操作系を取り入れ、従来機より現代的な印象。一方でブリッジカメラらしい大柄な外観は維持。
- 質感:記載なし
- バッテリー:Zバッテリー(NP-FZ100)を採用。液晶モニター使用時で約630枚撮影可能。
- インターフェース:USB-C 3.2 Gen2(10Gbps)とmicro HDMIを搭載。SDカードスロットはバッテリー室内に配置。USB 4K30pライブ配信に対応。
- 携帯性:24-600mmレンズを搭載するため大型で携帯性は高くない。収納時はレンズが少し沈胴するものの、望遠時は大きく伸長し前荷重となる。
- グリップ:しっかりしたグリップを備え、超望遠撮影に適したデザイン。
- 操作性:操作系をαシリーズ風に刷新。モードダイヤル配置を変更し、前後ダイヤルやAF-ONボタン、ジョイスティックを新搭載。静止画・動画・S&Qを独立して切り替えられ、従来機より操作しやすい。
- 手ぶれ補正:レンズ内手ぶれ補正は静止画で良好。600mmでも高い効果を発揮した。動画では電子補正との組み合わせにより、手持ち撮影でも十分実用的な安定性を実現。ただし大きな動きでは揺れが目立つ。
- ファインダー:368万ドット・120fps対応EVFへ進化。明るく見やすく、撮影情報も確認しやすい。
- モニター:3.0型3:2・162万ドット液晶を採用。屋外でも見やすくなったが、バリアングルではなくチルト式を継続。
- メニュー:静止画・動画・S&Qで個別のメニュー設定を利用可能。
- フォーカス:BIONZ XRとAIプロセッサによりAF性能が大幅向上。575点AF、70.6%カバー率、新しいAFエリア設定を採用し、AF-ONボタンやジョイスティックとの組み合わせで使い勝手も改善。人物認識は非常に良好で、野鳥や昆虫も高精度に認識する。一方、自動被写体認識は鳥や昆虫で見逃す場面があり、被写体を手動指定したほうが安定する。
- 連写性能:電子シャッターでAF記載なし/AE追従30コマ/秒、ブラックアウトフリー撮影に対応。メカシャッターは10コマ/秒。状況に応じて高速連写へ切り替える機能も搭載。
- 解像性能:20MPセンサーながら細部描写は良好。野鳥の羽毛や昆虫の細かな質感まで描写できる。24-600mmレンズも高い描写性能を維持。超解像ズームは約2倍まで実用的で、デジタルズームは画質低下が見られるものの構図調整には役立つ。
- 高感度ISO:記載なし
- ダイナミックレンジ:記載なし
- ホワイトバランス:記載なし
- 撮影:背景を大きくぼかした撮影も可能で、望遠側では良好な被写体分離が得られる。ズームアシストや高倍率ズームにより幅広い撮影に対応。
- 動画:クロップなし4K60p、クロップ4K120p、5.2Kオーバーサンプリング、FHD240pに対応。S-Log3、S-Cinetone、LUT、タイムラプス、タリーランプ、4K30pライブ配信も利用できる。動画性能は従来機より大幅に向上したが、バリアングル液晶やボディ内手ぶれ補正を備えないため、本格的なハイブリッド機ほどではない。
- 作例集:野鳥、昆虫、航空機、風景、マクロなど。
- 総評:24-600mm F2.4-4レンズ、高速AF、強力な手ぶれ補正、30コマ/秒連写、進化した動画機能により、現行ブリッジカメラとして非常に完成度が高い。価格は大幅に上昇し、レンズ交換ができない点も購入時の判断材料となるが、野鳥、旅行、スポーツ、航空機などを1台で撮影したいユーザーには魅力的な選択肢。動画は期待以上だが、本格的なハイブリッド機という位置付けではなく、静止画を重視したカメラ。
Digital Camera Worldのレビューでは、αシリーズに近づいたボディデザインやコントロール、機能的なAFや動画を評価しています。AFは自動被写体検出時に不安定となるものの、被写体種類を指定した場合は非常に良好とのこと。このクラスのカメラとしては、像面位相差AFや被写体検出AFは唯一無二の機能であり、多少の不安定さは妥協する必要があるかもしれませんね。
センサー画質については言及していませんが、PetaPixelでは従来通りのセンサーが起因すると思われる画質について辛めの評価。高ISOのノイズやディテールの潰れ、ダイナミックレンジの狭さを感じるようです。RAW編集できると高度なノイズ処理で評価が変わるかもしれませんが、少なくともJPEG/HEIFはイマイチとのこと。このあたりは他のレビューもチェックしておいたほうが良いかもしれません。
価格がネックという点は他のレビューと一致しており、1型センサーのレンズ固定式カメラに30万円を払えるかどうかがポイントとなる模様。
- 発売日:7月31日
- 予約開始日:2026年7月16日(木)10時
- 市場推定価格:360,000円前後
ソニーは、約8年ぶりとなる高倍率ズーム一体型カメラ「RX10 V」を発表。センサーとレンズはRX10 IVから継承しつつ、新世代BIONZ XRプロセッサとAIプロセッシングユニットを搭載することで、AFや画像処理性能を大幅に強化。
リアルタイム認識AFに対応しており、人物や動物、鳥、昆虫、車両など幅広い被写体を高精度に認識・追尾。電子シャッターでは最高約30コマ/秒のブラックアウトフリー連写を実現しています。ただし、近年のソニー機で採用が進むプリキャプチャー機能は非搭載。
動画機能も大幅に強化され、全画素読み出しによる4K60pやクロップ付き4K120p、4:2:2 10bit記録、All-Intra、XAVC HSなど最新フォーマットをサポート。S-Log3やS-Cinetone、ユーザーLUT、アクティブ手ぶれ補正、オートフレーミング、ライブ配信機能など、最新αシリーズに近い動画機能を搭載。
本体デザインも最新のαシリーズに近いものへ刷新され、ファインダーやモニター、AFジョイスティック、メニュー、USB-Cなどインターフェースシューも強化されています。
センサーやレンズ自体に大きな変更はないものの、AI技術や新世代プロセッサの採用によって撮影体験は大きく向上。30万円超の高価な1型カメラですが、長らく更新が途絶えていた高倍率ブリッジカメラ市場において、本格的な静止画・動画撮影の双方に対応するフラッグシップモデル。
| DSC-RX10M5 | |
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主な仕様
| レンズ | F2.4 - F4.0 24-600mm 72 mmフィルター |
| イメージセンサー | タイプ:1.0型Exmor RS CMOS 有効画素:最大約2010万画素 |
| プロセッサ | BIONZ XR AIプロセッシングユニット |
| カラー | クリエイティブルック S-Cinetone ユーザーLUT |
| 内蔵ND | - |
| 手振れ補正 | 光学式 |
| ISO | 100 - 12800 拡張 64 |
| 画像ファイル形式 | JPEG/HEIF/RAW |
| ストレージ | SD UHS-II |
| AF | 検出方式:ファストハイブリッドAF 測距点:最大575点 測距輝度範囲:EV-2 - EV20 最大約60回/秒の高速AF/AE演算 |
| 被写体検出 | オート 人物 動物/鳥 動物 鳥 昆虫 車/列車 飛行機 |
| シャッター | メカニカル: F2.4 - F7.1: 1/1000 - 30秒 F8.0 - : 1/2000 - 30秒 電子:: 1/16000-30 秒 |
| フラッシュ同調速度 | 1/2000 秒 |
| 連続撮影速度 | Hi+: 最高約30コマ/秒 |
| 連続撮影枚数 | RAW: 156枚 RAW(ロスレス圧縮): 162枚 |
| ファインダー | サイズ:0.5型 Quad-VGA OLED 解像度:3 686 400 ドット 倍率:約0.78倍STD 60fps / HI 120fps |
| モニター | サイズ:3.0型 解像度:1 620 000 ドット 可動方式:チルト |
| 動画フレームレート | 4K 120p FHD 120p |
| 動画出力 | XAVC S: MPEG-4 AVC/H.26 XAVC HS: MPEG-H HEVC/H.265 |
| USB | USB-C USB3.2 |
| マイク/ヘッドホン | マイク:3.5 mm ヘッドホン:3.5 mm |
| HDMI | タイプD |
| Wi-Fi | IEEE 802.11a/b/g/n/ac |
| Bluetooth | Ver. 5.0 |
| その他ポート類 | microUSB |
| バッテリー | タイプ:NP-FZ100 撮影可能枚数:約570枚 / 約630枚 |
| サイズ | 約136.4 x 94.5 x 151.3 mm |
| 重量 | 本体のみ:約1026 g バッテリー含:約1111 g |
| 防塵防滴 | 配慮した構造 |
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