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キヤノンEF-M32mm F1.4 STMは小型軽量で自然なボケだが逆光耐性がイマイチ【海外の評価】 

Mobil01がキヤノンの交換レンズ「EF-M32mm F1.4 STM」のレビューを掲載しています。

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ボケは自然で四隅の解像性能も実用的

  • ソニーやフジフイルムと同じ価格帯の製品だが、レンズフードが付属していないのは残念だ。
  • プラスチック鏡筒、金属マウントは一貫してハイクオリティな質感だ。
  • レンズのサイズや重量はEF-M 18-55mm F3.5-5.6 IS STMとよく似ている。大口径レンズだがとてもコンパクトだ。
  • レンズはマレーシア製である。
  • 防塵防滴仕様では無い。
  • オートフォーカスは高速で静かだ。価格の割に悪く無い。
  • フレーム中央は絞り開放からとても豊かだ。フレーム隅はソフト-良好の間だが、まだ許容範囲内である。中央はF1.4-F11で、四隅はF2.8-F11がベストパフォーマンスとなる。
  • F1.4でパープルフリンジは目立つが、F4まで絞ると改善する。倍率色収差は心配する必要が無い。
  • コーティングが施されゴーストやフレアは抑えられているがASCが施されたハイエンドレンズほど良好ではない。開放からゴーストが発生し、絞るとさらに目立つ。
  • 周辺減光は無視できる程度だ。
  • 玉ボケは口径食の影響を受けているが、F1.8まで絞ると改善する。
  • 光条はF2.8からハッキリと現れ、F5.6以降はさらに明確となる。
  • ボケはとても良好で問題は無い。

逆光耐性は今一つだが、F1.4の明るさや自然なボケ、接写性能は価値のあるレンズだ。

とのこと。

作例を確認すると確かにパープルフリンジと逆光耐性には注意したほうが良いかもしれませんね。解像性能はMobil01が言うほど四隅のパフォーマンスは悪く無いように感じられます。

ボケは全体的に滑らかですが、口径食と軸上色収差による色づきが気になるシーンが稀にあるようです。

ボケが欠けている(口径食では無い種類のもの)ように見える作例はEOS Mシリーズの電子先幕シャッターが悪さをしているように見えます。どれも高速シャッター時にボケが欠けているので間違いないかなと。

EOS Mシリーズにはフォーカルプレーンの先幕シャッターが存在しないため、これを解決するためにはNDフィルターか電子シャッターを利用するしか無さそうです。EOS Kiss Mの電子シャッター(サイレント撮影)はプログラムAE専用のため、真っ先に絞り値が変動してしまうので使い辛いかと思います。となるとNDフィルターを用意しておいたほうが良いかもしれません。

EF-M32mm F1.4 STMのレビュー・作例を集めているページはコチラ

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