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ソニー「FE 40mm F2.5 G」欠点が少ない優れた小型レンズ

Lesnumeriquesがソニー「FE 40mm F2.5 G」のレビューを公開。小型軽量ながら優れたビルドクオリティと機能性を備え、解像性能やボケも良好と高く評価しています。

Lesnumeriques:Test Sony FE 40mm F2.5 G : la focale la plus atypique pour hybrides 24x36 de Sony

レンズの紹介:

  • ソニーEマウント用のフルサイズ対応レンズだ。24mm F2.8 Gと50mm F2.5 Gと同じシリーズである。
  • 35mmや50mmの選択肢は多いが、40mmのレンズはあまりない。
  • シグマ「45mm F2.8 DG DN」とサムヤン「AF 45mm F1.8 FE」が近い存在だ。
  • 2021年4月に699ユーロで発売された。

ビルドクオリティ:

  • 記載なし。

携帯性:

  • 50mm F2.5 Gと比べてほぼ同じサイズ・重量だ。50mmよりも1g軽い

操作性:

  • 基本的にエルゴノミクスはFE 50mm F2.5 Gと同様だ。

オートフォーカス:

  • 記載なし。

マニュアルフォーカス:

  • 記載なし。

手ぶれ補正:

  • 記載なし。

解像性能:

  • 6100万画素のα7R IVと組み合わせてテストした。
  • ソニーのレンズは贅沢ではない光学設計でも優れたものとなっている。このレンズは圧倒的なシャープネスを持つ50mm F2.5 Gに続き、ほぼ同水準のシャープネスを備えている。
  • もちろん50mmには及ばないものの、他社の高級レンズが嫉妬するようなシャープネスだ。
  • 絞り開放F2.5からシャープネスは非常に高い。F4でシャープネスはピークとなり、非常に精細なイメージを得ることが出来る。
  • 中央とフレーム端の均質性は欠如しているが、これは驚くべきことではない。

像面湾曲:

  • 記載なし。

ボケ:

  • ボケ量は少ないが、ボケ味はなかなかのものだ。
  • 後ボケも良好で、欠点はほとんどない。

色収差:

  • 色収差はほとんどない。非常に優秀なレンズだ。

球面収差:

  • 記載なし。

歪曲収差:

  • 40mmレンズとしては少し存在感のある歪曲収差が残っている。簡単に修正することが可能だが。

周辺減光:

  • 周辺減光は非常に目立つ。より大きな光量落ちのレンズも存在するが、目立つ減光であることは認めざるを得ない。
  • とは言え、後処理で簡単に修正が可能だ。

コマ収差:

  • 記載なし。

逆光耐性:

  • 記載なし。

総評

非常に優れたFE 50mm F2.5 Gと共に、優れたFE 40mm F2.5 Gも誕生した。このレンズは、あまり一般的ではない焦点距離のため、ストリートフォトグラファーや、汎用性を求める人に最適だ。周辺減光がやや目立つことと、開放F値が小さいことを除けば、不満な点はあまり見当たらない。非常に優れたシャープネスを持つ、コンパクトでフル機能のレンズだ。

  • 長所
    ・防塵防滴
    ・良好なビルドクオリティ
    ・カスタマイズ可能なコントロール
    ・デクリック対応の絞りリング
    ・とても良好なシャープネス
  • 短所
    ・手ぶれ補正なし
    ・目立つ周辺減光

とのこと。
小型軽量ながら優れたシャープネスを備え、ボケもなかなか良さそうですね。「40mm F2.5」のレンズとしては少し高めですが、ビルドクオリティや機能性、光学性能を考えると、それだけの価値を備えたコンパクトレンズと言えそうです。

私もα7R IVと組み合わせて楽しみましたが、確かに開放からシャープで、ボケもまずまず良好なレンズと感じました。撮影距離によってボケは騒がしく感じるものの、パンチのあるピント面が強調され、悪くない描写。

ソニー「FE 40mm F2.5 G」交換レンズデータベース

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