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FE 20mm F1.8 Gは競合より高価だがそれだけの価値があるレンズ

ePHOTOzineがソニー製Eマウント用交換レンズ「FE 20mm F1.8 G」のレビューを公開しています。完璧なテストを実施できていないようですが、良好な光学性能とビルドクオリティを高く評価している模様。

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  • フード無しで373g、全長84.7mmだ。「20mm F1.8」としては比較コンパクトなレンズである。
  • レンズは金属とプラスチックを組み合わせ、とても良好なビルドクオリティと感じる。
  • 防塵防滴仕様で全体的に処理が施されている。
  • 前面には撥水・撥油性を持つフッ素コーティングが施されている。
  • 光学手ぶれ補正を搭載していないため、ボディ内手ぶれ補正を利用する必要がある。
  • 花形レンズフードは逆さ付け可能だ。
  • 電子制御式のフォーカスリングは滑らかに操作可能だ。
  • AポジションとF1.8~F22までの絞り値を操作できる絞りリングを備えている。さらに側面のスイッチを操作することでデクリック機構も利用可能だ。
  • 最短撮影距離は19cm、撮影倍率は0.2倍だ。マニュアルフォーカス時はさらに接写が可能となる。
  • レンズ構成は12群14枚、2つのAAレンズと3つのEDレンズを内包している。
  • リニアモーター駆動のため、電源オフ時はフォーカスレンズが固定されず前後に動いてしまう。AF動作時は2つのXDリニアモーターで大きなフォーカスレンズ群を動かす。
  • フォーカスシステムは比較的高速でとても静かな動作だ。絞り羽根動作時に異音が発生するものの、それほど大きな音ではない。ただし静かな環境では目立つ。
  • F1.8から中央はとてもシャープだ。四隅に向かって低下するが、F5.6~F9まで絞ると非常に優れたシャープネスとなり、隅までディテールがある。さらにF16まで絞ると回折の影響でソフトとなる。
  • 色収差の補正状況はとても良好だ。
  • F1.8~F2.8で周辺減光が最も顕著となる。F2.8で大きく改善し、F5.6まで絞るとさらに大きく改善する。
  • 歪曲収差は最小限だ。歪曲補正をオンにすると僅かに改善する。
  • 逆光耐性は大部分の状況でとても良好だ。ただし太陽をフレームに入れるといくらかフレアが発生する。
  • Eマウントで利用できる20mmの中では最も高価なレンズの一つだ。他にはコンパクトな「20mm F/2.8 Di III OSD M1:2 Model F050」や大きく重い「20mm F1.4 DG HSM」、そして「FíRIN 20mm F2 FE AF」などが存在する。

とても良くできた防塵防滴仕様のレンズだ。見事なシャープネスと良好なクローズアップ性能を備えている。比較的コンパクトなサイズと重量は高く評価でき、α7シリーズに適している。絞り開放時の周辺減光はとても強いが、絞るかソフトウェア補正で改善可能だ。

競合他社より高価なレンズだが、見事なシャープネスと純正ブランドにこだわりたい場合、価格分の価値を感じることが出来るはずだ。

長所:見事なシャープネス・防塵防滴・デクリック機構・良好な補正の色収差・優れた逆光耐性・小型軽量・クローズアップ性能

短所:被写体によって周辺減光が目に付く・競合レンズより高価

ePHOTOzine:Sony FE 20mm f/1.8 G Lens Review

とのこと。
海外のレビューサイトで絶賛されている広角レンズであり、ePHOTOzineでも良好なパフォーマンスとなったようです、私も発売日にこのレンズを入手すており、確かに納得の光学性能だと感じます。

欠点と言えば無限遠での周辺減光くらいであり、それも絞ったりデジタル補正で改善します。絞り開放で光量を稼ぎたい遠景撮影では苦しい場面もあるはずですが、基本的には高い光学性能を堪能できるはず。

FE 20mm F1.8 Gの最新情報を集めているページはコチラ

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