Mobile01が「LAOWA 85mm f/5.6 2x Ultra Macro APO」のレビューを公開。小型軽量で手ごろな価格の2倍マクロレンズですが、ストロークの短いフォーカスリングや逆光耐性を指摘しています。
Mobile01:Laowa 85mm f/5.6 2x Ultra Macro APO 評測報告|重量僅 252 公克的 2.0x 微距鏡!
外観・構造:
- 金属製レンズフードが付属する。フードの内側は艶消しされたスレッド構造だ。
- 対応するフィルターサイズは46mmと非常に小さい。
- 外装の主なパーツは金属製だ。
- 絞りリングとフォーカスリングを搭載している。
- フルマニュアルレンズであり、電子接点は存在しない。
携帯性:
- 記載なし。
操作性:
- マクロレンズだがフォーカスリングのストロークが異常に短い。無限遠から16.3cmの最短撮影距離まで半回転ほどだ。
- 絞りリングはF5.6からF22まで操作できるが、クリックは無い。
フォーカス:
- 85mmのマクロレンズで2倍マクロは珍しい。もちろん、最短撮影距離が短くなるので、被写体に影が写りこまないように撮影するのが難しい。
- 最も難しいのは2倍マクロ時の被写界深度だ。F22まで絞っても被写界深度が浅すぎる。
手ぶれ補正:
- 光学手ぶれ補正は無いが、ボディ内手ぶれ補正があれば補うことが出来る。
解像性能:
- F5.6からF11まで実用的な画質だ。
- F16まで絞るとソフトがある。
- (訳注:マクロ域は作例のみ)
像面湾曲:
- 記載なし。
ボケ:
- 記載なし。
色収差:
- 色収差を見つけるのは難しい。
球面収差:
- 記載なし。
歪曲収差:
- 記載なし。
周辺減光:
- 記載なし。
コマ収差:
- 記載なし。
逆光耐性:
- フレアの発生は明らかだ。とは言え、マクロで逆光耐性はあまり気にしない。
総評
2倍マクロレンズとしては非常に魅力的な価格設定で、貴重な2倍マクロを楽しむことが出来る。重量はわずか252gと最軽量だ。手ぶれ補正は搭載していないが、ボディ側の手ぶれ補正を利用することが出来る。EOS R5の4500万画素を満たすほどの光学性能では無いが、2倍マクロや価格設定は魅力的と感じると思う。
とのこと。
いつもと比べてレビュー内容は薄いものの、作例はいつも通り大量に用意されているので参考になると思います。最高の光学性能ではないものの、手ごろな価格の小型軽量な2倍マクロレンズと考えると妥協できる範囲に収まっているように見えます。色収差も良く抑えられていますね。LAOWAレンズらしく逆光耐性には注意が必要ですが、フラッシュを使用しない限り、マクロで逆光が気になることはないかもしれません。
LAOWA 85mm f/5.6 2x Ultra Macro APO 最新情報まとめ
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