Dustin Abbottが「NIKKOR Z 24-120mm f/4 S」のレビューを公開。S-Lineのズームとしては手頃な価格で、汎用性・光学性能が高く、レンズ1本で幅広く対応したいユーザーに好適と評価。
Dustin Abbott:Nikkor Z 24-120mm F4 S Review
- 外観:全体のデザインに大きな不満はない。全長が長いものの許容範囲であり、実用上の問題はない。
- 構造:防塵防滴構造を採用。約11か所のシーリングと前玉のフッ素コーティングにより、耐候性と信頼性を確保。
- フード:標準フードが付属。ロック機構はないが、確実に固定される。
- 携帯性:S-Lineらしく小型重視ではない設計。直径約84mm、全長約118mm、重量約630g。77mmフィルター対応。大きいがソニーやキヤノンの同クラスより軽量。ズーム時は最大約60mm繰り出す。
- 操作性:ズーム操作は滑らか。カスタマイズ可能なコントロールリング、Fnボタン、AF/MFスイッチを搭載。スイッチ配置はやや扱いにくい。
- AF:デュアルSTM駆動。高速・静か・滑らかで信頼性が高い。暗所でも安定して合焦。F4の制約はあるが、実用上問題はない。
- MF:減衰力と精度に優れたリングを搭載。フォーカスブリージングは極めて少なく、動画向き。
- マクロ:最短撮影距離35cm、最大撮影倍率0.39倍。競合を上回る近接性能。至近ではややコントラスト低下するが、後退や絞りで改善。
- 手ぶれ補正:光学式手ぶれ補正は非搭載。ボディ側補正に依存する。
- 解像性能:全域で良好。24mmでは隅を除き安定。35mmは特に優秀。50mmと85mmは少し低下するが、120mmは再び高水準。F5.6で中央・中間部が大きく向上。総合的に期待以上。
- 像面湾曲:記載なし。
- ボケ:9枚羽根の円形絞りを採用。玉ボケは比較的クリーン。極端に柔らかい描写ではないが、このクラスとしては良好。
- 軸上色収差:ほぼ見られない。
- 倍率色収差:周辺部でも良好に補正されている。ズームとしては優秀。
- 球面収差:記載なし。
- 歪曲収差:カメラ側で常時補正される設計。24mmでは樽型が大きく複雑。望遠側では糸巻き型に移行し、手動補正は比較的素直。
- 周辺減光:大きな問題はない。実用レベル。
- コマ収差:記載なし。
- 逆光耐性:ナノクリスタルコートとARNEOコートにより、フレアとゴーストは良好に抑制されている。
- 光条:条件が整えば、美しい光条が得られる。
- 作例集:多数掲載。
- 総評:24-120mmをカバーする高い汎用性と本当に満足のいく画質を備える。AF性能と解像力は優秀で、マクロ性能も高い。価格も比較的抑えられており、旅行や日常用途に適した実用性の高いズームレンズ。1本で幅広く対応したいユーザーに適する。
- 競合について:キヤノンRF24-105mm F4との比較では、中央はニコンが優位。中間部と周辺は拮抗。
- 備考:
Dustin Abbottのレビューでは、良好な解像性能と(カメラ補正込みの)諸収差の補正状態で、様々な被写体に適している模様。
ズーム域が他社よりも少し広く、最大撮影倍率が全体的に高く、汎用性の高いレンズ。
手振れ補正は非搭載ですが、フルサイズZカメラは全機種で手振れ補正を搭載しているので問題は無さそうです。
私も本レンズとZ 7やZ 8と組み合わせて楽しんでいます。24mm F4のフレーム端が少しソフトですが、その他は均質的な性能を発揮。色収差は良好に補正され、歪曲収差と周辺減光はレンズプロファイルにより綺麗に補正されます。
また、逆光耐性はソニーやキヤノンの競合レンズと見比べると良好。競合他社の24-105mm F4と比べると、強みとなるのは逆光耐性と望遠側の解像性能、そして接写性能の高さ。欠点と感じる部分は少なく、お勧めしやすいレンズに仕上がっています。
NIKKOR Z 24-120mm f/4 S 最新情報まとめページ
2022年1月28日発売 のZマウント用標準ズームレンズ。
7本あるNIKKOR Z 標準(域をカバーする)ズームレンズのうち、幅広い焦点距離をF4の開放F値でカバーしている便利なレンズ。他社で一般的な24-105mmよりも望遠側の焦点距離が少し長く、適度なサイズ・重量に抑えられています。
さらに、クラス最高の接写性能を備えているのが魅力的。光学手振れ補正を搭載していませんが、24-120mmであればボディ側に内蔵されたセンサーシフト式の手振れ補正で十分と言えるかもしれません。
| NIKKOR Z 24-120mm f/4 S | |||
| 楽天市場 |
Amazon | キタムラ |
|
| キタムラで中古品を探す |
|||
レンズの仕様
| レンズの仕様 | |||
|---|---|---|---|
| 発売日 | 2022年2月 | 初値 | 125,730円 |
| マウント | 35mm | 最短撮影距離 | 0.35m |
| フォーマット | Z | 最大撮影倍率 | 0.39倍 |
| 焦点距離 | 24mm-120mm | フィルター径 | 77mm |
| レンズ構成 | 13群16枚 | 手ぶれ補正 | - |
| 開放絞り | F4 | テレコン | - |
| 最小絞り | F22 | コーティング | ARNEO・F |
| 絞り羽根 | 9枚(円形絞り) | ||
| サイズ・重量など | |||
| サイズ | φ84mm×118mm | 防塵防滴 | 対応 |
| 重量 | 630g | AF | STM×2 |
| その他 | マルチフォーカス | ||
| 付属品 | |||
| レンズフード・ソフトケース | |||
関連レンズ
- NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3
- NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
- NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
- NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR
関連記事
- 高い汎用性と本当に満足のいく画質|NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
- 自信を持っておススメできるレンズ|NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
- NIKKOR Z 24-120mm f/4 S はすべてにおいてバランスが取れている
- ニコン NIKKOR Z 24-120mm f/4 S を一言でいえば素晴らしいレンズ
- NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sは大きな欠点のない汎用性の高いレンズ
- NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sは十分な性能を備えた汎用性の高いレンズ
- DPReviewがNIKKOR Z 24-120mm f/4 Sのサンプルギャラリーを更新
- ニコンが「Z 24-120mm S」「Z 100-400mm VR S」の機能向上ファームウェアを公開
- NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sは荷物を軽くしたい場合の最適な選択肢
- NIKKOR Z 24-120mm f/4 S 徹底レビュー完全版
広告
*手動広告を試験的に導入しています。 ![]()
期間限定セール
【新製品】
アウトレットなど
キャッシュバック
カメラメーカー直販・店舗リンク(楽天市場)