SIRUI カメラ レンズ 海外の評価

Sniper 33mm F1.2 は絞ると別物かのようにシャープなレンズ

Sony Alpha Blogが「Sniper 33mm F1.2」のレビューを公開。F1.2の解像性能がソフトと評価しつつ、ボケは最高と言及しています。

Sony Alpha Blog:Sirui 33mm F1.2 Sniper / 35mm T1.2 Nightwalker

  • 外観:ブラックのほか、シルバーやホワイトのカラーリングあり。シネレンズの「Nightwalker」シリーズも同一の光学系を採用。
  • 構造:更新用USB-Cポート。
  • 携帯性:記載なし。
  • 操作性:記載なし。
  • AF:見ショットやAFCでのハンチングなど、良くなかった。AFSはまずまず。動画撮影では比較的良好だがVILTROX 27mm F1.2のほうが遥かに良い。
  • MF:フォーカスブリージングは目立たない。
  • 手ぶれ補正:記載なし。
  • 解像性能:F1.2はBadだがF2.8まで絞るとVery good。F5.6では全体的にExcellentとなる。SIRUIのレンズは絞ると別レンズのような切れ味となる。
  • 像面湾曲
  • ボケ:F1.2-2で丸みを帯びた玉ボケ。後ボケは非常に柔らかい描写。F4で少し騒がしいが競合製品よりも良好。
  • 軸上色収差:目立つ。
  • 倍率色収差:目立つ。
  • 球面収差:記載なし。
  • 歪曲収差:穏やか。
  • 周辺減光:F1.2でかなり目立つ。F2.8で目立たない。
  • コマ収差:記載なし。
  • 逆光耐性:平凡。
  • 光条:F16でいくらか光条が発生。
  • 作例集
  • 総評:シャープネスは平凡だが、ボケは最高。AFは改善が必要。ポートレートには最適。
  • 競合について:SIRUIは最も大きく重くて高価だがボケ味は最高。開放はシグマ良好だが絞ると同等。回折はシグマのほうが耐性が良好。VILTROXは色収差が弱点。
  • 備考

とのこと。
SIRUI初となるAFレンズの一つ。APS-C用のAFレンズとしては大口径の「F12」を採用し、23mm・33mm・56mmで同じ形状となっています。これによりジンバルなどでバランスを再調整する必要がなく、使い勝手の良いレンズ交換システムを構築することが可能となっています。また、大口径レンズとしては手ごろな価格を実現しており、導入しやすいのも魅力的なポイント。

Sony Alpha Blogのレビューでは、F1.2の光学性能がまずまず良好となっているものの、シグマやVILTROXと言った競合製品と比べると少し見劣りする結果となっているようです。その一方でボケはとても滑らかで柔らかい描写となっている模様。23mm F1.2の結果とほぼ同じですが、23mmと比べてF1.2の性能はやや見劣りしているようです。

SIRUI Sniper 23mm F1.2 / 33mm F1.2 / 56mm F1.2 最新情報まとめ

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レンズの仕様

  • 発売日:2023年11月
  • 初値:299ドル
  • マウント:Sony E / Fujifilm X / Nikon Z
  • フォーマット:APS-C
  • 焦点距離:23mm / 33mm / 56mm
  • レンズ構成:11群12枚 / 10群11枚 / 11群12枚
  • 絞り: F1.2-F16
  • 絞り羽根:11枚
  • 最短撮影距離:0.3m / 0.4m / 0.6m
  • 最大撮影倍率:不明
  • フィルター径:58mm
  • 手ぶれ補正:-
  • テレコン:-
  • コーティング:不明
  • 全長:92.2mm
  • 重量:380g / 398g / 419g
  • 防塵防滴:
  • AF:対応

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