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ソニーSonnar T* FE 55mm F1.8 ZAは開放から抜群にシャープなレンズ【海外の評価】

Admiring Lightがソニーの交換レンズ「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」のレビューを掲載しています。

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α7用標準レンズとして間違いない選択肢

  • Sony Zeissらしい金属構造のレンズだ。滑らかなアルミニウム鏡筒はきしみやガタツキが無い。
  • 巨大では無いが一般的な単焦点レンズと比べて少し長い。
  • ソニーのほぼ全てのボディでバランスが取れるレンズだ。
  • 面白いことに前玉は凸レンズでは無く凹レンズとなっている。
  • マニュアルフォーカスリングは適度に減衰され操作はとても滑らかだ。
  • オートフォーカスはとても高速だ。暗所でも僅かな減速のみで良好に動作する。
  • ツアイスはとてもシャープなレンズを作ることで知られており、このレンズもまたツアイスらしいトップクラスのパフォーマンスだ。絞り開放から四隅まで強烈にシャープなレンズである。
  • ツアイスらしい素晴らしい発色とコントラストだ。どの絞り値でもコントラストが高い。
  • ボケは超クリーミーと言う訳では無いが、全体的に私の好みでありとても満足している。ボケは概ね滑らかで玉ボケは均質だ。よく見ると非球面レンズの影響により”玉ねぎボケ”が見られ、四隅は口径食の影響で変形している。
  • 倍率色収差の補正は本当に優れている。軸上色収差は絞り開放で僅かに確認できるが、とても良好なパフォーマンスだ。
  • 樽型歪曲だが簡単に補正可能だ。
  • フレア耐性はとても優れている。ゴースト耐性も優れているが場合によって緑色のゴーストが発生する。
  • 絞り開放では周辺減光が目立ち、絞って改善するが解消はしない。

長所:美しい仕上がりの外装・高速でとても正確なAF・どの絞り値でも優れたシャープネス・美しい色とコントラスト・均質な玉ボケと滑らかなボケ・良好な逆光耐性・優れた倍率色収差補正・最小限の歪曲収差

短所:絞り開放で周辺減光が目立つ・絞り開放付近で軸上色収差が発生する・高価

このレンズが1,000ドルの価格設定で発表された時はにわかに信じられなかった。キヤノンの50mm F1.8は100ドルちょっと、ニコンも本レンズの1/4だ。しかし、このレンズを数週間使った後、光学性能の差を実感した(それでもまだ高いと言えるが…)。

そして比較的コンパクトでオートフォーカスは高速で正確かつ静か。不満な点はほとんど無く、α7用の標準レンズを探しているのであれば間違いのない選択肢だ。

とのこと。

レビュワーのお気に入りレンズのようですね。同氏は「FE50mm F1.4 ZA」も高く評価していますが、サイズや携帯性を重視しているためこのレンズが良いとの事。

ボケ描写については賛否両論のあるレンズですが、作例を見る限り騒がしいと感じるシーンはかなり限定的のように感じます。標準 F1.8のレンズとしてはとても高価ですが、フルサイズミラーレスらしい価値ある一本と言えそうです。

ソニー Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA 最新情報まとめ

Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
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