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ニコン「Z 9」はデジタル一眼レフのようで親しみやすいカメラ

DPReviewがニコン「Z 9」のファーストインプレッションを公開。ファインダーはレスポンスが非常に良く、スペックから想像するよりも遥かに優れているとのこと。操作性も一眼レフユーザーが親しみやすいようになっているらしい。

DPReview:Nikon Z9 initial review: We take a detailed look at Nikon's new pro mirrorless camera

カメラの紹介

  • 4570万画素のフルサイズセンサーを搭載したプロスポーツミラーレスカメラだ。
  • ニコンは積層型CMOSセンサーを搭載したフルサイズミラーレスを開発した3番目のブランドとなった。さらにこのカメラでは同クラスで初めてメカニカルシャッターを完全に廃止したカメラであり、また、動画の面で最も意欲的なカメラに仕上がっている。

CMOSセンサー

  • フルサイズミラーレスの中で最速の読み出し速度を実現し、1/200秒のフラッシュ同調(多くのメカニカルシャッターと同じ)を可能にしている。
    (訳注:Z 9はたしか1/250秒だったと思います)
  • しかも、Z 7に搭載されているセンサーと画素数がまったく同じで、ベースISOも同じ64だ。このことから、フォトダイオードの設計自体は非常に似ているが、読み出し回路はより洗練されていると思われる。
  • 初期の印象で、ダイナミックレンジはZ 7IIに比べて1段分弱の差がある。

オートフォーカス

  • Z 9では、キヤノンEOS R3と同様に、人間、動物、車両など、さまざまな被写体を優先的に認識できる。
  • キヤノンと同様に、目、顔、胴体を認識するように学習しているので、同じ人物にピントを合わせ続けることができ、最も関連性の高いディテールにフォーカスすることが可能だ。
  • 動物については、猫、犬、鳥を認識し、乗り物については、飛行機、電車、自転車、バイクを認識する。
  • ニコンによると、積層型CMOSセンサーとZマウントの高速データ処理能力の組み合わせにより、1秒間に120回のAF演算を処理・通信することができるという。
  • オリンパス、キヤノン、ソニーの同種の被写体認識機能とは異なり、ニコンのシステムでは、撮影する被写体の種類を指定する必要は無い。シーンを判断して認識できる被写体の種類を選択する「オート」モードを備えている。
  • 「人物」「動物」「乗り物」などの設定もあるが、ほとんどの場合、カメラを向ければ何でも追いかけてくれる。
  • また、カメラの被写体認識システムをオフにする「オフ」オプションもある。
  • Z 9のもうひとつの大きな特徴は、ニコンがZシリーズを発売したときから要望していた「3Dトラッキング」をミラーレス一眼に搭載したことだ。
  • Z 9に搭載されている3Dトラッキングは、ニコンのデジタル一眼レフカメラに搭載されているものと同じだ。唯一の違いは、AFポイントが中央のAFアレイ内ではなく、シーン全体をカバーできるようになったこと、被写体認識を選択できるようになったことで信頼性が向上している。
  • 被写体認識を無効にした場合でも、距離と色の情報をもとに、選択した被写体を追跡する。

協調手ぶれ補正

  • これまでのZシリーズとは異なり、Z 9ではボディ内の手ぶれ補正とVRレンズの手ぶれ補正を併用できるようになった。
  • 従来は、カメラのピッチとヨーの補正をVRレンズ側の補正に頼っていたが、Z 9では両方のシステムを同期させて使用することができる
    (パナソニック、オリンパス、キヤノン、富士フイルムが採用)
  • この「シンクロVR」モードは、ファームウェアアップデートが必要な「Z 70-200mm F2.8 VR S」、「Z MC 105mm F2.8 VR」、そして発表されたばかりの「Z 100-400mm F4.5-5.6 VR S」でのみ使用可能だ。

連写

  • ニコンZ 9は、最大30コマ/秒のJPEG連写が可能で、これはソニーのa1や(解像度の低い)キヤノンEOS R3と同等の性能だ。
  • しかし、RAWで撮影する場合、最大フレームレートは20コマ/秒になる。
  • さすがに積層型CMOSカメラだけあって、撮影中にブラックアウトすることはなく、代わりにディスプレイとオーディオインジケーターで撮影中の状況を知ることができる。
  • カメラのバッファは、JPEGまたは新圧縮方式の高効率RAWで撮影した場合、1000フレーム以上の撮影が可能だ。

RAW

  • Z9で作成される大量の大容量ファイルに対応するため、ニコンは2つの新しいRAW圧縮方式を追加した。
  • 初期設定はロスレス圧縮モードだが、これに加えて2つの「高効率」圧縮オプションが用意されている。
  • 高効率★モードでは非圧縮の約1/2サイズのファイルが得られ、より圧縮された高効率RAWは通常の約1/3のサイズになる。
  • ニコンは、この圧縮がどのように機能するのか、また、ファイルのどこに影響を与えるのか、詳細を明らかにしていない。Z 9のRAWに対応してから検証したい。

動画

  • 高速読み出しのセンサーは、Z 9の動画性能に貢献している。そして、スペックシート上の見栄えだけでなく、使い勝手の良いモードを提供するため、ニコンは多くの努力をしたようだ。
  • 例えば、ニコンのカメラとしては初めて、内部でLog映像を撮影できるようになった。
  • 発売時は8K 30p、オーバーサンプリングされた4K(8Kから)で最大30p、またはセンサーの全幅から撮影されたディテールの低い4Kを最大120pで撮影できる(ラインスキップされる)。
  • これらの機能は、2022年に予定されているファームウェアのアップデートによって拡張される予定だ。
  • 今のところH.264、H.265、または配信に適したProRes 422 HQ圧縮による8ビットまたは10ビットのファイルを選択することができる。しかし、これらの選択肢も後日拡張される予定だ。
  • ファームウェアのアップデートにより、最大60pのRAW動画の内部記録が可能になる。ニコンによると、これには、独自の「N-RAW」フォーマットによる12bitの8K 60p、または最大4K 60pのProRes Raw HQが含まれる。
  • ニコンによると、このカメラはオーバーサンプリングされた4K 30pを2時間以上撮影できるという。
  • また、HDMIのレイテンシーはZ 6IIや従来のニコンのカメラに比べて半分になっており、カメラの出力をモニターすることがより現実的になっているという。

コントロール

  • Z 9は、他のZカメラと同様の角ばったデザインだが、ニコンのデジタル一眼レフカメラのユーザーにはお馴染みのディテールもある。
  • ニコンは、キヤノンのようにハイエンドカメラで一貫したエルゴノミクスを維持していない。しかし、既存のD5やD6のユーザーが全く違和感を感じることはないだろう。
  • 既存のニコンユーザーとして最も気になるデザインの変更点は、再生ボタンの位置がカメラ本体の左上から右下に変更されていることだ。もし、うっかり間違ったボタンを押してしまった後で、どうしても慣れない場合は、左上の「プロテクト」ボタンを再生ボタンにカスタマイズすることができる。
  • また、従来のニコン製ハイエンドデジタルカメラとの共通点として、ほとんどのボタンにバックライトが搭載されており、暗い場所でカメラを操作する際に、手の位置をすぐに確認できるようになっている。

AFボタン

  • Z 9では、カメラ前面の左下に専用のAFモードボタンが復活している。周囲にAF-C/AF-S/MFの切り替えスイッチは無いが、AFボタンと2つのコントロールダイヤルを組み合わせることで、ニコンのデジタル一眼レフカメラでお馴染みのAFドライブモードやAFエリアモードを素早く変更することができる。
  • また、ニコンのデジタル一眼レフカメラのように、FnボタンにAFエリアモード(AFオンの有無を問わず)を割り当て、状況に応じて素早くアクセスできるようになっている。
  • ただし、これらの組み合わせには、異なる被写体認識モードを割り当てることはできない。

CFexpress

  • Z 9の高速機能を支えるのは、2つのCFexpress Type Bスロットだ。
  • 従来のXQDカードと互換性はあるが、長時間の撮影や最高のデータレートを維持するためには、より高速な新型カードの使用をお勧めする。

ファインダー

  • Z 9が他社に比べて明らかに劣っているのは、ファインダーの仕様だ。
  • 369万ドットのパネルを採用しており、ライバル機と比較すると比較的低解像度だ。
  • しかし、ニコンではこの解像度を、再生時のみならず、連続撮影時にもライブビューでフル活用しているようだ。つまり、スペックから想像されるよりも、はるかに優れた、より一貫した体験ができるということだ。
  • また、フレーム補間を行って高速化したような印象を与えることはないと強調している。

モニター

  • ニコンは単純に可動式モニタを搭載するのではなく、写真家によってよりフィットする方法を選択した。
  • 従来の上下方向に引き出せるクレードルに、水平方向に傾けるためのヒンジを取り付けた。
  • 結果的に、富士フイルムやパナソニックの数機種で好評を博している垂直/水平方向のチルトモニタと、ペンタックスK-1のやや凝ったフレキシブルチルトの中間的なデザインとなっている。
  • 重要なのは、横向きでも縦向きでも、画面を自分の方に向けて傾けることができること、そして画面を光軸の中心に保ちながら傾けることができるので、撮影のフレーミングがしやすいことだ。

センサーシールド

  • カメラの電源を切ったときにセンサーをカバーすることで、センサーの保護やレンズ交換時のホコリの付着を防ぐことができる。
  • そのためだけにカバーを設計したのはニコンが初めてだ。
  • そのため、一見するとシャッターが閉じているように見えるが、超軽量(低慣性)で壊れやすいシャッター羽根を使う必要が無い。

バッテリー

  • これまでのプログレードのニコンで採用されていた大型バッテリーの最新型であるEN-EL18dを採用している。
  • 従来すべてのEN-EL18バッテリーに対応しているが、b、c、dバージョンはカメラ内のUSBでしか充電できず、EN-EL18dの方がより多くの写真を撮ることができる。
  • 付属の充電器も、最近の3種類のバッテリーにしか対応していない。
  • 1回の充電での撮影枚数は、背面液晶使用時で740枚、ファインダー使用時で700枚だ。省エネモードを使用した場合は、それぞれ770枚、740枚になる。ただし、CIPA規格のテストでは、一般的な撮影よりも再生機能の使用頻度が高いこともあり、実際の撮影枚数をそのまま反映しているわけではない。
  • ニコンは、連続撮影時は1充電あたりの撮影枚数を5310枚としている。ニコンはテスト方法を明示していないが、この数値は、Z 9で高速アクションを撮影した際の初期体験に近いものだ。この数値をそのまま鵜呑みにすることはないが、CIPAの数値が非現実的に見える場合があることは事実だ。

ファーストインプレッション

  • Z 6とZ 7は非常に優れたモデルであり、Z 5はZシステムに参入するための非常に手頃な選択肢となっている。しかし、本当の意味で象徴となる製品が不足していた。
  • Z 9は明らかにその役割を果たしている。プロの撮影者にZマウントの将来性を確信させると同時に、他のラインアップを照らす輝きとなるだろう。
  • 実際にZ 9を厳しい環境で使ってみると、どちらの面でも非常に良い印象を受けた。プロ仕様のスポーツカメラとして、スペックシート通り現場でも活躍してくれそうだ。これまでソニーα1にしかなかった「解像度×スピード」の組み合わせを実現している。
  • このカメラのRAW出力における撮影レートは毎秒20フレームで、α1や低解像度のEOS R3よりも遅い。しかし、それでも2日の撮影で3100枚のRAW/JPEGペア(170GB)を処理するのに十分だった。
  • また、30コマ秒を必要とするアクションを撮影する場合、JPEG限定であれば、ソニーやキヤノンの最高速度に匹敵することができる(状況によっては、それが唯一の実用的な撮影方法になることもある)。また、1100万画素のJPEGならば、Z 9は最高120fpsでの撮影も可能だ。
  • Z 9が非常に競争力を持っていると思われるもう一つの分野は、動画だ。Z 9は、8K 60pを提供する最初のミラーレスカメラであるだけでなく、ファームウェアのアップデート後には、ProRes RAWと8K RAWに対応する最初のシステムになるかもしれない。
  • スペックだけではなく、Z 9で我々が驚いたのは、デジタル一眼レフのようなカメラだということだ。ファインダーは、解像度やリフレッシュレートが高いとは言えないが、非常に反応が良く、安定していると感じた。
  • このデジタル一眼レフカメラのような感覚は、現代のAFトラッキングシステムの元祖とも言えるニコンの3Dトラッキングの復活に大きく助けられている。
  • Z 9のシステムは、機械学習によるアルゴリズムでバックアップされているが、カメラを使っているときにそのことを意識する必要は無い。D6やD850と同じように、より安定して確実に動作する。
  • Z 9は、メカニカルシャッターが無い最初のミラーレスカメラでは無いが、メカニカルシャッターを廃止した最初のカメラでもある。1/250秒のローリングシャッターは、一部のメカニカルシャッターよりも高速だ。
  • さらにAFモードボタンが復活するなど、デジタル一眼レフカメラのユーザーにすぐに親しみを感じてもらえるはずだ。
  • Z 9の価格はD6の事実上の後継であるにも関わらず、よりも低く設定されている。ソニーα1の発売時の価格よりも1,000ドル安く(形状に合わせてバッテリーグリップを追加すればさらに価格差は開く)、キヤノンのフラッグシップモデルよりも500ドル安い。
  • D850よりはかなり高価だが、その分、魅力的であると思う。最終的に、D850に近い画質を、より速く、ボディ内手ぶれ補正、より優れたオートフォーカス、より優れたレンズで実現できるのであれば、写真家の中には差額分の価値を見出す人もいることだろう。

とのこと。
新型センサー・プロセッサを搭載して、まさかのメカニカルシャッターを省略したプロスポーツ向けの最新ミラーレスカメラですね。積層型CMOSと最新プロセッサによる高速処理に加え、メモリーカードスロットはどちらもCFexpress Bカード(XQDも対応)という気合の入った高速仕様。ファインダーはスペックシート上でこそZ 7IIやZ 6IIと変わりませんが、連写時でもライブビューを維持する滑らかなファインダー像を実現している模様。ファインダーはDPReviewの評価も良好。

8K 30pや将来的に8K 60p RAWに対応すると主張しているものの、静止画の連写速度が最大20コマ秒と言うのは不思議な仕様。「Real-Live Viewfinder」との兼ね合いが難しいのかもしれませんね。独自のデュアルストリーム技術がプロセッサに負担となっているのでしょうか?2021年内のファームウェアアップデートで連写関連の機能向上を予定しているらしいので、期待したいところ。

ボディ左側のボタンはやはりAFモードボタンの復活だったようです。個人的にちょっと慣れないボタン操作(D850談)ですが、ニコン一眼レフを使い慣れている人にはお馴染みの操作性と言えそうです。AFモードの機能選択画面にも改善が見られるので、是非とも下位機種にも改善点を実装して欲しいですねえ。

個人的に気になるのが被写体認識AF。オリンパス・パナソニック・キヤノンの同機能を使ったことがあり、便利さは身に染みています。これをZカメラで使えるようになるのは大きい。これまでZカメラのトラッキングAFはソニーやキヤノン以下と感じていましたが、被写体認識を実装することで、どれだけ追従性が向上するのか気になるところ。さらに幅広い被写体認識をオートで使えるのは便利ですね。
この機能はプロフェッショナルの現場のみならず、カジュアルな撮影でも非常に便利だと思うので、将来的にEXPEED 7搭載のZ 6後継・Z 7後継で実装して欲しい機能。

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