Photons to Photosがキヤノン「EOS R6」のダイナミックレンジテストの結果を公開。パフォーマンスは1DX3とほぼ同等、そしてEOS R5と同じく低ISO感度でノイズリダクションが適用されているみたいですね。
EOS R6
- R5と同様に、低ISO設定ではノイズリダクション(NR)のようなものがある(下の三角マーク)。
- NRのため、ISO400でのデュアルコンバージョンゲインがあるかどうかの判断は少し難しい。まだ調査中だが、デュアルゲインではないと思う。
- R5と違って、R6では電子シャッター使用時のNRは検出されなかった。
- ひょっとしたらEOS-1D X Mark IIIも低ISO設定でNRが適用されているかもしれない。
- 訳注:
・ES=電子シャッター
・HS=高速連写以前のEOS R5センサーテストに関するコメント
- EOS R5にはいくつかの驚きがある。
・ISO400から始まるデュアルゲインを示しているキヤノン初のセンサーだ。
・低感度ISOからISO640までRAWファイルにノイズリダクションが見られる。これは通常高感度ISOでのみ見られるものだ。- ソニーセンサーの「星喰い問題」とは関係ない。あれはホットピクセルを修正するための悪手だ。
- K-1 Mark IIのノイズリダクションとは異なる。PENTAXのノイズリダクションはISO640以降の話である。
- ISO400以降はISO不変だ。
- ノイズリダクションでPDRが約2/3stop改善している。ノイズリダクションはディテールが損失するものだが、それが目に見えるものとなるかは言及するのが難しい。
EOS-1D X Mark IIIと同じ2000万画素センサーだけあって良好なダイナミックレンジ性能を発揮しているようですね。毎秒14コマのメカシャッター連写を実現しつつ、パフォーマンスは競合カメラ「α7 III」「Z 6」と大差ありません。EOS R6には電子シャッターを使った20コマ秒連写に対応していますが、この際はダイナミックレンジが1EVほど低下するので注意が必要のようですね。これはEOS R5と同傾向の模様。
(EOS R5と同じであれば)低ISO設定時のノイズリダクションは主にシャドウに適用されるものらしく、RAW現像時の強い増感でノイズリダクションの痕跡が見られるかもしれません。ディテールの損失を気にする必要は無いと思われます。
EOS R6・ボディー | |||
楽天市場 | Amazon![]() |
キタムラ ![]() |
|
ソフマップ |
|||
ビックカメラ |
キタムラで中古品を探す ![]() |
||
EOS R6・RF24-105 IS STM レンズキット | |||
楽天市場 | Amazon | キタムラ ![]() |
|
ソフマップ |
|||
ビックカメラ |
キタムラで中古品を探す ![]() |
関連カメラ
EOS R5関連記事
- キヤノンがEOS R3・R5・R6・1D X Mark III用の最新ファームウェアを公開
- キヤノン R5・R6・R6 Mark II 用バッテリーグリップ BG-R10 生産完了
- キヤノンがRF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STM対応のために各カメラのファームウェアアップデートを公開
- キヤノンEOS R6が生産完了・在庫限り
- キヤノン EOS R6が公式ストアで在庫僅少
- EOS R6 24-105 STMレンズキットが販売終了
- キヤノンがEOS R6用最新ファームウェアの修正版 v1.8.1をリリース
- キヤノンが「EOS-1D X III」「EOS R6」「EOS R7」「EOS R10」用の最新ファームウェアを公開
- 「EOS R8」と「EOS R6」の外観やスペックの違い
- キヤノンが「EOS R5 / R6」用の最新ファームウェアを公開
サイト案内情報
EOS Rシリーズ関連記事
- キヤノン「70-200mm F4 IS」「APS-C 18-50mm F4 IS」インナーズーム光学系の特許出願
- ニコン「Z6III」「Z6II」「Z7II」が値下げ方向で価格改定
- シグマ fp・fp L が生産終了?
- Otus ML1.4/50 マニュアルレンズとしては最高峰
- SG-image AF 25mm F1.8 正式発表
- FUJIFILM X-E5 は4000万画素 X-Trans CMOS 5 HRを搭載する?
- ソニー ILME-FX2 は革新的ではないがFXシリーズの新しい方向性を示すカメラ
- ソニー ILME-FX2 正式発表
- チルト式EVF搭載のソニー「FX2」と思われるリーク画像
- EOS R50 V 小さな欠点もあるが動画撮影のエントリーとして検討する価値がある
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。