このページでは瑪暢光電「KAMLAN 32mm F1.1」に関する情報を収集しています。
データベース
最新情報
- 2021-02-05:国内での販売が開始されました。カメラのキタムラにて「?28,215?(税込) 」での出品を確認済み。
- 2021-02-04:台湾のレンズメーカー瑪暢光電「KAMLAN 32mm F1.1」に関する情報収集ページを作成しました。今のところ国内での取り扱い開始は確認できていません。
購入早見表
KAMLAN 32mm F1.1 MFT | |||
楽天市場 | Amazon | キタムラ | Yahoo |
KAMLAN 32mm F1.1 Sony E | |||
楽天市場 | Amazon | キタムラ | Yahoo |
KAMLAN 32mm F1.1 Fuji X | |||
楽天市場 | Amazon | キタムラ | Yahoo |
KAMLAN 32mm F1.1 EF?M | |||
楽天市場 | Amazon | キタムラ | Yahoo |
レンズデータ
レンズ仕様
- 対応フォーマット:APS-C
- レンズ構成:7群9枚
高屈折レンズ5枚 - 絞り:F1.1-F16
- 絞り羽根:11枚
- 画角:48°
- 最短撮影距離:0.4m
- フィルター径:62mm
- サイズ:φ70×94mm
- 重量:572g
- マウント:Sony E・EOS-M・Fuji X・MFT
MTFチャート
レンズ構成図
関連レンズ
- E 35mm F1.8 OSS
- M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO
- M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8
- LEICA DG SUMMILUX 25mm / F1.4 II ASPH.
- LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH.
- LUMIX G 25mm/F1.7 ASPH.
- XF33mmF1 R WR
- XF35mmF1.4 R
- XF35mmF2 R WR
- XC35mmF2
- 30mm F1.4 DC DN
- 30mm F2.8 DN
- Touit 1.8/32
- 35mm F1.2 ED AS UMC CS
- SUPER NOKTON 29mm F0.8 Aspherical
- NOKTON 25mm F0.95 Type II
- PROMINAR 25mm F1.8 MFT
- TTArtisan 35mm F1.4
- IBELUX?40mm F/0.85
- 7Artisans 35mm F0.95
- 7Artisans 35mm F1.2 II
- 7Artisans 35mm F1.2
- VILTROX AF 33mm F1.4 STM
- PERGEAR 35mm F1.2
- PERGEAR 35mm F1.6
関連記事
海外の評価
Mobile01
Mobile01:Kamlan 32mm f/1.1 評測報告|可攻可守的平價大光圈鏡頭!
- レンズの紹介:
・地元台湾のレンズブランドである「KAMLAN」はコストパフォーマンスの高いレンズとして知られている。全てのKAMLANレンズは大口径・金属筐体のMFレンズである。
・最も有名なKAMKANレンズは50mm F1.1だが、KAMLANレンズの大部分はAPS-C専用設計だ。
・この32mm F1.1はKAMLAN最新の標準単焦点レンズである。
・レンズマウントはソニーE・キヤノンEF-M・マイクロフォーサーズ・富士フイルムXマウントに対応している。 - ビルドクオリティ:
・箱にはレンズ構成と特殊レンズが記載されている。このレンズ7群9枚のレンズ構成中に高屈折レンズを5枚使用している。低分散レンズや非球面レンズを使っていないのは残念だ。とは言え価格設定は考慮しなければならない。
・レンズは設計から製造まで台湾だが、主な材料は中国から取り寄せている。
・ボディとフードは全て金属製である。手に取った際の堅牢さには驚かされ、安っぽさは感じられない。
・フィルター径は62mmだ。
・前面にコーティングが施されているように見えるが、メーカーがどのようなコーティングを採用しているのか言及はしていない。
・11枚の絞り羽根は滑らかなボケに一役買うはずだ。
・筐体の黄色リングはKAMLANのイメージカラーである。 - 携帯性:
・総重量は572gだ。 - 操作性:
・フォーカスリングと絞りリングはどちらも滑らかに回転する。
・絞りリングは無段階で動作する。
・電子接点が無いので、カメラ側へレンズの情報を伝達することが出来ない。 - オートフォーカス:
・記載なし。 - マニュアルフォーカス:
・最短撮影距離は40cmだ。
・ピント距離全域の回転角はおよそ180度である。 - 手ぶれ補正:
・記載なし。 - 解像性能:
・α6400に装着してテストした。
・F1.1ではパープルフリンジの影響が強いものの、絞り値全域で実用的な解像性能だ。
・フレーム端はF5.6まで滲むような描写だが、F5.6以降は非常に良好だ。
・F5.6からF11まではフレーム全域で優れた画質となる。 - 像面湾曲:
・記載なし。 - ボケ:
・口径食はF1.1でわずかに影響が見られる。
・口径食はF2まで絞ると完璧に改善する。 - 色収差:
・低分散レンズを使用しておらず、逆光時にパープルフリンジがハッキリと現れる。
・F1.1からF1.4まで目に見える色収差が発生するものの、F2まで絞ると大きく改善する。 - 球面収差:
・記載なし。 - 歪曲収差:
・記載なし。 - 周辺減光:
記載なし。 - コマ収差:
・完璧な補正状態とは言えない。 - 逆光耐性:
・絞り開放では目立つフレアやゴーストが発生する。絞ってもフレアは同様に発生するが、影響のある範囲は狭くなる。
・絞っても光条はあまりパッとしない。
総評
KAMLANは競合他社がオートフォーカスを導入する中でMFレンズであることを貫いている。これにより、大口径レンズを設計するうえでのハードルを下げ低価格を実現している。5枚の高屈折レンズでレンズサイズや重量を抑えているが、低分散レンズや非球面レンズは使用していない。特殊レンズは使用していないが、それにしては絞り開放の中央画質が安定しているので驚いた。フレーム端はF5.6まで絞る必要があるが、色収差はF2まで絞ると抑えることが可能だ。全体的に仕上がりはしっかりとしており、フォーカスリングや絞りリングの操作性は良好である。AFレンズほど便利では無いが、MFレンズで光と影をゆっくり観察するのは楽しい。
サイト案内情報
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。