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LEICA DG ELMARIT 200mm/F2.8/POWER O.I.S. 最新情報まとめ

このページではパナソニックの一眼カメラ用交換レンズ「LEICA DG ELMARIT 200mm/F2.8/POWER O.I.S. 」の情報を収集しています。

更新情報

データベース

購入早見表

LEICA DG ELMARIT 200mm / F2.8 / POWER O.I.S.
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フィルター購入早見表
プロテクト C-PL ND ソフト
X-CAP

レンズデータ

レンズ仕様

品番 H-ES200
レンズ構成 レンズ本体:13群15枚(UEDレンズ:2枚)
同梱 1.4x テレコンバーター:4群6枚
ナノサーフェスコーティング
マウント マイクロフォーサーズマウント
画角 6.2°
4.4°(同梱 1.4x テレコンバーター装着時)
光学式手ブレ補正 ○(POWER O.I.S.、Gシリーズ本体に準じたMODE切換えが可能)
Dual I.S. 対応 ○(Dual I.S.2)
焦点距離 f=200mm(35mm判換算:400mm)
f=280mm(35mm判換算:560mm)(同梱 1.4x テレコンバーター装着時)
最小絞り値 F22
F22(同梱 1.4x テレコンバーター装着時)
開放絞り F2.8
F4.0(同梱 1.4x テレコンバーター装着時)
絞り形式 9枚羽根 円形虹彩絞り
撮影可能範囲 1.15m?∞(撮像面から)
1.16m?∞(撮像面から)(同梱 1.4x テレコンバーター装着時)
最大撮影倍率 0.2倍(35mm判換算:0.4倍)
0.28倍(35mm判換算:0.56倍)(同梱 1.4x テレコンバーター装着時)
フィルター径 Φ77mm
防塵防滴
最大径 Φ87.5mm(三脚座部分含まず)
全長 レンズ本体:約174mm
同梱 1.4x テレコンバーター:約22mm
質量 レンズ本体:約1,245g (レンズフード、レンズキャップ、レンズリアキャップ、外付け三脚座を含まず)
同梱 1.4x テレコンバーター:約120g (レンズキャップ、レンズリアキャップを含まず)
動作環境(使用可能温度 / 湿度) -10?40 ℃ / 10?80 %
付属品 レンズフード、レンズキャップ(レンズ用、テレコンバーター用)、レンズリアキャップ(×2)、外付け三脚座、1.4x テレコンバーター、レンズポーチ(レンズ用、テレコンバーター用)

MTFチャート

レンズ構成図

 

競合レンズ

海外の評価

IMAGING RESOURCE:×1.4テレコン装着でも顕著な画質低下が無い

  • 私は野生動物の撮影が大好きだ。特にローアングルの400mmを好むが、この場合にフルサイズ用一眼レフの400mm F2.8は全く役に立たない。
  • 上記理由のため、私はオリンパス「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」を使っていた。しかし、この分野にパナソニックも参入してくれた。
  • フルサイズ400mmとの違いは一見して明らかだ。より短く軽いレンズである。
  • 秋の一般的な光量としては物足りないレンズの明るさだが、最も大きな関心事はサイズのはずだ。
  • 少年サッカーの試合でGH5と組み合わせて使ったところ特にAF-Sは高速で正確だ。AF-Cのパフォーマンスについては追って報告したい。
  • 素晴らしいことにこのレンズには×1.4テレコンバージョンレンズが付属している。これにより560m F4相当となりオリンパスの300mm F4に肉薄するものだ。×1.4テレコンを装着した状態でもかなりシャープな画質である。
  • マイクロフォーサーズと言えども被写界深度はとても浅い。ミスショットの原因はカメラとレンズの問題と言うよりは私の力量の問題だ。
  • AF-S性能は非常に高速で正確だが、C-AFには感銘を受けなかった。ウォブリングが多く、デフォーカス状態となると復帰するのに時間がかかる。しかし、これはプロダクションモデルでは無いためファームウェアアップデートを待ち最終判断を下したい。今のところAF-Sは非常に高速で信頼できる。
  • 通常・×1.4・×2.0を撮り比べたところ、×1.4との違いを見つけることが難しい。一方で×2.0テレコンは他社の×2.0テレコンと似た性能のようだ。

短期間ではあるが私はこのレンズを楽しむことが出来た。屋外撮影で長時間の手持ち撮影を可能にする大口径望遠レンズだ。

Lenstip:ずば抜けた解像性能のレンズ

長所

  • 頑丈・防塵防滴の高いビルドクオリティ
  • センセーショナルな中央画質
  • 優れたフレーム隅の画質
  • 僅かな倍率色収差
  • 軸上色収差は実質的にゼロ
  • 良好な球面収差補正
  • 歪曲収差が無い
  • 僅かなコマ収差
  • 無視できる非点収差
  • 素敵なボケ
  • 周辺減光が小さい
  • センセーショナルな手振れ補正
  • 高速で静かなオートフォーカス
  • テレコンバージョンレンズがとても良好に動作する
  • テレコンバージョンレンズが付属する

短所

  • オートフォーカスのハンチング

非常に長所の多いレンズであり、短所は僅か一つだ。しかし、その唯一の欠点が時々わたしをイラっとさせたことも事実である。

しかし、パナソニック機と組み合わせると短所は最小限に抑えられる。結果としてこのレンズは「エディターズチョイス」に相応しいと評価できる。

総評があまりにも短いので付け加えると、このレンズは絞り開放からレコードを塗り替える解像性能を持ち、小さな光学的欠点さえ見当たらない。

カテゴリ別の評価
  • レンズは中国製だ。
  • 後玉はマウントから20mmほど奥にあり、内筒は反射を抑えるため黒塗りされている。
  • 上品なレンズ鏡筒の素材は金属だ。
  • 34mm幅のフォーカスリングはとても滑らかに動作する。
  • 11mm幅の絞りリングは1/3段ごとに動作する。オリンパスボディでは機能しない。
  • オリンパスボディと組み合わせた際の手振れ補正効果は我々のテストで最大で4.3段だ。これは優れた結果である。さらにLUMIX G9と組み合わせることで5.5段の見事な結果を得ることが可能だ。これはセンセーショナルな数値だ。400mmの焦点距離を1/10秒でシャープに写すことが出来ることを意味している。
  • 中央解像性能はとても見事なものだ。絞り開放で解像性能のレコードを塗り替える91.2lpmmを記録した。さらに、これは絞り解放で回折現象の影響を受ける寸前まで高い解像性能であり、理想に近い結果だ。
  • フレーム隅の解像性能も似た傾向を示す。絞り解放はピークから僅かに低いが、それでも73lpmmと優れた性能である。さらにF4まで絞ることで中央解像と見分けがつかない程となる。これは多くのMFT用レンズの中央解像よりも優れた結果である。
  • ×1.4テレコン装着時は単体よりも解像性能が低い。しかし、F4-F5.6で80lpmmに達しており、これは単焦点レンズのベストスコアに匹敵するものだ。フレーム隅は中央に差を付けられるものの、まだまだ良好な画質である。
  • 解像性能に関して、このレンズは少しの弱点も抱えていない。拍手喝采だ。
  • 軸上色収差に関する問題は少しも抱えていない。テレコンを装着しても現状維持だ。
  • 倍率色収差は0.03-0.04%と非常に低く抑えられている。テレコン装着後は0.06%まで増加するが、それでもまだ低い数値である。全体的に倍率色収差が厄介となることはないだろう。
  • 球面収差の問題は少しも抱えていない。
  • 歪曲収差はJPEGでもRAWでもほぼゼロである。
  • コマ収差の補正は完璧だ!拍手喝采
  • 非点収差は2.2%と非常に低い数値に抑えられている。テレコン装着後は3.5%となるがまだまだ低い。
  • 玉ボケは僅かな縁取りと口径食があるものの、評価すべきパフォーマンスだ。
  • 周辺減光は絞り開放から目立たない0.6段程度。F4-F5.6まで絞ると解消する。テレコンを装着すると開放から0.34段であり、まず問題無い数値だ。
  • 逆光耐性は完璧で無いが、このレンズで太陽をフレーミングする状況は通常ありえない。
  • E-M5 IIに装着した場合、オートフォーカスは静かでとても高速だ。ピント距離全域を0.4秒で移動する。ただし、ハンチングが多い。
  • LUMIX G9を使用した場合もフォーカス速度は同程度だ。リミッターを使うと0.21秒まで早くなる。ハンチングはやはり発生するが、E-M5 IIとの組み合わせよりも頻度が少ない。ただし、このカテゴリのレンズとしてはハンチングを発生させないべきである。

PhotographyBlog:野生動物やスポーツに最適

LEICA DG ELMARIT 200mm/F2.8/POWER O.I.S.はマイクロフォーサーズ用として最も高価で重いレンズだ。しかし、他社の同等なカメラシステムと比べてはるかに安くコンパクトだ。

×1.4・×2.0テレコンに対応している。特に400-800mm相当の画角を持つレンズを探している野生動物・スポーツフォトグラファーにとても適している。

外装…4.5・機能性…5・操作性…4.5・画質…4.5・VFM…4

  • このレンズはマイクロフォーサーズ用レンズで最も重いレンズの一つだ(1245g)。ボディとのバランスを取るためにバッテリグリップを装着したくなるだろう。
  • サイズは大きいが、1日中携帯し続けても楽しいレンズだ。
  • さらに付属の×1.4テレコンや別売り×2.0テレコンを装着すると560mm・800mm相当の画角として使うことが可能だ。
  • フォーカシングはとても静かでG9との組み合わせではとても高速なAFであると判明した。AF-Cで動く被写体にうまく追従するが、×2.0テレコン装着時はフレーム内に維持することが難しい。
  • フォーカスリングは幅広く、しっかりと機能する。
  • 色収差は実写で問題とならない。
  • 周辺減光は絞り開放で軽微。
  • シャープネス:
    200mm:F2.8-F11で中央・四隅どちらもexcellentだ。回折はF16以降で影響している。
    380mm:F5.6-F11で中央・四隅どちらもexcellentだ。回折はF16以降で影響している。
    400mm:F8-F11で中央・四隅どちらもexcellentだ。回折はF16以降で影響している。

更新履歴

  • 2017.12.30:レビューにCory Riceを追加しました。
  • 2017.12.27:Camera Jabberをレビューに追加しました。
  • 2017.12.20:作例にKASYAPA・Flickr(Gordon Laing)を追加しました。
  • 2017.12.15:フジヤカメラブログをレビューに追加しました。
  • 2017.12.14:作例にPhotographyBlogを追加しました。
  • 2017.12.1:ePHOTOzineを作例に追加しました。
  • 2017.11.16:国内で公式発表されました。購入早見表をJANコードに対応、すでにキタムラでは予約が始まっていますね、
  • 2017.11.15:国内発表は明日あたりになりそうとのこと。
  • 2017.11.8:海外で公式発表されました。
  • 2017.11.8:間もなく登場するらしいと噂が出回っているのでページを作成しました。まだ本レンズに関するスペックや参考情報はありませんが、発見し次第このページに集約したいと思います。

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