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NIKKOR Z MC 50mm f/2.8 レンズレビューVol.2 遠景解像編

ニコン「NIKKOR Z MC 50mm f/2.8」のレビュー第二弾を公開。今回は恒例の撮影地点からレンズの遠景解像性能をチェックしています。

IKKOR Z MC 50mm f/2.8のレビュー一覧

遠景解像力

テスト環境

  • 撮影日:2022年12月21日 くもり 無風
  • カメラ:Nikon Z 7
  • 三脚:Leofoto LS-365C
  • 雲台:SUNWAYFOTO GH-PRO II
  • 露出:絞り優先AE ISO 100
  • RAW:Adobe Lightroom Classic CC
    ・シャープネス オフ
    ・ノイズリダクション オフ
    ・レンズ補正 オフ

テスト結果

絞り開放からフレーム全域で良好な解像性能を発揮しています。隅に向かってコントラストが僅かに低下するものの、顕著な解像性能の低下は見られません。絞りによる大幅な向上は見られませんが、ピークはF5.6~F8となっています。

中央

絞り開放から十分に良好な性能ですが、F5.6からF8まで絞ると僅かに改善が見られます。以降は回折の影響が強くなるものの、F11くらいまでは許容範囲内。F16-F22はパフォーマンスが大きく低下するので、必要でなければ避けたほうが良いでしょう。

周辺

中央と同程度の良好な性能を発揮。ただし、コマ収差が残存しているためか、コントラストの低下が見られます。周辺部まで明瞭な結果を得たいのであれば、少なくともF4まで絞るのがおススメ。理想はF5.6からF8まで絞りたいところ。

四隅

フレーム隅でも顕著な画質低下はありません。良好な解像性能を維持しています。周辺部と同じくコントラストの低下(周辺減光ではない)が発生しているので、ベストを尽くすのであればF5.6からF8まで絞りたいところ。絞った際の結果は中央と見比べても悪くなく、均質性の高いマクロレンズらしい性能と言えるでしょう。

像面湾曲

ニコン:収差とは 基礎知識 上級編

NAの1乗と視野の広さの2乗に比例し、視野が広がるにつれて著しくなります。丸いボケで視野中心と隅部でピント位置がずれます。ピント位置をずらしても丸いままボケます。非点収差と同様に、プラン対物レンズや広視野接眼レンズでは補正しなければならない収差です。

少なくとも遠景では像面湾曲がよく抑えられているように見えます。

まとめ

NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S」ほどずば抜けた解像性能ではないものの、フレーム全域で均質性の高い良好なパフォーマンスを発揮。マイクロレンズらしい特性と言えるでしょう。小型軽量で携帯性が良く、画角も広いのでお散歩レンズや風景撮影にも使いやすいと思います。

105mm F2.8と決定的に異なるのは周辺部に向かって目に付くコマ収差の補正状態。APS-Cフレームでもやや目に付くコマ収差が残存しており、フルサイズ隅はさらに顕著。状況によってはコントラストの低下が目立つかもしれません。幸いにも絞ると急速に改善し、2段絞ったF5.6で心配する必要はありません。

購入早見表

NIKKOR Z MC 50mm f/2.8
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作例

オリジナルデータはFlickrにて公開

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