とるなら~写真道楽道中記~

「撮るなら…ここだ!こうだ!これだ!」を探し求めてカメラ片手に写真・機材道楽の備忘録

【評価・作例】サムヤンの大口径中望遠『Samyang 85mm F1.4 Aspherical IF』

   

紹介

Check points

Good
  • F1.4と明るいレンズ
  • F・Kマウント用は絞り優先AE可能
  • 価格が安い
Bad
  • マニュアルフォーカス限定
  • 最短撮影距離が1.0mと寄ることが出来ない

造り・機能性

高品質のプラスチックと金属マウントによって、チープさを感じない造りになっている。レンズ前玉の巨大さもあって「これで3万円ちょい」とは思えない存在感を醸し出している。

フォーカスリング周辺部に金(or赤 UMC版)の鉢巻きが施されており、これが綺麗に外観を整えている。

重量は513gとこのクラスのレンズとして特別重いという訳ではなく、中望遠と言う焦点距離で扱うには程よくブレを抑える重量感だ。

フォーカシングはマニュアルフォーカス限定なので、フォーカスリングによるピント合わせを実施する必要がある。リングはややタイトで回転させる為に力を要するので、クイックな微調整が必要な場面では不満に感じる場面があるだろう。

フィルター枠は回転しないので、各種フィルターワークを活用するには問題無い。最短撮影距離は1.0mと比較的寄れない印象。

描写性能

絞り開放では必要最低限のシャープネスと滑らかで綺麗なボケ味と言ったところ。中央のピント面はシャープで良好だが、周辺部に被写体を置く場合にはやや絞る前提で配置した方がいい。

絞れば絞るほど、ヌケが良くシャープな描写となる。中央はF4程度まで絞るとかなり良像を得られるようになり、周辺部がそれに追いつくのはF8~F11程度。

ボケを重視するならF2.8程度までを考えて使うと良い感じ。それ以上や、光源次第では絞り羽根の形が出てくる。

色収差は絞り開放でハイコントラストな被写体を周辺部に配置するとやや目立つ傾向。それ以外ではかなり良好に補正されている。また、F2まで絞る事でも緩和される。

周辺減光は開放で-2.28EVほど暗く、大口径レンズとしては一般的なもの。F5.6まで絞ると解消される。歪曲は樽型だが、とても良く補正されているので細かく確認しないと気付かない程度。

評価

純正レンズと比べると癖が強いものの、安価に大口径中望遠を手に入れる事が出来るという点はGood。絞ればしっかりとした描写性能もあるので、風景にも使える。

難点はやはりフルマニュアル操作となるで、クイックな操作が求められるシーンでは力不足感が目立つ。特に中望遠大口径はピント面がかなり薄いので、ガチピンを決めるには慣れが必要。出来る事ならライブビューで拡大表示などをして追い込みたい。

一人でじっくりと写真と向き合うロケーションでは、そのマニュアル操作がとても楽しくなるレンズだ。ニコンFマウント・ペンタックスKマウント用には絞り優先AEが可能なので、EFマウント等に比べると操作がかなり簡単。

ペンタックスの『smc PENTAX-FA★85mm F1.4』ニコンの『Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF』のコピーと言われるも、ややレンズ構成が違うかな?

参考サイト

評判・関連

作例

  • 公式
  • フォトヨドバシ 作例
  • PHOTOHITO 作例
    (Canon/Nikon/PENTAX/SONY)
  • KASYAPA 作例
  • 八百富写真機 作例
  • ビックカメラ 作例
  • 東京カメラ部 作例
  • Flickr 作例
  • DPreview 作例
  • Camera labs 作例

参考サイト

購入早見表

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レンズデータ

レンズ仕様

UMC版

85mm F1.4 IF AS UMC-spec

MTFチャート

85mm F1.4 IF AS UMC-mft

レンズ構成図

85mm F1.4 IF AS UMC-lens

 - Samyangレンズ, カメラ, レンズ