「VILTROX AF 75mm F1.2 Pro」のレビュー第二弾 解像チャート編を公開。
製品提供について
このレビューは映像嵐株式会社より無償提供された製品を使用しています。
金銭の授受やレビュー内容の指示は一切ないことを最初に明言しておきます。購入した製品ではないことに対する無意識のバイアスは否定できませんが、できるだけ客観的な評価を心がけています。
簡易的なまとめ
F1.2の大口径レンズながら、絞り開放から広い範囲でシャープなレンズ。フレーム隅で画質低下が僅かに発生するくらいで、これと言った弱点はありません。F1.2から良好なコントラストが得られ、浅い被写界深度と切れ味のあるピント面が得られます。画質が低下するフレーム隅も、低下傾向は近距離時のみ。APS-C用としてはサイズが大きめですが、それだけの価値が詰まっているレンズ。
Despite being a large-aperture F1.2 lens, it delivers sharp images across a wide range of apertures, right from wide open. Apart from a slight drop in image quality at the edges of the frame, it has no real weaknesses. Good contrast is achieved from F1.2 onwards, resulting in a shallow depth of field and a crisp focal plane. The drop in image quality at the edges is only noticeable when shooting at close range. Whilst it is on the large side for an APS-C lens, it is well worth the size.
*当ブログのレビューは冒頭に断りが無い限り、自費購入となっています。
VILTROX AF 75mm F1.2 Proのレビュー一覧
解像力チャート
撮影環境

テスト環境
- カメラボディ:FUJIFILM X-E5
- 交換レンズ:VILTROX AF 75mm F1.2 Pro
- パール光学工業株式会社
「【HR23348】ISO12233準拠 8K解像力テストチャート(スチルカメラ用)」
- オリンパス HYRes 3.1 解析ソフト
- 屋内で照明環境が一定
- 三脚・セルフタイマー10秒・電子シャッター
- RAW出力
- ISO 125 固定
- Adobe Lightroom Classic CCでRAW現像
・シャープネス オフ
・ノイズリダクション オフ
・色収差補正オフ - 解析するポイントごとにピントを合わせて撮影
(像面湾曲は近接で測定が難しいので無限遠時にチェック) - 近接でのテストであることに注意(無限遠側はさらに良好となる可能性あり)
補足
今回はRAW出力を元にしてシャープネスをオフの状態で検証。ボディ出力のJPEGやRAW現像でシャープネスを整えるとより数値が向上する可能性あり。今回の数値はあくまでも「最低値」とお考え下さい。
テスト結果

中央と周辺はF1.2から非常に良好ですが、比較して隅のパフォーマンスはやや低め。F2.0-2.8まで絞ると中央や周辺がピークの性能に到達し、1段遅れて隅の優れた結果が得られます。
隅のパフォーマンスが低いと言っても、F1.2から実用的な解像性能。弱点と言う程の画質低下ではありません。
中央
4000万画素のX-E5と組み合わせてもF1.2からコントラストが高く、色収差や球面収差は良く補正されています。F2.0-2.8まで絞ると細部までコントラストの高い結果。
周辺
中央とほぼ同じ画質です。クロップした状態で中央と周辺を見分けるのは難しい。
四隅
極端な画質の低下は無いものの、中央や周辺と比べると細部の描写が若干ソフト。絞っても急速に改善することはありません。風景撮影でベストを尽くす場合はF4.0-5.6くらいまで絞ったほうが良いでしょう。
数値確認
| Center | Mid | Corner | |
| F1.2 | 3711 | 3664 | 2606 |
| F1.4 | 3768 | 3614 | 2706 |
| F2.0 | 4138 | 3866 | 2912 |
| F2.8 | 4578 | 4222 | 3322 |
| F4.0 | 4138 | 3891 | 3557 |
| F5.6 | 4138 | 4054 | 3597 |
| F8.0 | 3639 | 3705 | 3466 |
| F11 | 3258 | 3216 | 3014 |
| F16 | 2954 | 3117 | 3076 |
関連レンズ比較
AF 56mm F1.2 は2600万画素でのテストとなるので参考までに。2本の望遠レンズは似たような傾向を示していますが、絞った際の均質性は56mmのほうが良好に見えます。ただし、4000万画素機でのテストでどのような傾向となるのかは未確認です。
最も均質性が高いのは27mm F1.2 Proでした。近距離ながら隅まで安定した結果が得られます。
まとめ

F1.2の大口径レンズながら、絞り開放から広い範囲でシャープなレンズ。フレーム隅で画質低下が僅かに発生するくらいで、これと言った弱点はありません。F1.2から良好なコントラストが得られ、浅い被写界深度と切れ味のあるピント面が得られます。画質が低下するフレーム隅も、低下傾向は近距離時のみ。APS-C用としてはサイズが大きめですが、それだけの価値が詰まっているレンズ。
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作例
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