Xitekが「FE PZ 16-35mm F4 G」のレビューを公開。動画に最適化しつつも、6100万画素のカメラと組み合わせた際の解像性能は良好で、色収差や逆光時のフレアが良く抑えられているとのこと。
Xitek:??拍?两不? 索尼FE PZ 16-35mm F4 G????
外観・構造:
- 記載なし。
携帯性:
- 全長がとても短くコンパクトだ。
- 機動力を求めるカメラマンのニーズに十分応えてくれるだろう。
- フィルター径は72mmだ。
- α7R IVとの組み合わせでバランスが良く、長時間の手持ち撮影に適している。
操作性:
- 側面にはAF/MFスイッチやAFLボタンを搭載している。
- Aポジションロックやクリックレスに対応した絞りリングを搭載している。
- パワーズームに対応しており、比較的滑らかに動作する。
フォーカス:
- フォーカスブリージング耐性はとても良好だ。
- リニアモーター駆動で非常に高速に動作する。
手ぶれ補正:
- 記載なし。
解像性能:
- 16mmはF4から中央はとても満足のいく性能だ。絞っても改善しない。
- 16mmの端は中央ほど良くない。F5.6まで絞ると改善し、ピークはF8まで続く。
- 35mmは16mmよりも良好だ。F4から中央・端どちらも良好である。F5.6~F11でピークの性能が続く。
- 6100万画素のα7R IVでは特に中央が良好だ。
像面湾曲:
- 記載なし。
ボケ:
- 記載なし。
色収差:
- 16mmの端でわずかな色収差が見られるが、35mmではほとんど無い。
球面収差:
- 記載なし。
歪曲収差:
- 16mmはやや目立つ樽型歪曲だ。
- 35mmは穏やかな糸巻き型歪曲である。
周辺減光:
- 16mm F4で目立つが、絞ると大きく軽減する。
- 35mmは良好で、F4から比較的穏やかだ。
コマ収差:
- 記載なし。
逆光耐性:
- とても良好だ。
- 16mmではF4でもF11でもゴーストはほとんど無い。
- 35mmは絞ると一定量のゴーストが発生する。
総評
優れた性能の広角パワーズームレンズだ。動画に最適化されており、色収差やフォーカスブリージング耐性が抜群だ。6100万画素のカメラと組み合わせても優れた解像性能を備え、特に中央はとても満足のいく性能だ。XDリニアモーター駆動によりフォーカシングとズーミングのどちらも滑らかに動作し、コンパクトサイズと相まって静止画・動画どちらの撮影にも適している。
とのこと。
動画向けのコントロールを備えたコンパクトな広角ズームですが、高解像カメラと組み合わせた静止画でも良好な結果が得られるみたいですね。歪曲収差や周辺減光は自動補正に頼る部分があるものの、後処理が難しい部分はきっちりと補正しているように見えます。全体的に見てXitekの評価は他のレビューサイトと同じ傾向であり、16mmのフレーム端まで解像性能を求めるのであれば、少し絞ったほうが良いようです。
ソニー FE PZ 16-35mm F4 G 最新情報まとめ
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