RF70-200mm F4 L IS USMが電子式フルタイムマニュアルに対応

2021年12月6日

キヤノンが「RF70-200mm F4 L IS USM」のファームウェアアップデートを公開。電子式フルタイムマニュアルの追加や、手ぶれ補正モードの不具合改善が盛り込まれています。

RF70-200mm F4 L IS USM ファームウエア Version 1.1.0

このファームウエアの変更 (Version 1.1.0) は、以下の機能向上と修正を盛り込んでいます。

電子式フルタイムマニュアルフォーカス機能（ワンショットAF／サーボAF両方で、常に手動ピント調整ができる機能）を追加しました。EOS R5、EOS R6、EOS R3との組み合わせにおいて、この機能が有効になります。

手ブレ補正モードMODE 2またはMODE 3でゆっくり流し撮りすると、背景が流れずに止まってしまうことがある現象を改善しました。

今回ご案内のファームウエアVersion 1.1.0 は、Version 1.0.8以前のファームウエアを搭載したレンズが対象となります。レンズのファームウエアがすでにVersion 1.1.0以降の場合には、ファームウエアの変更を行う必要はありません。レンズのファームウエアバージョンはカメラのメニューから確認できます。ファームウエアの変更を行う際には、このページを最後までよくお読みになってからダウンロードサービスをご利用ください。

とのこと。
電子式フルタイムマニュアルはここ最近実装し始めた新機能であり、対応しているレンズが少ない。使用頻度が多いと思われる70-200mm F4が対応するのは嬉しいですねえ。参考までに、現在の電子式フルタイムマニュアル対応レンズを掲載しておきます。

対応機種	レンズファームウェアバージョン
RF16mm F2.8 L USM	-
RF400mm F2.8 L IS USM	-
RF600mm F4 L IS USM	-
RF70-200mm F2.8 L IS USM	Ver 1.1.0以上
RF70-200ｍｍ F4L IS USM	Ver 1.1.0以上
RF100-400mm F5.6-8 IS USM	-
RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM	Ver 1.0.9以上
対応機種	レンズファームウェアバージョン
EF400mm F2.8L IS III USM	Ver 1.1.2以上
EF600mm F4L IS III USM	Ver 1.1.2以上