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シグマ 70-200mm F2.8 DG DNは開発中だが発売には至っていない

蜂鸟网がCP+2023でのシグマ インタビュー内容を公開。Foveonセンサーの開発状況や70-200mm F2.8について質問しています。70-200mmは開発中のようですが、いろいろと検討しているみたいですね。

蜂鸟网:CP+2023适马公司社长山木和人先生专访(Via SAR

CP+2023におけるブースデザインのコンセプトは?

オフラインの展示会でユーザーに何か違う体験できるように意識した。SIGMA全製品を展示し、従業員とユーザーが顔を合わせてコミュニケーションできるようにしている。

1年間の目標は?

パンデミック下だが、シグマの業績は良好だ。自社製品は全て会津製で、サプライヤーの一部も会津周辺にある。供給が比較的安定している。世界的には不確実性があり、回復傾向ではあるが課題が多い。この状況下でシグマは原材料やサプライチェーンへの投資を増やし、数年で回収できると信じている。今年は大きな目標を掲げていないが、従来の水準を維持することを前提に投資を増やしていきたい。

Foveonセンサーの状況

いくつかの問題に遭遇しているが、少しずつ解決している。目標はフルサイズセンサーだが、現時点で小サイズのセンサーでは問題ない。研究開発の問題は年内にほぼ解決できそうだ。問題が解決できれば、他の進展も早いと思われる。

fpシリーズの新作について

既存製品について多くのフィードバックをいただいている。現在はフィードバックを整理中だ。

70-200mm F2.8について

要望があるのは確かで、現在は懸命に取り組んでいるところだ。早々にお披露目できればと思っている。我々は何か違うものを提供したいと考えており、区別化されたデザインを検討中だ。これが発売に至っていない理由である。

Zマウントのライセンスと他のシステムへの対応について

ZマウントはAPS-C3本からスタートして、ユーザーの反応を見ながら、フィードバックに応じて開発する。フルサイズ用レンズを考えていないわけではない。RFマウントレンズは代理店から「リリースしてほしい」と言われている。我々は市場の声を真摯に受け止めているので期待してほしい。

とのこと。
以前から噂されている70-200mm F2.8は、開発中ではあるものの発売には至っていない模様。ズームレンズの中でも需要が多いと思われる大口径望遠ズームは主力製品となるはず。シグマの望遠ズームを持つユーザーも多いと思われ、どのようなレンズが登場するのか注目ですねえ。

やはり競合製品の存在は大きい。ライカLマウントではライバルが少なく、シグマレンズは重宝されそうですが、ソニーEマウントには既に「FE 70-200mm F2.8 GM OSS II」「FE 70-200mm F2.8 GM OSS」「70-180mm F/2.8 Di III VXD」「35-150mm F/2-2.8 Di III VXD」と言った選択肢が豊富に存在しています。これらを押しのけてシグマが選ばれるとしたら、何か強い個性が必要となるのは必然と言えるでしょう。ズームレンジを広くするのか、F値を明るくするのか、接写性能を強化するのか、どのような70-200mm F2.8が登場するのか気になるところ。

参考:シグマ DG DNレンズ一覧

DG DN
DC DN

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