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SIGMA 85mm F1.4 DG DN | Art 交換レンズデータベース

このページでは一眼カメラ用交換レンズ「85mm F1.4 DG DN」に関する情報を収集しています。

データベース

最新情報

  • 2020-08-06:正式発表されました。
  • 2020-08-06:本日9時から始まる新製品プレゼンテーションで登場すると噂されている「SIGMA 85mm F1.4 DG DN | Art」専用の情報収集ページを作成しました。

シグマ 85mm F1.4 DG DN 交換レンズレビュー 完全版

購入早見表

レンズデータ

レンズ仕様

レンズ構成枚数 11群15枚
画角(35mm判) 28.6°
絞り羽根枚数 11枚 (円形絞り)
最小絞り F16
最短撮影距離 85cm
最大撮影倍率 1:8.4
フィルターサイズ φ77mm
最大径 × 長さ Lマウント φ82.8mm × 94.1mm
ソニー Eマウント φ82.8mm × 96.1mm
質量 Lマウント 630g
ソニー Eマウント 625g
エディションナンバー A020
希望小売価格 120,000円
付属品 ケース、ロック付フード(LH828-02)付

MTFチャート

レンズ構成図

関連レンズ

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レンズ比較

SIGMA Sony
レンズ構成枚数 11群15枚 8群11枚
画角(35mm判) 28.6° 29°
絞り羽根枚数 11枚 (円形絞り) 11枚 (円形絞り)
最小絞り F16 F16
最短撮影距離 85cm 85cm
最大撮影倍率 1:8.4 0.12倍
フィルターサイズ φ77mm φ77mm
最大径 × 長さ φ82.8mm × 96.1mm φ89.5 x 107.5mm
質量 625g 820g
AF STM RDSSM
防塵防滴 対応 対応
コーティング ナノP ナノAR
絞りリング
(デクリック機構)
あり
(あり)
あり
(あり)
絞りリングロック あり なし
AFLボタン あり あり

サイズ比較

海外の評価

ePHOTOzine

ePHOTOzine:Sigma 85mm f/1.4 DG DN Art Lens Review

  • 85mm F1.4と言えば必然的に分厚いレンズとなる。このレンズも例外では無いが、同スペックの競合レンズと比べるとコンパクトだ。そして重量は625gと控えめである。バランスや扱いやすさは非常に満足のいくものだ。
  • 大きな円筒型のレンズフードは優れた遮光性を備えている。しっかりと固定され、ロック機構を備えているので脱落する心配はない。
  • 電子制御の幅広いフォーカスリングはとても良好に減衰されている。
  • オートフォーカスは非常に静かで正確かつ効果的に動作する。最短撮影距離はこのクラスとしては一般的な数値だ。
  • AF/MFスイッチのほか、カスタマイズ可能なAFLボタンや絞りリング、そして絞りリングのクリックを解除するスイッチ、絞りリングを固定するスイッチを備えている。
  • 絞りリングは1/3段ごとにクリックストップが動作する。
  • AFは素晴らしく、きびきびと動作する。露出は正確で、全てのコントロールは非常に滑らかだ。ゴージャスな撮影体験を得ることが出来る。
  • 中央シャープネスはF1.4からF2まで優れており、F2.8からF8では突出したパフォーマンスを得ることが出来る。F11~F16の絞り値でも優れた性能だ。
  • 端のシャープネスはF1.4で良好、F2で非常に良好となり、F2.8からF4で優れた結果、F5.6からF8で突出した性能となる。F11~F16の絞り値でも優れた性能だ。
  • シャープネスのテスト結果は全体的に際立っていると言わざるを得ない。
  • 色収差は全ての絞り値・フレームで良好に補正されている。実写で目に付くことは無いだろう。
  • 歪曲収差は+3.15の糸巻き型だ。これはハッキリと目に付くが、カメラ内補正をオンにすると問題無くなる。
  • ボケはバターのように滑らかで心地よい。
  • 逆光耐性は基本的に良好だが、いくらかゴーストが発生する可能性がある。
  • 絞るととても壮観な光条が発生する。
  • 絞り開放では目立つ周辺減光が発生する。ポートレートでは魅力的な描写となるだろう。F2まで絞ると減光の問題は解消する。
  • 価格設定は最安と言えないものの、それでも非常に手頃な値付けだ。

間違いなく売れるレンズとなるだろう。気になる歪曲収差や周辺減光はソフト補正で対応可能だ。価格は最安値では無いものの、全体的に見ると非常に魅力的なパッケージとなっており、適切な値付けに見える。シグマArtシリーズの中でも屈指のレンズとして強くおススメできる一本だ。

長所:卓越したシャープネス・色収差を適切に補正・防塵防滴・ビルドクオリティが優れている・価格が適切・ボケが美しい・操作性が完璧・逆光耐性

短所:周辺減光が目立つ・歪曲収差が目立つ・ボディとの互換性・いくらかフレアが発生する

PhotographyBlog

PhotographyBlog:Sigma 85mm F1.4 DG DN Art

  • 2年前にレビューした「85mm F1.4 DG DN」が完全新設計となって登場したミラーレス版の85mm F1.4だ。
  • 小型軽量を目的として一から設計され、ステッピングモーター駆動と歪曲収差のソフトウェア補正で実現している。
  • 重量625g、全長96mmのレンズであり、一眼レフ版と比べて大幅にサイズダウンしている。重量はちょうど半分、5.4cmも短くなっている。
  • α7 IIIと組み合わせることで、一日中使用するのに十分な小型軽量を実現している。
  • Artレンズらしい優れたビルドクオリティだ。金属パーツと複合素材を使用し、防塵防滴構造を採用している。
  • 単焦点に必要なほぼ全ての機能を備えている。例外があるとすれば手ぶれ補正くらいだろう。それもボディ側で対応可能である。
  • 絞りリングを搭載しており、1/3段ごとに動作する。良好な抵抗量で誤操作の可能性は低い。さらに「A」ポジションでリングを固定することも可能だ。逆に「A」ポジションへリングを回転させないようにすることも出来る。
  • 側面のAFLボタンはカスタマイズ可能だ。
  • オートフォーカスは高速で、α7 IIIとの組み合わせで被写体を0.15秒でロックする。一眼レフ版と比べて遥かに高速だ。
    常に正確に動作し、低照度でもハンチングはほとんど発生しない。
  • 滑らかなAFで動画撮影に適しており、クリックを解除できる絞りリングも役に立つ。
  • 色収差はこのレンズでほとんど見られない。
  • 絞り開放で顕著な周辺減光が発生する。F4まで絞ることで解消する。
  • F16-F22まで絞るととても素晴らしい光条が発生する。ただし、フレームに強い光源が入るとフレアが発生する。
  • シャープネス
    ー中央はF1.4でややソフトだが、F2からF11までずっと優れている。F16で回折の影響を受ける。
    ー端は中央と同じくらいシャープで、F2からF11で最もシャープな結果となる。

85mm F1.4 DG DN Artは、ソニーαのフルサイズカメラ用レンズとしては、これまでにない最高のレンズだ。2年前にレビューした大型で重い85mm F1.4 DG HSM Artを、さらに小型・軽量化し、画質とオートフォーカス性能を向上させている。
中央でもフレーム端でも非常にシャープなr年図であり、F1.4のみややソフトとなる。11枚の絞り羽根は美しいボケ味に寄与し、色収差や歪曲収差はほとんど発生しない。光条は綺麗で、逆光耐性も大部分はよく抑えている。
絞り開放での周辺減光は唯一注意すべきポイントだが、他の大口径レンズでも同様に問題となる。これはF4まで絞ると改善に解消可能だ。

FE 85mm F1.4 GM」と比較すると、より軽量で半値ながら四隅がよりシャープで、高速AFを実現している。ソニーEマウントで最高の85mmだ。

Sony Alpha Blog

Sony Alpha Blog:Sigma 85mm F1.4 DG DN Art

  • レンズはコンパクトだが密度が高く、重量は理にかなったものだ。
  • ビルドクオリティとエルゴノミクスは優れている。
  • Aポジションで絞りリングをロックできる特別なスイッチを持つ。
  • レンズフードにもロック・ロック解除用のボタンがある。
  • オートフォーカスは静止画・動画で非常に高速かつ正確で静かに動作する。
  • 瞳AFは完璧に動作する。
  • 被写体が手前に向かって歩いていたり、自転車で迫ってきても、F1.4の8コマ秒連写で全てシャープに撮影することが出来た。
  • シャープネス
    ・α7R IV 6100万画素
    ・中央:F1.4から抜群の切れ味だ。
    ・四隅:F1.4から非常に良好、F2で優れた結果となり、F2.8で抜群の性能となる。
    ・性能は際立っており、これまでテストした中で最高の85mmである。
  • 非常にシャープなレンズだが、肌は滑らかに描写され、非常に心地よい後ボケを得ることが出来る。シャープネスとボケがどちらも良好なレアケースである。
  • 口径食はF1.4で強い影響があるものの、F8で完全に解消する。
  • 歪曲収差は大きな糸巻き型だ。
  • 色収差はゼロに近い。
  • 逆光耐性は良好だが、それ以上のものではない。太陽に向かって撮影すると簡単にフレアが発生する。
  • F16まで絞ると素敵な光条が発生する。
  • ボケは非常に良好だ。縁取りは柔らかく、玉ねぎボケの兆候は見られない。口径食の影響で四隅は楕円形となる。
  • 後ボケは非常に柔らかく滑らかな描写だ。ソニー「FE 85mm F1.4 GM」のようだが、背景が騒がしいレアケースではGMより騒がしい描写となる。
  • 発色やコントラストは優れており、自然な描写だ。
  • 動画でもボケや色再現で優れた結果を得ることが出来る。デクリック機構のおかげて静かな絞り操作も可能だ。AFも優れている。コンパクトサイズなのでジンバルへの取り付けが可能だ。
  • 競合レンズとの比較
    ・最も小さいレンズであり、サムヤン「AF 85mm F1.4 FE」に次いで2番目に軽量なレンズだ。GMより10%小さく、25%軽い。
    ・ビルドクオリティはGMと同等だ。サムヤンやソニーGを上回っている。
    ・AFL・クリックレス機構を備えた完璧なエルゴノミクスだ。
    ・シャープネスはサムヤンよりも少し優れている。GMはα7R IVとの組み合わせで大きく見劣りするので、4200万画素センサーが限界だ。
    ・シグマとGMのボケは最高だ。絞っても円形を維持しており、後ボケは非常に柔らかい。
    ・DG HSMは玉ボケにいくらか非球面レンズの影響が見られる。
    ・サムヤンは玉ボケに縁取りがあり、F2.8まで絞ると絞り羽根の形状が目立つ。
    ・歪曲収差と周辺減光はDG DNが最悪だ。光学的にはDG HSMとGMが最も優れている。
    ・色収差は全てのレンズでとても良く抑えられている。
    ・逆光耐性は全てのレンズが良好だが、決して優れているわけでは無い。
    ・オートフォーカスはFE85mm F1.8とよく似た最高のAFだ。ただし、FE135mm F1.8 GMには少し劣る。効果的だが、素早いアクションシーンでは少し遅くなる。
    ・全体的に見て、DG DNは勝利を収めている。問題は歪曲と減光だが、これは将来的にレンズプロファイルで補正できるはずだ。

シグマ85mm F1.4 DG DN Artは光学性能・芸術的な描写・AF性能・エルゴノミクス・ビルドクオリティに加え、サイズ・重量・価格など、全ての分野で最高のレンズだ。ソニーEマウントの85mmラインアップの中で簡単にトップへ躍り出る素質を持っている。α7R IVと組み合わせ、ポートレートやウェディング用として使う究極の85mmとなるだろう。まさに必携レンズである。

長所:F1.4から優れた中央シャープネス・F2.8でフレーム全域が優れたシャープネス・6100万画素でも極めてシャープなF1.4の描写・85mm F1.4としては最小で最軽量クラス・優れたAF・滑らかなボケ・優れた玉ボケ・非常に良好で自然な発色・優れた肌調・F1.4でも優れたコントラスト・デクリック機構を備えた絞りリング・AF/MFスイッチ・AFLボタン・優れたビルドクオリティ・防塵防滴・色収差が皆無・リーズナブルな価格設定

平凡:逆光耐性

短所:歪曲収差(補正可能)・周辺減光(補正可能)

Mobie01

Mobile01:Sigma 85mm f/1.4 DG DN Art 評測報告|大光圈人像鏡也能如此輕巧!

  • 85mm F1.4 DG DN Artは今のところシグマで最も優れた単焦点レンズだ。驚くべきは焦点距離や絞り値では無く、「85mm F1.4 DG HSM」と比較して全長が1/3、重量が1/2まで削減されていることだ。
  • 円形レンズフード・77mmレンズキャップ・マウントキャップ・レンズポーチが付属する。
  • 最初にこのレンズを見た時、十分な光学性能を得るのが難しいレンズサイズに見えた。サイズは82.8×96.1mm、重量はわずか625gである。
  • それにも関わらず、レンズのビルドクオリティには妥協が見られない。周囲の外装は強化プラスチック、マウント周辺が金属製だ。実用的な防塵防滴仕様である点も見逃せない。
  • レンズ構成はSLD5枚と非球面レンズ1枚を含む11群15枚だ。さらに11枚の絞り羽根で柔らかいボケ味を実現している。
  • フードは特殊な素材を使用しており、上半分はマットブラック、下半分はゴムのような素材でコーティングされている。フードはリリースボタンを備えており、ロックを解除するにはボタンを押す必要がある。
  • 最短撮影距離は0.85m、最大撮影倍率は0.12倍と地味に見える。しかし、α7RIVのような高解像カメラで撮影後のクロップに耐えることが出来る高解像レンズに仕上がっている。
  • 絞りリングには「A」ポジションでロックするためのスイッチが存在する。うっかり絞りリングを回転させてしまう誤操作を防ぐことが可能だ。
  • 絞りリングを使う際は1/3段ごとに動作する。クリックを解除して無段階操作も可能だ。
  • レンズには「AF/MFスイッチ」「AFLボタン」がある。AELボタンはボディ側のカスタマイズで別の機能に変更可能だ。
  • レンズマウントは金属製で周囲は防塵防滴用のゴムシーリングが見える。内部も防塵防滴構造となっており、過酷な環境での撮影が多い場合はゴムリングを定期的に点検することをおススメする。
  • α7R IIIと組み合わせた際の重量は1282gだ。バランスが取れており、長時間の手持ち撮影でも問題ない。
  • オートフォーカスは超音波モーターではなくステッピングモーター駆動を採用している。フォーカス速度は十分と言えないが、ステッピングモーター駆動の滑らかさは動画に最適だ。
  • Artシリーズの名に恥じない光学性能だ。F1.4の絞り開放からF11まで中央・周辺部どちらも非常にシャープで豊かなディテールを備えている。
  • お借りした個体はプリプロダクションモデルであり、補正用プロファイルが登録されていない。このため、周辺減光の問題は特に目立つ。
  • 色収差はF1.4でわずかにパープルフリンジが発生し、F2まで絞ればほぼ完璧に抑えることが出来る。倍率色収差は見当たらない。逆光ポートレートで優れた色収差補正が光るはずだ。
  • 逆光耐性はプリプロダクションモデルのためか絞るとフレアが発生しやすい。このカテゴリは製品版で確認して欲しい。
  • 光条はF4-5.6で徐々に発生し始める。小絞りでは22本の光条が発生する。
  • 玉ボケは口径食の影響を受けるが、F1.8まで絞ると大きく改善する。
  • コマ収差の問題は全くない。

このレンズ最大の強みはサイズと画質だ。
過去の85mm F1.4 DG HSM」はまさしく「Bigma」であり、レンズ重量は1kgを超えている。一眼レフと組み合わせると、本当に手持ち撮影が辛いものだった。
その一方、このレンズは使うのが楽しく、F1.4の浅い被写界深度を気軽に利用することが出来る。絞り開放の解像感も良く、GMに取って代わることも不可能ではないだろう。この新しいレンズを選ぶ人も多いはずだ。

純正レンズとの違いはオートフォーカスだ。単焦点の使い方だと気が付かないかもしれないが、AF-Cの追従フォーカスを利用すると近接から遠景までの応答性が遅いと感じる。

DPReview TV

DPReview TV:DPReview TV: Sigma 85mm F1.4 DG DN Art review

  • Eマウントで最初に登場した85mm F1.4はソニー「FE 85mm F1.8」だった。これは非常に大きく重いレンズだ。
  • そして一眼レフ用シグマ「85mm F1.4 DG HSM」はさらに大きく重いレンズである。フランジバックを合わせるための長い鏡筒も含めてミラーレスで扱うには不向きなレンズだ。
  • このミラーレス用シグマレンズはソニーGMやシグマDG HSMとは対照的だ。特にフードを取り外した時はスーパーコンパクトである。
  • 重量は625gであり、NIKKOR Noctの1/3だ。
  • カメラをグリップする時にレンズが邪魔にならない。
  • このレンズにはスイッチやリングなど、コントロールポイントが数多くある。
  • 絞りリングはAポジションでロックして誤操作しないようにすることが出来る。デクリック機構も備えている。
  • フォーカスリングはバイワイヤ方式だが、とても滑らかに動作する。
  • このカテゴリとしては悪く無い最短撮影距離だ。(85cm)
  • 77mmフィルターを使用する。
  • 最速AFでは無いが、非常に滑らかに動作する。キヤノン「RF85mm F1.2L USM」よりも高速だ。
  • 色収差はほとんど無い。ソニーGMよりも適切に補正されている。
  • ボケはバターのように滑らかだ。
  • 口径食はF2.8まで影響が見られる。このような小型の大口径レンズにおける妥協点と言えるだろう。
  • シャープネスにはとても感銘を受けた。中央はソニーGMより僅かにシャープだ。四隅も良好でソニーGMより優れている。
  • ソニーGMは像面湾曲が少ない。シグマでフラットな被写体を撮影する場合は絞る必要がある。シグマ・ソニーどちらもF2.8まで絞れば等しく良好だ。
  • 逆光の問題は無い。逆光のポートレートで良好な結果を得ることが出来る。
  • 動画撮影で無段階絞り操作は適している。その一方、フォーカスブリージングの影響は間違いなく目に付く。とは言え、非常に高価なシネマレンズに投資しない限り、大口径85mmでは問題になりやすいポイントだ。
  • シグマは妥協なき大きなレンズを投入してきたが、このレンズは転換点のように見える。
  • 軽量で画質が良いうえに、とても低価格だ。
  • 優れたAFを搭載しているEマウントなら動画撮影でも活用できるが、Lマウントの場合は機械的にMFを利用できる一眼レフ版が便利と感じるだろう。
  • 光学的に優れており、手ごろな価格設定を考慮すると、ソニーGMよりこのシグマレンズを手に取るはずだ。本当に魅力的なレンズである。

Dustin Abbott

Dustin Abbott:Sigma 85mm F1.4 DN ART Review

  • 一眼レフ用「85mm F1.4 DG HSM」は癖があるものの、非常に強力な光学性能を備えたレンズだった。しかし、それは他85mmの前にそびえ立つ巨大な獣だ。70-200mm F2.8近い重量だった。
    そして2018年に登場したソニーEマウント用は私を暗黒面に追い込むようなサイズ・重量へ変貌した。
  • そんな中でシグマは魅力的なミラーレス専用設計の85mmを投入した。サイズを劇的に縮小し、豊富な機能、優れた光学性能を備えている。
  • シグマは最高水準の光学系とレンズサイズの両立を目指しているようだ。100-400DGDNでもそう感じたが、さらにこのレンズでそれを強く実感した。

ビルドクオリティ

  • レンズサイズを小さくしつつ、機能を追加するという見事な仕上がりだ。
  • 一眼レフ用のソニーEマウント版はなんと1213gもあったが、このレンズは僅か626gである。それはちょうど半分ほどの重量だ。
  • ソニーGMはの重量は821g、最も軽いサムヤンは568gだ。
  • 全長は約102mmであり、一眼レフ用の164mmやソニーGMの115mmと比べて短くなっている。
    (レビューの時点で寸法を教えてもらっていなかったので実測値)
  • レンズは本当に印象的な小ささだ。しかしながら従来と同じくらい高級感を維持しているのは感心する。
  • 外装は金属とエンジニアリングプラスチックを含む複合素材で構成されている。ビルドクオリティはソニーGMと同等に見える。
  • レンズマウントにはガスケットがあり、鏡筒内部にはいくつかシーリングが施されている。
  • レンズ前面には良好なコーティングが施されているはずだ。
  • 絞りリングはクリックを解除して動画向けに設定できる機能を備えている。さらに絞りリングを固定するこれまでに見たことが無い機能を実装した。これでうっかりAポジションからずれることは無いだろう。ロック機能はソニーGMには無い。
  • 絞り羽根は一眼レフ用よりも枚数が多く、ソニーGMと同等だ。これにより、絞った際により円形を保ちやすくなっている。F5.6まで絞っても綺麗な円形を維持している。
  • AF/MFスイッチやフォーカスホールドボタンも搭載している。
  • フォーカスリングは良好な抵抗量で良好に動作する。MF/DMFによる自動アシストに対応している。
  • レンズフードも高級感のあるものだ。GMより少し深く、ロック機構を搭載し、触感のある個性的な表面加工が施されている。
  • フロントフィルターのサイズは一眼レフ用の86mmから77mmまで小さくなっている。
  • 最短撮影距離は従来通りだが、撮影倍率が高い時の等倍画質は少し良くなっている。

オートフォーカス

  • シグマレンズのレビューと言えば、オートフォーカスセクションで評価を落としていた。しかし、ミラーレス用レンズでそのようなことは無く、大部分は非常に優れたものだった。
  • このレンズはステッピングモーター駆動を採用しており、滑らかで高速、かつ静かな動作を実現している。全体的なパフォーマンスはソニーGMより優れている。
  • GMと比べて静かな動作音であり、鏡筒に耳を近づけないと聞こえない。
  • MF時も滑らかな動作だ。
  • AF-Cモードでは素晴らしいほど高速動作で、一般的な撮影ではほぼ瞬間的に被写体をロックする。心配することは無い。
  • 瞳AFは全体的にうまく機能する。
  • いくつか些細な癖がある(フリーズやピントを合わせにくくなる)ものの、電源を再投入したり、リフォーカスすることで解決する。
    これらは最終的にファームウェアアップデートで修正されていると確信している。

画質

  • 11群15枚のレンズ構成はDG HSMやGMより複雑な光学設計だ。おそらくコンパクトサイズと画質の両立で必要だったのだろう。
  • レンズサイズを小さくするための代償として2つの光学的欠点が存在する。一つは大きな糸巻き型歪曲、そしてもう一つは強い周辺減光・口径食だ。
  • どちらもJPEGで完全に補正され、RAWでもいくらか修正されている。
  • RAWファイルには周辺減光の補正データが組み込まれているが、歪曲収差は補正されない。Adobe Lightroomのレンズプロファイルが存在しないため、手動で補正することとなる。
  • 手動補正は歪曲が「-11」減光が「+100」で綺麗な結果を得ることが出来る。
  • 個人的に光学的な歪曲収差や周辺減光がディールブレーカーになるとは思っていないが、そのような人のために注意喚起した。それ以外の点はソニーGMと接戦だ。
  • 様々な点で有利不利があるものの、勝負は互角だ。
  • 様々な点で賛否両論あるが、GMが性能を上回っていないことが明らかだ。
  • GMレンズと比較して気になったポイントがある。シグマは同じ露出設定で一貫して明るくなったのだ。 これはおそらくGMレンズを他の85mm F1.4と比べて、絞り羽根が少し小さいことが起因しているのでは無いかと思われる。
  • 現時点で最強のレンズの一つと言われている85mm F1.4 DG HSMにも匹敵することが分かった。周辺領域はDG DNが優れ、フレーム端はDG HSMが優れている。
  • 全体的に見て、遥かに小さく軽量、そして安価ながら非常に優れたレンズであるのは間違いない。
  • 無限遠でも絞り開放の画質には感心した。F2まで絞るとパフォーマンスは向上し、コントラストと解像度がさらに高いレベルとなる。
  • この新しいレンズは収差補正が優れており、DG HSMと比べて実写でシャープな結果になることが分かった。実写で発生する色収差が少なく、スペックシート上で想像するより優れた結果となる。
  • DG HSMと比べて玉ボケが滑らかであり、色づきも少ない。
  • ボケはDG HSMより柔らかく、心地よく、ソニーGMと戦えるものだ。
  • 逆光耐性は平均より優れている。

簡単に言えば、新しい85mm F1.4 DG DNは、私の中では「勝ち組」だと思っている。 欠点はいくつかあるが(歪曲と周辺減光は非常に強い)、非常に多くの長所を考慮すると、欠点を許すのは難しいことではない。素晴らしい色、高いシャープネス、高コントラスト、美しいボケを1つのパッケージにまとめたこのレンズの描写が気に入っている。

オートフォーカスが改善され、カジュアルなポートレートでも楽に撮影できるようになり、完璧にピントが合った美しい結果が得られるようになったのを楽しめる。

レンズサイズが小さくなり、カメラバッグにもすんなり収まる。旅行に持っていきたくてもDG HSM Artなら諦めていただろう。
シグマは重要な岐路に立ち、光学性能と適度なレンズサイズを両立する道を選択肢した。そして私はシグマの成熟ぶりを高く評価したい。

GMと同じくらい多機能で、49%も低価格でそれを実現した。ブラボー!

長所:素晴らしいビルドクオリティ・防塵防滴・クラス最軽量の85mm F1.4の一つ・静かで高速かつ正確なAF・ラボテストと実写テストどちらでも優れたシャープネス・競合レンズより良好なボケ・優れた色収差補正・優れた逆光耐性・美しい発色・GMのほぼ半値

短所:強い糸巻き型歪曲・重い周辺減光

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