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キヤノン「RF100mm F2.8 X2.8 Macro」など等倍以上のマクロレンズを想定したと思われる特許出願

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2020年4月23日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開されています。等倍以上のマクロを想定したミラーレス用レンズに関する特許のようですね。

  • 【公開番号】特開2020-64123(P2020-64123A)
  • 【公開日】2020年4月23日
  • 【発明の名称】光学系およびそれを有する撮像装置
  • 【出願日】2018年10月15日
  • 【出願人】
    【識別番号】000001007
    【氏名又は名称】キヤノン株式会社
  • 【課題】 等倍以上の撮影倍率での撮影が可能であって、小型かつ光学性能の高い光学系を提供することである。

実施例1 実施例2 実施例3
焦点距離 99.70 111.55 87.55
F値 2.92 2.92 2.92
半画角 12.24 10.98 13.88
像高 21.64 21.64 21.64
全長 164.46 170.07 142.88
BF 24.74 23.35 26.49
倍率 -2.00 -2.00 -1.50
実施例4 実施例5 実施例6
焦点距離 97.07 87.51 87.58
F値 2.92 2.92 2.92
半画角 12.56 13.89 13.88
像高 21.64 21.64 21.64
全長 177.88 156.89 161.43
BF 26.37 23.01 13.70
倍率 -2.80 -1.50 -2.00

実施例は以前に「フローティング方式の高速AF」を想定したマクロレンズの特許出願とよく似ていますね。今回はさらに等倍以上のマクロレンズを実現するための特許となっている模様。

高い評価を受けている一眼レフ用マクロレンズ「EF100mm F2.8L マクロ IS USM」が存在するので、差別化を図るとしたら等倍以上の接写性能が確かに有力と言えそうです。現状で100mmの2倍マクロと言えばVenus OpticsのMFレンズ「Laowa 100mm F2.8 Ultra-Macro APO」くらいだったはず。

中には「-2.8」と言った高い撮影倍率の実施例も存在しますが、実用化されるとしたら「RF100mm F2.8 X2 IS Macro USM」と言ったところでしょうか?フローティング方式で接写でも高い光学性能を期待でき、デュアルナノUSMでマクロレンズとは思えない爆速AF、さらに等倍以上で撮影可能となると夢のようなマクロレンズとなりそうですね。実用化に期待。

参考:キヤノンEF・RFマウントで利用可能なマクロレンズ

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