2020年8月27日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開されています。「RF15-35mm F2.8L IS USM」用の特許出願と思われますが、中には14-30mm F2.8を想定したような実施例も含まれています。
RF15-35mm F2.8L IS USM
- 【公開番号】特開2020-129054(P2020-129054A)
- 【公開日】2020年8月27日
- 【発明の名称】ズームレンズおよび光学機器
- 【出願日】2019年2月8日
- 【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社- 【課題】Fno絞りとフレアカット絞りを有し、全ズーム域において高い光学性能を有する小型のズームレンズを提供する。
実施例1 実施例2 実施例3 焦点距離 15.45-33.95 16.48-33.95 14.42-29.10 F値 2.91 2.91 2.92 半画角 54.47-32.51 52.70-32.51 56.32-36.63 像高 21.64 21.64 21.64 全長 159.58-144.99 155.40-142.03 157.53-143.01 BF 14.00-32.15 14.79-32.80 14.20-29.07
実施例の数値とレンズ構成を見る限りでは「RF15-35mm F2.8L IS USM」を想定した特許のように見えます。通常の絞りに加え、フレアカッター絞りの位置も同じなのでほぼ間違いないでしょう。ISユニットが示されていませんが、特許出願では省かれることもあります。実用化された製品では「B4」のレンズ群に補正ユニットが組み込まれています。
RF15-35mm F2.8L IS USM交換レンズデータベース
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