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タムロン「50mm F2.8 VC」「35mm F1.8 VC」「105mm F2.8 VC」光学系の特許出願

2022年8月12日付けでタムロンの気になる特許出願が公開。「50mm F2.8 VC」「35mm F1.8 VC」「105mm F2.8 VC」を想定したような光学系に関する特許となっていますね。

概要

  • 【公開番号】P2022118219
  • 【公開日】2022-08-12
  • 【発明の名称】光学系及び撮像装置
  • 【出願日】2022-06-23
  • 【出願人】
    【識別番号】000133227
    【氏名又は名称】株式会社タムロン
  • 【課題】軽量、コンパクトかつ高解像な光学系及びそれを備えた撮像装置を提供すること
  • 【0003】
    動画撮影は、合焦状態を維持するためにフォーカスレンズを合焦位置の光軸前後方向に常に微小量動かす、ウォブリングと言われる作動を伴う。該ウォブリングは、常にフォーカスレンズを動かしているため、フォーカスレンズの移動による像倍率の変化が大きい場合には、画像が常に揺らいでいるように見えてしまい、非常に不自然となる。従って、動画対応のレンズに関しては、ウォブリング時の倍率変化を小さく抑えることが重要な項目の一つとなっている。
  • 【0004】
    また、動画撮影時には、被写体の動作に合わせてカメラの向きを変えたり、撮影者の移動が必要になったりする場合が多いため、像ぶれが発生しやすくなる。このため、動画撮影用の撮像レンズには、防振補正を担う防振レンズ群が備えられていることが好ましい。防振レンズ群を備える場合においても、効果的な防振補正を行うため、防振レンズ群を高速に駆動することを可能にすべく、防振レンズ群は、極力口径を小さくかつ軽量にすることが求められる。
  • 【0005】
    さらに、従来、光学像を受光して電気的な画像信号に変換する撮像センサーにおいては、オンチップマイクロレンズ等で入射光の効率的な取り込みをするための入射角度の制限があった。そのため、撮像レンズの射出瞳をある一定以上大きくして撮像センサーへの入射光束のテレセントリック性を確保することが望まれていた。しかしながら、近年の撮像センサーでは、開口効率の向上やオンチップマイクロレンズの入射角度に関する設計自由度に大きな進歩があり、撮影レンズに求められる射出瞳の制限も少なくなってきた。

実施例1

  • 焦点距離:49.9833
  • F値:2.6093
  • 半画角:23.1943

実施例2

  • 焦点距離:78.8596
  • F値:2.8545
  • 半画角:15.1336

実施例3

  • 焦点距離:104.9887
  • F値:2.8961
  • 半画角:11.4568

実施例4

  • 焦点距離:36.0396
  • F値:1.8823
  • 半画角:30.7315

動画撮影を意識した手ぶれ補正やウォブリングの制御を意識した光学系の特許となっているようですね。実施例を見ると「50mm F2.8 VC」「80mm F2.8 VC」「105mm F2.8 VC」「35mm F1.8 VC」となりそうな光学系が掲載されています。

携帯性の高い単焦点レンズはタムロン自身がF2.8 1:2シリーズとして3本のレンズをソニーEマウントへ投入しているほか、シグマがContemporary「I Series」として既に7本もリリースしています。今回の光学系を見る限りでは「F2.8 1:2」と異なるコンセプトのレンズとなりそう。今のところ本当に実用化するつもりがあるのか不明ですが、個人的には35mm F1.8や105mm F2.8に期待しています。

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