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「35mm F/2.8 Di III OSD M1:2」低価格で優れた光学性能だが決定打に欠ける

Optical Limitsがタムロン「35mm F/2.8 Di III OSD M1:2(Model F053)」のレビューを掲載。低価格ながら優れた光学性能を備えたコスパ良好のレンズと評価していますが、決定打に欠けると指摘しています。

Optical Limits:Tamron 35mm f/2.8 Di III OSD M1:2 - Lab Test / Review

レンズの紹介:

  • 最近、比較的F値の大きい「格安」単焦点レンズが流行っているようだ。数年前、このカテゴリを切り開いたのはSamyangだ。手頃な価格の(セミ)パンケーキレンズをいくつかリリースしている。
  • 続いてシグマがよりプレミアムなアプローチでレンズを投入し、2019年後半には、タムロンが20mm F2.8、24mm F2.8、35mm F2.8の3本を同じ外観の単焦点レンズとして投入している。
  • 従来、タムロンはどちらかというと中途半端な存在だったが、3本のレンズは明らかに予算重視のデザインである。

ビルドクオリティ:

  • このレンズの価格設定で、プログレードの品質を期待することは出来ない。
  • 鏡筒は、金属製のマウントをベースにとして、平均的な品質のプラスチックで作られている。
  • 驚くべきことに防塵防滴仕様だ。
  • タムロンは、一般的なレンズフードではなく、フジツボタイプのレンズフードを採用している。コンセプトとしては良いのだが、レンズよりもフードが安っぽく感じるのは否めない。
  • レンズはベトナム製、フードはフィリピン製だ。

携帯性:

  • フォーカシングに際してレンズ全長は変化しないが、外筒の内側でレンズが前後する。フォーカシング時に内筒が繰り出される代わりに、レンズを短くすることも可能だったと思う。

操作性:

  • ゴム製フォーカスリングは、高級感こそ無いものの滑らかに動作する。

オートフォーカスなど:

  • AFは繰り出し式である。このタイプのフォーカシングは、AFスピードが遅い方だが、少なくともノイズレスだ。
  • 絞り機構はノイズレスではなく、絞ると羽根を開閉している音が聞こえる。これもまた、チープな感じがする。
  • このレンズの特徴は、近接撮影ができることだ。最大撮影倍率「1:2」までピントを合わせることが可能である。

マニュアルフォーカス:

  • マニュアルフォーカスはいつものように "バイワイヤ "で動作する。精度はかなり高い。

手ぶれ補正:

  • 手ぶれ補正機構は搭載されていないが、この価格帯では当然のことだ。

解像性能:

  • すべての設定で良好なシャープネスを得ることができる。
  • 特にフレーム中央部はF2.8ですでに素晴らしい画質で、テストに使用した4200万画素センサーの解像度を超えている。中央付近はわずかに劣るが、それでも非常に良好~優れた結果だ。
  • フレーム周辺部もかなり良好だ。絞ると、全体的に少し改善され、F5.6でピークを迎える。
  • 絞った際の中央部は非常にシャープで、周辺部の画質も非常に高い。F11でも十分に使用可能だが、(高画素機では)これ以上絞るべきではないだろう。

偏心・像面湾曲:

  • テストした個体の偏心品質は良好である。
  • 像面湾曲の問題はない。

ボケ:

  • 「35mm F2.8」は単焦点レンズの基準からすると大口径とは言えないが、少なくとも近距離ではきちんと被写体分離ができる。
  • 玉ボケは、F2.8で中央部が円形となる。しかし、玉ボケの内側の描写は少し騒がしい。
  • F4まで絞っても玉ボケは円形を維持しているが、F5.6以降は角張が目立つようになる。
  • フレーム隅に向かうにつれ急速に口径食の影響が強くなり、フレーム端や隅では「キキャッツアイ(訳注:玉ボケが楕円形に歪むこと)」が目立つ。F4に絞ると、完全な円形の玉ボケとなるが、フレーム外側の玉ボケはまだ改善されていない。F5.6でさらに良くなるが、その頃には玉ボケが角ばり始めてしまう。

色収差:

  • 倍率色収差は非常に少なく、フレーム端における平均幅は0.3-0.4pxだ。あとは自動補正で何とかなる。

球面収差:

  • 記載なし。

歪曲収差:

  • RAWファイルではごくわずかな樽型歪曲収差が発生する。画像の自動補正は必要性がほとんどない。この点は20mm F2.8 OSDと24mm F2.8 OSDと比べた際の大きな違いだ。

周辺減光:

  • このようなレンズとしては予想よりもやや目立つ。
  • 自動補正を行わない場合、光量落ちはF2.8で3EVギリギリだ。絞り込んでいくと、F8で最小約1EVまでケラレを抑えることができる。
  • 自動補正を有効にすると、F2.8で1.2EVと大幅に減少する。残っている光量落ちはまだ見られるが、急激なものではない。この場合、F4以降は許容できる。

コマ収差:

  • 記載なし。

逆光耐性:

  • 記載なし。

総評

Eマウントには数多くの35mmの選択肢がある。最も分かりやすいライバルは、ソニー「FE T* 35mm F2.8 ZA」とサムヤン「AF 35mm F2.8」だ。どちらも、必ずしも優れているわけでは無いが、小型ながら、少し頑丈な印象だ。サムヤンはまだテストしていないが、かなり良好らしく、そしてよりコンパクトだ。これら2本と比べるとタムロンレンズが遥かに大きいことが分かる。

光学性能について言及すると、高品質なレンズだ。中心部のシャープネスは非常に優れている。周辺部はF2.8でも欠点が見当たらないが、絞っても真に優れた結果には至らない。歪曲収差や倍率色収差はRAWでも無視できるレベルだ。しかし、画像自動補正を有効にしないと周辺減光が非常に目立つ。
大口径単焦点レンズではないので、そもそもボケモンスターではない。玉ボケの描写は、中程度の単焦点レンズとしては問題ない程度である。

光学性能は称賛に値するが、ビルドクオリティも同等とは言えない。これは低価格のレンズであり、それを感じることができる。プラスチックパーツの使用は全く問題無いが、所有する喜びは得られない。
また、AFの遅さも気になるところだ。ただし、ある程度の防塵防滴性は確保されているので、安心して使うことが出来る。また、「1:2」までの近接撮影が可能であることを評価する人もいるだろう。

最も厄介なのは「このレンズを購入する動機」だ。通常、単焦点レンズを購入する理由は、品質が優れているから、大口径だから、あるいは何か特別な点があるからだと思う。このタムロンレンズは、低価格を除くと、そのような要素が無い。

とのこと。
価格を考慮すると非常に優れた光学性能を備えているみたいですね。さらに防塵防滴仕様とハーフマクロの撮影倍率が魅力的なレンズに仕上がっています。ただし、Optical Limitsは価格設定以外で購入の決定打に欠けると言及しています。確かに、OSD駆動のAF速度や「35mm F2.8」としてのレンズサイズは要チェックかもしれません。
私もα7 IIIと組み合わせるために購入し、確かな光学性能であると確認。やはりAF速度がイマイチなのが気になりました。ハーフマクロは便利ですが、スナップやカジュアルな撮影で使うにはAF速度が遅すぎると感じるのですよね…(ただしAF-Cを使うと少し緩和する)

タムロン35mm F/2.8 Di III OSD M1:2 Model F053 交換レンズデータベース

35mm F/2.8 Di III OSD M1:2(Model F053)
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