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シグマ56mm F1.4 DC DN X-mountレビューVol.6 周辺減光・逆光編

シグマ「56mm F1.4 DC DN X-mount」のレビュー第六弾を公開。今回はレンズの周辺減光や逆光耐性についてチェックしています。

56mm F1.4 DC DN Xのレビュー一覧

周辺減光

周辺減光とは?

周辺減光とは読んで字のごとく。フレーム周辺部で発生する不自然な光量落ちを指す。中央領域と比べて光量が少なく、フレーム四隅で露出不足となる傾向。主に大口径レンズや広角レンズで強めの減光が発生する。

ソフトウェアで簡単に補正できる現象だが、露出不足を後処理の補正(増感)でカバーするため、ノイズ発生の原因となる点には注意が必要。特に夜景で高感度を使う場合はノイズが強く現れる可能性あり。

補正無しのRAW

収差の自動補正と同じく、RAWに組み込まれたレンズプロファイルにより、Lightroomなどの現像ソフトで処理すると周辺減光が自動的に補正される。この自動処理を回避するためにRAW Therapeeを使用した現像したのが上の作例だ。ピント位置に関わらず、F1.4では影響の強い周辺減光が発生している。

最短撮影距離

Adobe Lightroom Classic CCで現像すると、以下のように絞り開放から周辺減光が少ない結果を得ることができる。これは自動補正が適用されているからであり、Lightroomでこの補正を外すことは出来ない。自動的に補正してくれるので便利だが、周辺減光が役に立つシーンもあるし、高ISO感度使用時はわずかな増感によりノイズ増の原因となる。

無限遠

最短撮影距離と同じく、自動補正が適用され、絞り開放から何の問題もなく使用可能だ。高ISO感度使用時は周辺部が若干ノイジーとなる可能性があるので気を付けたい。

逆光耐性・光条

光源中央

絞り開放はフレア・コントラストを良く抑えた良好な逆光耐性である。光源周辺のフレアはセンサー面の反射なので回避するのが難しい。絞ると隠れていたゴーストが目立ち始めるが大きな問題とはならない。

光源隅

光源を隅に配置した場合、絞り値全域で良好な逆光耐性だ。フレア・ゴーストともに良く抑えられている。

光条

F5.6付近から光条が徐々にシャープとなり、F11~F16でピークとなる切れ味の良いシャープな光条へと変化する。とても良好な光条に見え、これと言って欠点は見当たらない。

まとめ

光学的にはやや目立つ周辺減光が発生するものの、一般的にはそれを目視する機会は少ないと思う。カメラ出力のJPEGや純正RAW現像ソフト、メジャーなRAW現像ソフトは自動的に補正されるため、周辺減光が発生していると認識することも無いだろう。便利だが、周辺減光を利用して視線を中央に誘導したい場合、雰囲気を醸し出したい場合は後処理が必要となる。

できれば周辺減光の補正をオフにできる機能があると良かったが、基本的に富士フイルムXシリーズで周辺光量補正をオフにする機能は見当たらない。当然ながら富士フイルム純正レンズも周辺減光は強制的に補正される。

逆光耐性は予想していたよりも遥かに良好だったので驚いた。
そもそも56mmの狭い画角で強い光源を入れる機会は少なく、フレームに光源を入れたとしてもフレアやゴーストが良く抑えらている。もしも目立つフレアやゴーストが発生した場合、それは装着しているフィルターやイメージセンサーの反射を疑ったほうが解決の近道となるかもしれない。

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作例

オリジナルデータはFlickrにて公開。

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