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サムヤン「AF85mm F1.4 RF」はプロも満足する間違いなく魅力的なレンズ

Phototrendがサムヤン「AF85mm F1.4 RF」のレビューを掲載。手ごろな価格ながらしっかりとした光学性能とビルドクオリティのレンズと評価しています。唯一の欠点は目立つ周辺減光とのこと。

間違いなく魅力的なレンズ

Phototrend:TEST DU SAMYANG AF 85 MM F/1,4 RF MONTURE RF

レンズの紹介:

  • 2020年5月にサムヤンはAF 85mm F1.4 RFを発表した。
  • RF85mm F1.2L USMより遥かに手頃な価格である。
  • サムヤンはキヤノンRFマウントでAFレンズに対応した最初のサードパーティメーカーである。最初は2019年にAF 14mm F2.8 RFを投入している。
  • 8群11枚のレンズ構成で、4枚の高屈折レンズと1枚のEDレンズを使用している。
  • 主な仕様
    ・絞り:F1.4~F16
    ・レンズ構成:8群11枚
    ・絞り羽根:9枚 円形絞り
    ・最大撮影倍率:0.11倍
    ・最短撮影距離:0.90m
    ・フィルター径:77mm
    ・防塵防滴:対応
    ・AF:デュアルリニアフォーカスモーター
    ・重量:584g
    ・フード:取り外し可能
    ・サイズ:88×97.5mm
  • 59ドルでLens Stationを販売している。
  • 2020年10月以前のファームウェアではEOS R5やR6で動作しない。

ビルドクオリティ:

  • マットブラックの仕上がりが魅力的だ。外観はキヤノンのレンズとよく似ている。
  • プラスチック構造はシグマほどの剛性では無いが、安っぽい印象ではない。
  • 鏡筒はフォーカスリングとAF/MFスイッチのみのシンプルなデザインだ。
  • レンズフードは本体にしっかりと装着できる。
  • 防塵防滴仕様だ。

携帯性:

  • EOS Rとの組み合わせで全体的に軽く感じる。重量は583gであり、ボディよりも軽量だ。
  • 1.2kgのRF85mm F12Lよりも遥かに軽い。

操作性:

  • 幅広いフォーカスリングはファインダーを覗いた状態でも操作しやすい。
  • フォーカスリングの抵抗量はきちんとしている。
  • キヤノン純正のようなコントロールリングは存在しない。

オートフォーカス:

  • 2基のフォーカスモーターでレンズを駆動している。
  • 完全に無音では無いが目立たない。
  • 瞳検出は完全に機能する。
  • F1.4では低照度でも良好に動作する。
  • サードパーティ製レンズだが、AFに制限を感じることは無かった。

マニュアルフォーカス:

  • 記載なし。

手ぶれ補正:

  • 記載なし。

解像性能:

  • ボケは綺麗だが、シャープネスに影響は見られない。
  • 絞り開放から中央シャープネスは良好だ。F2でさらに良くなるが、まつ毛までしっかり解像するのでF1.4を躊躇することは無い。
  • 四隅は中央ほどではないが、F2.8まで絞ればとても均質でディテールのある描写となる。

像面湾曲:

  • 記載なし。

ボケ・色:

  • 滑らかな描写だ。背景をボカすのみならず、優しく繊細に描写している。
  • シグマとは対照的で、ボケは騒がしくなく、コントラストは低い。
  • キヤノンレンズと比べると、暖色寄りだ。劇的ではないが、色を一致させたい場合はホワイトバランスを調整する必要がある。

色収差:

  • 色収差は問題とならないことに驚いた。

球面収差:

  • 記載なし。

歪曲収差:

  • 多くの中望遠レンズと同じく、歪曲収差が問題となることは無い。

周辺減光:

  • F2.8未満では光量落ちがとても目立つ。
  • 2000枚の撮影で感じた欠点はここだけだ。
  • カメラで自動補正出来ないのは残念だが、簡単に後処理できる。

コマ収差:

  • 記載なし。

逆光耐性:

  • フレアが問題とならないことには驚いた。

競合レンズ:

  • EF85mm F1.8 USM:古いレンズだが人気がある。ボケは抜群の柔らかさでは無く、絞り開放ではいくらか色収差が発生する。古いレンズではあるが、説得力のある解像性能だ。低価格でおススメしやすいレンズである。
  • RF85mm F1.2L USM:大きく高価で妥協のない画質を備えたレンズである。とは言え、四隅のシャープネスがこれほど必要なのか、鼻がボケるほど大きなF値が必要かどうか検討しなければならない。
  • RF85mm F2 Macro IS STM:サムヤンとの価格差は50ユーロだ。しかし、異なる位置づけのレンズだ。光学性能はサムヤンと同じく申し分のないものだが、レンズの明るさはサムヤンほどではない。明るいレンズでは無いが、0.5倍のハーフマクロに対応し、光学手ぶれ補正も利用可能だ。防塵防滴仕様では無いので、使用環境に気を付ける必要がある。
  • EF85mm F1.4L IS USM:最も自然な比較だ。光学手ぶれ補正を搭載してより頑丈な筐体だ。サムヤンよりも良好な性能だが、重量は2倍だ。

総評

間違いなく魅力的なレンズだ。ハイアマチュアのみならず、ポートレート、結婚式やイベント写真ととってプロを満足させるものだ。F1.4、手軽さ、防塵防滴は高く評価できる。フレア耐性や色収差補正はきちんとしており、オートフォーカスは非常に良好だ。プラスチック外装とコントロールリングが無いことは残念だが、コストパフォーマンスは優れている。

とのこと。
比較的手ごろな価格の大口径中望遠ですが、良好に機能するレンズに仕上がっている模様。作例を確認しても確かに良さそうな写りですね。手持ちのAF85mm F1.4 RFの外装はアルミニウム合金だと思うのですが、Phototrendでは樹脂製と紹介されています。フォーカスリングは確かにプラスチック製と感じました。

オートフォーカスはEOS R5との組み合わせで不満と感じませんが、たまにピントを外します。シャープネスはまずまず良好ですが、絞り開放は少し周辺部がソフトかなと(主に近距離時)。球面収差が少し残っており、後ボケは比較的滑らかな描写を実現しています。少し癖のある描写と感じる場合もありますが、全体的には満足のいく光学性能です。軸上色収差も良く抑えられています。(倍率色収差は中程度です)

諸手を挙げておススメするレンズではありませんが、サードパーティ製レンズのリスクを承知で購入するのであればコストパフォーマンスは高いと思います。リスクは主に互換性。別売りLens Stationでファームウェアを最新に更新できる準備はしておきたいところ。

AF85mm F1.4 RFのレビュー・作例を集めているページはコチラ

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