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沈胴構造は万人受けしないが小型軽量な広角レンズ|NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

OpticalLimitsがニコン「NIKKOR Z 14-30mm f/4 S」のレビューを公開。まずまずの画質と良好なビルドクオリティを備え、特筆すべき携帯性の広角ズームレンズと評価。手頃な価格の広角レンズとして悪くない選択肢とのこと。

OpticalLimits:Nikkor Z 14-30mm f/4 S Review

  • 外観:Z 24-70mm F4 S とよく似たレンズ。
  • 構造:収納時は鏡筒を縮める沈胴式。金属マウントとプラスチック製の外装で、防塵防滴構造を採用する。
  • フード:花型フードが付属。
  • 携帯性:沈胴構造を展開することで鏡筒がかなり伸びる。沈胴状態から使用位置までズームリングを回して操作する必要がある。
  • 操作性:フォーカスリングはなく、フォーカス操作が初期設定のコントロールリングを搭載。
  • AF:STM駆動を採用。AFは高速かつ静かで、フォーカスブリージングも少ないため動画撮影にも適する。
  • MF:コントロールリングで操作する。
  • マクロ:最短撮影距離0.28m、最大撮影倍率0.16倍。
  • 手ぶれ補正:記載なし。
  • 解像性能:中央はズーム全域でF8まで良好。中央から外側へ向かうと低下するが、14mmでは隅まで良好な水準を維持する。最も外側のごく狭い領域では甘さが見られるものの、ズーム全域で傾向は大きく変わらない。
  • 像面湾曲:記載なし。
  • ボケ:記載なし。
  • 軸上色収差:記載なし。
  • 倍率色収差:14mmでは隅で目立ち、20mmでもやや多い。30mmでは良好に補正される。
  • 球面収差:記載なし。
  • 歪曲収差:RAWでは14mmで約6%の樽型歪曲、30mmで約2.7%の糸巻き型歪曲が発生する。デジタル補正が前提だが、補正後の仕上がりは良好である。
  • 周辺減光:14mmでは開放で大きく、補正後も目立つ。F8以降で改善し、望遠側では影響が小さくなる。補正を強めると周辺部のノイズが増えるため、補正量は抑えられている。
  • コマ収差:記載なし。
  • 逆光耐性:記載なし。
  • 光条:記載なし。
  • 作例集
  • 総評:絶賛するほどではないが、まずまずの画質。概ね良好なビルドクオリティで、防塵防滴仕様は高く評価できる。特筆すべき点は小型軽量であることだが、トレードオフとなる沈胴構造は万人受けするとは限らない。悪くない選択肢ながら、社外製レンズも要検討。
  • 競合について:主な競合はTamron 16-30mm F2.8 Di III VXD G2とNIKKOR Z 17-28mm F2.8。Z 17-28mm F2.8は旧Tamron設計で価格に見合わず、新しいTamron G2は本レンズと同程度の性能と思われる。
  • 備考

OpticalLimitsのレビューによると、ビルドクオリティや携帯性を評価しつつ、解像性能や諸収差の補正状態は指摘する部分があるようです。他のレビューと比べると少し辛めの評価。

元ユーザーの体験談として、14mm始まりの小型軽量なズームレンズとしては健闘しており、フィルターが使いやすいこと、逆光耐性が良い事など、OpticalLimitsが挙げていない長所がいくつかありました。何より、沈胴機構で24-70mm F4と同じ感覚で携帯できるのがGood。広角ズームに「F2.8」が必要なければ、面白い選択肢の一つだと思います。

NIKKOR Z 14-30mm f/4 S 最新情報まとめ

  • 発売日:2019年 4月19日
  • 初値:148,230円

2019年発売のZマウント用広角ズームレンズ。広角14mmをカバーするレンズとしては非常にコンパクトで、同社の24-70mm F4と同じような感覚で携帯・収納が可能。沈胴構造のため、使用時は鏡筒を伸ばす必要があるものの、携帯しやすい広角ズームレンズはそれだけで強みとなるはず。

NIKKOR Z S-Lineに属するレンズのため、販売価格はやや高め。ただし、防塵防滴仕様やコーティング、光学設計などは価格相応の高水準な設計となっています。

NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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