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NIKKOR Z 24-120mm f/4 S はすべてにおいてバランスが取れている

Photogrphylifeが「NIKKOR Z 24-120mm f/4 S」のインプレッション記事を公開。この種のズームレンズを使ってこなかったものの、バランスの良いZ 24-120mm F4の登場で考えを改めたとのこと。

Photogrphylife:The Nikon Z 24-120 f4 S: A Multitalented Lens

  • 写真家としてのキャリアを通じて、中倍率ズームレンズを避けてきた。その代わりに広角レンズと望遠レンズを交互に使用してきた。しかし、この24-120mm f/4は、画質からサイズまで、すべてにおいてバランスが取れている。私は考えを変えた。
  • 完璧ではないが、「十分良い」というレベルをはるかに超えており、この焦点距離の範囲で私が望む写真を効率的に撮影するのに役立っている。
  • 実際、汎用性で定評のあるZ 24-200mm f/4-6.3よりも明らかに優れていることが分かった。また、24-70mm f/4よりも少し良いと感じたが、主に、より長い焦点距離の範囲で好感が持てた。
  • このレンズは、写真家がレンズに求めるものとして考えられる限り万能だ。私の自然写真のスタイルに完璧にマッチし、他のタイプの写真でも私をサポートしてくれる。
  • ニコンユーザーである私は、ソニーやキヤノンの24-105mm f/4レンズを使ったことはないが、同様の理由で気に入るのではないかと思う。望遠端が少し伸びると非常にありがたい。

2022年1月28日発売 のZマウント用標準ズームレンズ。
7本あるNIKKOR Z 標準(域をカバーする)ズームレンズのうち、幅広い焦点距離をF4の開放F値でカバーしている便利なレンズ。他社で一般的な24-105mmよりも望遠側の焦点距離が少し長く、適度なサイズ・重量に抑えられています。

さらに、クラス最高の接写性能を備えているのが魅力的。光学手振れ補正を搭載していませんが、24-120mmであればボディ側に内蔵されたセンサーシフト式の手振れ補正で十分と言えるかもしれません。

Photogrphylifeのインプレッションでは、際立った性能ではないものの全体的に良好なパフォーマンスを発揮する模様。良好な解像性能とボケ質で、風景写真をはじめとして様々な被写体に適していると言及。APS-Cと組み合わせるのも面白そうなズーム域ですが、光学手振れ補正を搭載していないのが悩ましいところ。

私も本レンズとZ 7やZ 8と組み合わせて楽しんでいます。24mm F4のフレーム端が少しソフトですが、その他は均質的な性能を発揮。色収差は良好に補正され、歪曲収差と周辺減光はレンズプロファイルにより綺麗に補正されます。

また、逆光耐性はソニーやキヤノンの競合レンズと見比べると良好。競合他社の24-105mm F4と比べると、強みとなるのは逆光耐性と望遠側の解像性能、そして接写性能の高さ。欠点と感じる部分は少なく、お勧めしやすいレンズに仕上がっています。

NIKKOR Z 24-120mm f/4 S 最新情報まとめページ

レンズの仕様

レンズの仕様
発売日 2022年2月 初値 125,730円
マウント 35mm 最短撮影距離 0.35m
フォーマット Z 最大撮影倍率 0.39倍
焦点距離 24mm-120mm フィルター径 77mm
レンズ構成 13群16枚 手ぶれ補正 -
開放絞り F4 テレコン -
最小絞り F22 コーティング ARNEO・F
絞り羽根 9枚(円形絞り)
サイズ・重量など
サイズ φ84mm×118mm 防塵防滴 対応
重量 630g AF STM×2
その他 マルチフォーカス
付属品
レンズフード・ソフトケース

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