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ソニー α7 IV 徹底レビューVol.4 クリエイティブルックsample編

ソニー「α7 IV」のレビュー第四弾を公開。前回のクリエイティブルック編は屋内でのミニスタジオがメインだったので、今回は屋外の実写で各プリセットを撮り比べた結果を並べて公開。

α7 IV レビュー一覧

クリエイティブルック

今回は色とトーンの確認のために大量の画像を掲載しています

その1

明暗差が大きいプリセットは「ST」「PT」「VV」「FL」「BW」あたり。最初の三つは比較的変動が小さく、無難に使うことが出来るプリセットである。「IN」「SH」はフェードの影響でシャドウや中間トーンが持ち上がっている。特にSHの効果は強烈で癖が強い。VV2がSTよりも明るい仕上がりだ。

その2(青色)

「ST」~「VV2」までは安定した色合いだが、FLやINは明らかに色相が傾いている。

その3(青色)

やはり「FL」~「SH」が個性的であることが分かる。VV2は全体的に明るく写るもののシャドウの最も暗い部分には影響が見られず、明るいながら引き締まった画作りを目指しているように見える。

その4(緑・赤色)

「FL」と「IN」の色相の傾きが目立つ。個性的だが、状況によっては非常に使い辛いかもしれない。「VV2」は赤色が混じるシチュエーションでは避けたほうが良いかもしれない。

その5(ピンク色)

「VV2」は明瞭度に補正が入っているのでこのようなシーンで解像感を得やすいように見える。

その6(赤・緑色)

クリスマスっぽい鮮やかな赤色を期待するのであれば「VV」を基点として調整するのが良さそうだ。「VV2」は少し目に刺さる。「FL」や「IN」もエモいかもしれないが、やはり好みは分かれると思う。

その7(茶色)

多少の変化はあるものの、コントラスト差のほうが印象強い。敢えて言えば「VV」や「SH」の彩度が高いように見える。

その8(紫色)

この色も「FL」で露骨に色が変わるが、意外にも「IN」はまだ大人しい。「VV」「VV2」は彩度や明度に変化があるので、撮影前に仕上がりをイメージするのが難しい印象あり。

その9(濃いピンクと明るい緑色)

オリジナルが全体的に明るい場合は「VV2」が過剰な持ち上げと感じてしまう。ビビッドを使う場合は「VV」「VV2」を状況によって使い分けるのが良さそうだ。「FL」もその傾向あり、ハイライトは飛ばす方向なのかもしれない。

その10(真っ赤)

撮って出しJPEGなら「ST」が無難of無難。「PT」も似た描写だが、微妙に諧調が悪くなるように見える。後処理するなら「NT」か?「VV」は色飽和気味で「VV2」は完全に振り切れちゃってる勢い。ハイライト飛ばし気味の「FL」も少し厳しい。彩度低めの「IN」は粘るが「SH」は低コントラスト高彩度で振り切れた印象あり。

その11(真っ赤・黄色)

クリエイティブルックは黄色の色相が大きく変化しないように見える。彩度や明度の違いこそあれ、安定感のある黄色。おそらく、人肌に近い色は色相を大きく傾けない仕様なのか?

その12(鮮やかな緑)

「ST」も見栄えが良いものの、元気があるのは「VV」「VV2」あたり。「VV2」は明瞭度の補正で攻撃的なディテールとなるので、好みに応じて明瞭度を下げると良い感じ。これまで見てきた通り、ハイライトが飛び気味と感じたらパラメータを調整したり、「VV」に切り替えるのが良し。
「FL」は「VV2」の色相を傾けたような仕上がりとなるが、明瞭度補正が無いのでディテールは繊細だ。

その13(自然風景 海・空)

無難に撮影するなら「ST」でOK。後処理前提なら「NT」でも良いと思うが、コントラストはもう少し抑えたいように感じる。撮って出しで最も印象強いのは「VV」で、クリエイティブスタイルの「風景」とよく似た印象を受ける。非常に使いやすい。「VV2」はこれまで見てきたように、ハイライトや中間トーンがオーバー気味。「FL」も「VV2」と同じ傾向だが、クラシカルな描写としては適している。より低コントラストでクラシックな描写を好む場合は「IN」がおススメ。「SH」は水彩画に近い。

その14 (自然風景 渓谷)

海と同じく「VV」が活きるシーン。「VV2」はハイライトに締まりがないものの、明瞭度で細部がぎらついた印象を受ける。「FL」「IN」は個人的には好みだが、季節によって向き不向きがあると思う。冬は結構あうかもしれない。「SH」はアニメーションのような写りとなる。これはこれでアリ。

その15(猫)

記録写真なら「ST」で、あとは好みの問題と感じた。敢えて言えば、シルエットを強調したい場合にハイライトとシャドウのコントラストがしっかりとしている「VV2」「FL」の印象が強い。

今回のまとめ

基本は「ST」~「VV」あたりを使って撮影するのがおススメ(特にこだわりが無いなら、後処理前提の「NT」は避けたほうが良い)。「FL」「IN」「SH」は個性的で使っていて面白いものの、後から見直した際に味が強すぎると感じるかもしれない。プリセットを調整するパラメータも豊富にあるので、まずは基本形を自分好みにカスタマイズ。

残念ながらα7シリーズは撮影後のRAW現像に対応していない。現地で調整するか、事前にImaging edgeを使って仕上がりを確認しながらカメラの数値を調整するしかない。

クリエイティブスタイルと比べると柔軟性があり、使ってみたいと思うプリセットが増えたと感じる。状況によって適したプリセットが異なるので、素早く切り替えられるようにダイヤルに割り当てておくのが良いと思う。(私は右肩のFnダイヤルに配置している)

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カメラのおさらい

カメラの特徴

  • 商品ページ/仕様表
  • データベース
  • 管理人のFlickrアルバム
  • 発売日:2021-12-17
  • 売り出し価格:296,010円
  • イメージセンサー:
    ー有効画素数:約3270万画素
    ーローパスフィルタ:あり?
    ー裏面照射型:対応
    ー手ぶれ補正:5.5段分
  • プロセッサ:BIONZ XR
  • AF:
    ーAF方式:ハイブリッド
    ー測距点:759点
    ーカバーエリア:約94%
    ー検出機能:瞳AF(人間・動物・鳥)
  • 動画:
    ー4K:~60p(Super35mm)
    ーFull HD:~120p
  • ファインダー:0.5型 369万ドット OLEDパネル
  • モニター:3.0型 104万ドット バリアングルモニタ
  • 通信機能:2.4/5GHz Wi-Fi・Bluetooth 4.1 LE
  • 対応メディア:CFexpress A・SD UHS-II
  • バッテリー:NP-FZ100
  • サイズ:131.3×96.4×79.8mm
  • 重量:658g

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