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使い方を理解していれば満足のいく結果|NIKKOR Z 40mm f/2

OpticalLimitsがニコン「NIKKOR Z 40mm f/2」のレビューを公開。NIKKOR Z レンズとしては非常に低価格で、レンズの特性や使い方を理解していれば十分な結果が得られると評価。

OpticalLimits:Nikkor Z 40mm f/2 Review

  • 外観:標準モデルとSEモデルの2種類がある。SEモデルは外観デザインが異なるが、光学系は同一。
  • 構造:マウント部を含めたオールプラスチック構造。高級感は強くないが、ある程度の耐候性を備えている。
  • フード:別売り。専用フードの同梱はない。
  • 携帯性:全長45.5mm、最大径70mm、重量170g。小型軽量で携帯しやすい。
  • 操作性:操作部はフォーカス/コントロールリングのみ。AF/MF切替スイッチはない。
  • AF:ステッピングモーター(STM)によるAFを採用。動作は素早く静か。
  • MF:記載なし。
  • マクロ:最短撮影距離は0.29m、最大撮影倍率は0.17倍。
  • 手ぶれ補正:記載なし。
  • 解像性能:F2では中央部の画質は良好だが、周辺や隅では明らかに低下する。F2.8まで絞ると改善し、F4~F5.6では周辺や隅も良好になる。さらに絞ると回折の影響が現れる。
  • 像面湾曲:記載なし。
  • ボケ:F2の大口径により、多くの状況で適度に浅い被写界深度を得られる。玉ボケはF2ではほぼ円形だが、F2.8では円形から外れ始め、F4では9枚の絞り羽根の形状が目立つ。画面全体ではF2でも円形を維持し、背景のぼけはピント移行部で滑らか。
  • 軸上色収差:色収差による紫や緑のにじみが見られる。F2では目立つが、絞ると減少し、F4ではわずかに残る程度になる。
  • 倍率色収差:F2では平均1.6ピクセル幅とやや目立つ。絞ると減少し、中間絞りでは約1ピクセル幅に収まる。
  • 球面収差:絞り開放ではピント位置が後方へ移動するフォーカスシフトが見られる。
  • 歪曲収差:RAWではわずかな樽型歪曲が発生。オート補正を有効にすると完全に補正される。測定値は-0.66%。
  • 周辺減光:F2ではRAWで2.7EVと大きい。F2.8まで絞っても1.45EV残り、F4で1.13EV、F5.6で0.90EV、F8で0.68EVまで減少する。
  • コマ収差:記載なし。
  • 逆光耐性:特定条件では奇妙な現象が発生する。レンズ後方のマウント付近に配置されたフレアカットに関連すると考えらる。
  • 光条:記載なし。
  • 作例集:田園風景、樹木、石畳、建築物、橋、工場、植物など。
  • 総評:低価格の標準単焦点レンズである一方、F2では周辺や隅の画質低下、色収差、周辺減光が見られる。開放ではボケを得やすく、AFは素早く静か。光学性能については、標準単焦点としてやや平凡。見事なレンズとは言えないが、使い方を理解していればまずまずの結果が得られる。
  • 競合について:Viltrox AF 40mm F2.5はより安価な選択肢。より高品質な製品を求める場合はViltrox AF 55mm F1.8 EVOが候補となり、さらに手頃な選択肢としてTTArtisan 40mm F2や7Artisans 40mm F2.5、Meike AF 55mm F1.8 Proなどが挙げられている。
  • 備考:

OpticalLimitsによると、S-Lineのような抜群の光学性能ではないものの、絞った際の解像性能や近距離時の柔らかいボケが得られるようです。

球面収差が残存しているため、接写時は開けてふんわり、離れる場合は絞ってキリリの描写が楽しめそうです。フォーカスシフトを指摘していますが、ニコン機の初期設定であればF5.6まで実絞り測距となるはず。(=F2のMFでピントを固定しない限り、フォーカスシフトの心配はない)

私もZ 7やZ fcと組み合わせていました。印象としてはDustin Abbottのレビューとほぼ同じ。接写時の収差変動が強く、解像性能は期待できませんが、滲むような滑らかなボケを得ることができます。一方、撮影距離が長くなるとボケが騒がしくなるので絞って使ったほうが良いかもしれません。光学性能を追求するとZ 50mm F1.8 Sがおススメですが、一周回ってZ 40mm F2くらい肩の力を抜いた携帯性の良いレンズが面白いと感じる人もいるはず。

ニコン NIKKOR Z 40mm f/2 最新情報まとめ

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2026年現在、NIKKOR Zシリーズの中では最も手ごろな価格のレンズ。外装/マウントはプラスチック製で、光学設計もNIKKOR Zとしては妥協点が多い。しかし、携帯性の高さと使い勝手の良い焦点距離、F2の開放F値は魅力的と言えるでしょう。

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