このページではソニー「FE 24mm F2.8 G」に関する情報を収集しています。
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最新情報
- 2021-03-23:正式発表されました。
4月23日発売予定
市場推定価格:79,000円前後(税込)
予約販売の受付は3月30日(火)10時より開始 - 2021-03-23:ソニーが「FE 24mm F2.8 G」を3月23日発表と噂されているので専用の情報収集ページを作成しました。ハーフマクロではありませんが、絞りリングとAFLボタンは良いですね。
レビュー
参考サイト
- 国内公式
- 海外公式
- 特許情報
- DPReview
・速報 - ePHOTOzine
(抄訳記事) - IMAGING RESOURCE
- Lenstip
(抄訳記事) - Lesnumeriques
(抄訳記事) - PhotographyBlog
(抄訳記事)
購入早見表
レンズデータ
レンズ仕様
- レンズ構成:7群8枚
- 開放絞り:F2.8
- 最小絞り:F22
- 絞り羽根:7枚(円形絞り)
- 最短撮影距離:0.24m(AF)・0.18m(MF)
- 最大撮影倍率:0.13(AF)・0.19(MF)
- フィルター径:φ49mm
- レンズサイズ:φ68×45mm
- 重量:162g
- 絞りリング
- AF/MFスイッチ
- AFLボタン
- リニアモーター駆動
- 防塵防滴
- 金属外装・金属フード
- 599ドル
- 5月中旬?下旬発売予定
MTFチャート
レンズ構成図
関連レンズ
- FE 24mm F1.4 GM
- 24mm F3.5 DG DN
- 24mm F1.4 DG HSM
- 24mm F/2.8 Di III OSD M1:2
- AF 24mm f/2.8 FE
- Loxia 2.4/25
- Batis 2/25
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サイズ比較
海外の評価
Lenstip
レンズの紹介:
- ソニーは50mm F1.2を発表した1週間後に24mm、40mm、50mmのコンパクトなGシリーズレンズをラインアップに追加した。
- これらはすべてコンパクトで頑丈なレンズに仕上がっており、同じフィルター径、モード駆動で動作する。
- 同じサイズの筐体にレンズを詰め込むことが最優先だったらしく、24mmは40mmや50mmと比べてF値が少し大きい。
ビルドクオリティ:
- 直径20mmの後玉はマウント付近に固定されている。
- レンズ内部は反射防止処理がほどこされ、電子部品などはレンズ越しに見ることが出来ない。
- 外装はアルミニウム製だ。
- 製造国は中国である。
- 11mm幅の絞りリングはリブ付きでしっかりとつかむことが出来る。1/3段ごとに戻り止めがあり、それを解除することも可能だ。
- 幅8mmのゴム製フォーカスリングはピント全域を操作するのに160度ほど必要だ。適切な精度で操作することが出来る。
- 前は直径わずか19mmだ。
携帯性:
- とても軽量なレンズだが、サムやんのようなプラスチッキーな外装ではない。
- シグマやタムロンと言ったライバルよりもコンパクトである。
操作性:
- 記載なし。
オートフォーカス:
- α7R IIIと組み合わせた際はノイズレスでとても高速に動作する。
- ピント全域を0.3?0.4秒で移動する。
- 精度は良好でピントのずれは見られない。
マニュアルフォーカス:
- 記載なし。
手ぶれ補正:
- 記載なし。
解像性能:
- α7R II・R IIIのRAWファイルに基づいて測定している。
- 良像の基準値は39?41lpmmだ。
- 最高の単焦点レンズで70lpmmを超えることがある。
- シグマ「105mm F2.8 DG DN」の80.4lpmmや「65mm F2 DG DN」の82.7lpmmがこれまでの最高値だ。
- 中央は絞り開放から64lpmmとなり、絞ると70lpmmを大きく超える。40mm F2.5 Gよりも少し弱いのは確かだが、基本的に70lpmmを超えたら選りすぐりの解像度を持つといえる。
- タムロンやサムヤンの競合モデルと比べて優れた中央解像だ。ただし、価格に倍ほど差があることを忘れてはならない。
- フレーム端では結果が大きく異なる。絞り開放で最良の結果となり、絞っても改善することがない。これは非常に稀なケースだ。それでもAPS-C領域はきちんとした画質だ。F2.8からF11まで完全にシャープな描写だ。
- フルサイズ四隅はさらに問題が悪化し、F2.8-4で良像の基準値にぶつかり、F5.6以降は良像を下回る結果となる。
- フレーム全域でシャープな描写を楽しみたい人はあまり絞らないほうが良い。
像面湾曲:
- 記載なし。
ボケ:
- 目立つ玉ねぎボケは見当たらないが、ボケの縁取りが少し見られる。
- 口径食はF2.8で目立ち、2段絞っても残っている。
色収差:
- 軸上色収差の問題は見られない。
- 倍率色収差は絞り開放で中程度だが、絞ると急速に拡大して高い数値となる。
- このカテゴリははるかに安価なタムロンよりもはるかに悪く、サムヤンよりも少し悪い結果だ。
球面収差:
- 完璧な補正状態ではないが、特に大きな問題となることはないだろう。
歪曲収差:
- デジタル補正後のJPEGは完璧だ。フルサイズでもわずか-0.36%の糸巻き型に抑えられている。
- RAWではAPS-Cでも-3.94%とかなり目立つ歪曲収差を示しているが、フルサイズの-8.62%と比べれば大したものではない。
- ライバルと見比べても特に見栄えが悪い。タムロンも-5.89%と目立つが、ソニーの結果よりもはるかに良好だ。サムヤンは最も良好に補正されている。
周辺減光:
- フルサイズのF2.8では-2.75EVと非常に重い光量落ちが発生する。
- F4で-2.16EVまで緩和し、F5.6で-1.89EVとなる。
- F16でも-1.17EVと目に付く光量落ちが残る。
- このカテゴリの結果はタムロン24mm F2.8 Di IIIとよく似ている。
コマ収差・非点収差:
- APS-C領域のコマ収差はとても良好に補正されている。
- フルサイズの隅では収差の影響を見つけることができる。しかし、それほど目立たず、1段絞ると明らかに改善する。このカテゴリはライバルと同程度だ。
- 非点収差は5.6%と小さく、ケチの付けようがない。
逆光耐性:
- 広角レンズは逆光で問題が発生しがちだが、このレンズはとても良好だ。
- フレアはほとんど発生しない。ライバルよりもはるかに優れ、拍手喝さいの逆光耐性だ。
総評
ソニーが発表した3つの新モデル「24mm」「40mm」「50mm」の中で、このレンズがおそらく最も設計が難しかったと思う。しかし設計者の苦労の末、優れた中央解像性能と逆光耐性を獲得していることが判明した。しかし、いくつかの欠点もみられ、「24mm F2.8」の需要が少なく、700ユーロの価格設定がこのレンズの人気に歯止めをかけるだろう。予算が限られている場合はタムロンやサムヤンなどを検討することが出来る。確かにソニーほどシャープではないが、ソニーと比べてほぼ半値だ。
しかし、我々はこのまとめを悲観的に終わらせたくはない。よくまとまった効果的なレンズであり、もしあなたがこのレンズを購入することを決めたなら、本当にシャープな写真で報われることは間違いない。
- 長所:
・頑丈な防塵防滴仕様の外装
・とても良好な中央画質
・実用的なAPS-C領域の画質
・軸上色収差の補正がとても良好
・非点収差がわずか
・APS-Cで穏やかな周辺減光
・逆光耐性が優れている
・高速かつ静かで正確なAF - 短所:
・倍率色収差
・フルサイズでの周辺減光
・RAWの大きな歪曲収差
・法外な価格設定
Digital Camera World
Digital Camera World:Sony FE 24mm f/2.8 G review
レンズの紹介:
- 同時発表となった24mm F2.8・40mm F2.5・50mm F2.5はほぼ同じコンパクトなレンズ群だ。
- 小型軽量で良好な携帯性を実現しており、Vlogやトラベルレンズに最適だ。
- 小型軽量ながらパフォーマンスと汎用性にも重点を置いて設計されている。
ビルドクオリティ:
- レンズフードは40mmや50mmのようなフジツボタイプではなく円筒形だ。
- それなりに軽量だが良くできたレンズである。
携帯性:
- このレンズで最も特徴的なのはサイズだ。このレンズと同等となるのはFE 35mm F2.8 ZAとFE 28-60mm F4-5.6くらいだろう。
操作性:
- 小型軽量なレンズだが、絞りリングを搭載しているのは素晴らしい。さらに動画撮影時は無段階絞りで利用することが出来る。
- 併せてフォーカスホールドボタンまで搭載している。
- コントロールはタイトでしっかりとしている。
- フォーカスリングにピント位置表示が無いのは残念だ。被写界深度表示も見当たらない。
オートフォーカス:
- デュアルリニアモーター駆動を採用し、高速かつ静かなAFを実現している。
- オートフォーカス性能はトップクラスだ。
マニュアルフォーカス:
- 記載なし。
手ぶれ補正:
- 記載なし。
解像性能:
- 中央は非常にシャープだが、絞ってもフレーム端では低下する。決して悪くないが、このような野心的な光学設計に期待するほどの結果ではない。
- 絞り開放からF11まで抜群のシャープネスだ。
- 周辺や四隅はそれほど見事な結果では無いが、これは平面的なチャートを近距離で撮影しているので予想された結果だ。
像面湾曲:
- 記載なし。
ボケ:
- 記載なし。
色収差:
- 予想通りであり、素晴らしい結果だ。実写で色収差が目立つことは無いだろう。
球面収差:
- 記載なし。
歪曲収差:
- カメラ出力のJPEGでは直線的に見えるが、これはデジタル補正によるものだ。未補正のRAWには強い樽型歪曲が残っている。
- 未補正の収差が大きいのでそのまま使うことは出来ない。
周辺減光:
- 記載なし。
コマ収差:
- 記載なし。
逆光耐性:
- 記載なし。
総評
ソニーFE 24mm F2.8 Gは、ケチのつけようがない設計だ。小さく軽く、動画撮影時には絞りリングを無段階で操作することができ、AFは速くて滑らかでとても静かだ。本当によくできていると感じる。しかし、未補正の状態では大きな樽型歪曲があり、多くの最新のレンズと同様にデジタル補正を設計の一部として依存しているのは残念だ。
- 長所:
・小型軽量
・滑らかで静かなAF
・クリック解除可能な絞りリング - 短所:
・24mm F2.8としてはとても高価
・未補正の樽型歪曲
・端のソフトな描写
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